東野圭吾とデビュー25周年同士のスペシャルコラボ決定!

 人気作家・東野圭吾が初めて“恋愛”をテーマに執筆したことで話題を呼んだ120万部突破のベストセラーを映画化した「夜明けの街で」のテーマソングを“久保田利伸”が歌うことが決定。今年は久保田、東野ともにデビュー25周年というアニバーサリーイヤーであり、どちらも勢力的なリリースが続く中でのコラボとなった。

 この映画は、岸谷五朗×深田恭子という豪華キャストによる恋人たちの街=横浜を舞台にした大人のラブストーリーで、幸せな家庭と会社での安定した地位に恵まれた主人公・渡部(岸谷)がある秘密を抱えたミステリアスなヒロイン・秋葉(深田)と出会い、甘く残酷な不倫の恋におぼれていくという内容である。そんな大人の恋心を歌いあげてほしいと映画スタッフがオファーしたのが久保田だった。そして、久保田の長年頭の中で温めてきたアイデアと映画のテーマ曲が必要としていたイメージがリンクしたことから制作に至り、『声にできない』という許されぬ恋の切なさを描いた楽曲が誕生した。

 久保田も「長きに渡って愛して頂いている僕の代表作「Missing」と同じ世界観の曲を制作してみようとここ数年アイデアを固めていましたところ、映画のお話を頂きました。曲の構想を提案したところ、監督含めスタッフの皆様が曲のテーマが映画にぴったりだと惚れ込んで下さり、制作に取り掛かりました。映画のイメージを膨らませ、監督からのリクエストだった英語でまずは歌い、更に触発されるように日本語歌詞曲も完成させ、二つの「声にできない」が生まれました。どちらも大好きです。」と自信のコメント。

 当初「テーマ曲は英語の楽曲がいいだろう。」と考えていた監督ほか映画スタッフも英語・日本語の両バージョンを支持し、急遽エンディングに日本語歌詞をミックスしたオリジナルの英語バージョンを使用することが決まった。このバージョンでのリリース予定はなく、聴けるのは映画でのみとなる。また、すべて英語で歌った「声にできないEnglish Ver.」は、久保田利伸のニュー・アルバム「Gold Skool」(8月3日発売)に収録される。