TAKUYA∞、大学講師に!?

 UVERworldのボーカルTAKUYA∞が、11月17日(水)近畿大学で行われた大学生向けフリーペーパー【College LINE】が運営するトークイベント【LECTURE CARAVAN】に出演した。

 「夢するチカラ」と題された同トークイベントは、来週11月27日(土)に初の東京ドームワンマンライブを行うUVERworldが、地元滋賀県のライブハウスからスタートした、炊飯器を持参してライブハウスでお米を炊いて“ふりかけ”だけでご飯を食べていた“貧乏時代”や、ツインボーカルの一人の脱退によるバンドの解散危機や、2ndシングルになった「CHANCE!」の誕生、そしてその曲がつかんだ2005年のメジャーデビュー、2008年の日本武道館ワンマンライブなど、その活動の“夢の軌跡”をたどった体験談などを、司会でFM802のDJ:浅井博章とともに近畿大学の学生約150名を前に語った。

 TAKUYA∞は「日本武道館でのライブは夢でしたから、感慨深かったです。テレビとかメディアに出るようになると、ミュージシャンなのか?という疑問があって、日本武道館でライブをしないと自分たちをミュージシャン、アーティストと呼んではいけない気がしたんです。」と2008年の日本武道館ライブの熱い思いを語った。

 「10日後に迫ってきてますが、東京ドームはどう?」という浅井からの質問に、「決まった時は、もうめちゃくちゃ怖かった。でも、今回のライブに向けては、準備が万端なんですよ。この間、あるアーティストの方の東京ドームライブを見に行ったときに、お客さん、ステージ、この曲やあの曲をやって、などすべてイメージができて、今はもう興奮しています。」と初の東京ドームに向けての自信をのぞかせた。

 ショーの締めくくりにTAKUYA∞は、「俺たちもまだまだ夢の途中で、偉そうなことは言えないけど、20歳で歌い始めて、10年間バンドを続けてきて東京ドームでライブが出来るところまで来られた。綺麗事なんかは言えないけれど、夢に破れた仲間たちはいっぱいいたし、いろんな挫折をしている人たちも見てきた。一貫して言えるのは、みんな途中で諦めてしまった。俺たちは、好きな音楽を諦められなかった。諦められなかった結果いろんな夢を体験できた。一つ追いかけるものを見つけるのはすごく難しいと思うけど、すごく素晴らしいことだと思うので、みんなも何か一つでも見つけられたらいいと思う」と話すと、深夜から行われる東京ドームのリハーサルのために、足早に東京へと戻った。

 UVERworldは、11月24日に東京ドームワンマンライブでの1曲目に演奏をすると公言している曲「NO.1」をリリースする。「過去の曲に頼ったライブではなく、今の自分たちを表現したい」というコンセプトで制作されたこの曲もまた、「夢」がテーマになっている。

◆「NO.1」single
2010年11月24日発売
初回生産限定盤(CD+DVD) SRCL7439-40 ¥1,529(税込)
通常盤(CD) SRCL7441 ¥1,223(税込)