「こんな時だからこそ、うた声で人々に勇気と感動を届けたい」
節電の大切さを伝えながら、そんな気持ちを形にしようとするアーティスト、それが7月13日にシングル「つぼみ」でデビューする注目のシンガー“安田奈央(やすたなお)”だ。彼女が企画し開催を予定するイベントが、明かりをつけずに、暗闇の中で行うライブ、題して「Voice in the dark」。
これは見えないことで、純粋に彼女の“うた声”だけを聴き感じることができるイベント。不便に感じるはずの節電。それをあえて明かりを消した暗闇で歌い、うた声を最大限感じてもらうための仕掛けとしたのがユニークだ。節電というと、我慢や規制ばかりを想像しがちだが、こうやって前向きに楽しんでやる節電もあるのだ。
安田は、昨年代々木第一体育館に15.000人を集めた巨大ファッションイベント「Girls Award 2010」に出場。北海道から沖縄まで全国から募集されたオーディションで、最終審査2.000人の中から見事グランプリに輝き、「うた声全国ナンバー1」になった。自らの喉でデビューの道を切り開いた、天才女性シンガーだ。そのうた声には力強さと儚さが混在し、全国1位だけあって聴くだけで鳥肌モノ。無料開催される「Voice in the dark」への参加方法は、彼女のデビューシングルに封入されているらしいので、チェック。
本人は、相当の美人であるとの話もあり、暗闇で顔が見えないのは、「もったいない!」という声も?!
デビュー曲「つぼみ」は明るく力強いメロディアスなミッドチューン。“歌手になる”という夢に向かって、努力してきた自分自身を“つぼみ”に例えて表現したデビュー曲にふさわしい自己紹介ソング。夢をつかもうとする彼女が歌うからこその思いが、聴く者の心にも響き、そして一歩踏み出す勇気を与えてくれる。デビュー直前の彼女はまだ、小さな“つぼみ”かもしれないが、そこには熱いメッセージが込められている。
暗くなりがちなこの時代に、一筋の光をあてるような彼女のうた声に目が離せない。
◆「つぼみ」single
2011年7月13日発売
UMCK-5336
¥1,000(税込)