今回ゴーイングが映画のために書き下ろした新曲「愛なんて」は、今年11月に全国公開される仲里依紗主演の映画「ハラがコレなんで」の主題歌。満島ひかり主演映画「川の底からこんにちは」など独自の作風で注目を集める奇才・石井裕也監督によるこの新作は、仲里依紗演じる義理人情溢れる妊婦が人助けに奮闘する“ヒーロー”物語。本年度日本アカデミー賞新人賞受賞の仲里依紗とロッテルダム国際映画祭や香港国際映画祭など世界的にも賞賛を受ける石井裕也監督との若い才能のぶつかり合いが映画界では既に話題となっている作品。
作詞・作曲を手掛けたゴーイング松本素生のコメント(下記掲載)にあるように作品の持つパワーと監督とのディスカッションで生まれた主題歌「愛なんて」は、映画に流れるスピリットを研ぎ澄まされた歌詞とメロディーで表現し、聴き者の魂にエモーショナルに語りかけるミディアム曲。 映画「ハラがコレなんで」の今秋公開とともにゴーイング初の書下ろし映画主題歌を是非とも期待しよう。
<松本素生(GOING UNDER GROUND)コメント>
「主題歌の話しを頂いたのが確か今年の2月。監督の要望は「映画を観た上での書き下ろしにして欲しい」との事でした。そして3.11の大震災が東北を襲い日本中に暗い影を落としました。正直、「作曲どころじゃないのでは?」と自分自身を見失う瞬間が何度もありました。そんな中「ハラがコレなんで」を観ました。優しくて、おかしくて、力強くて、ぽっかり空いてしまった俺の心を埋めてくれる素っ晴らしい映画でした。そして石井監督とゴーイングで書いた「愛なんて」。この曲は、この映画の主題歌でもありますが、俺達の魂でもあります。」