愛する人と結ばれることが許されなかった時代に、運命に望み愛を貫いた二人を描いた究極のラブストーリー映画「雷桜」。将軍の血を引く宿命ゆえに、心に病を抱えてしまった男・斉道(なりみち)を岡田将生。一方、山奥深くで生まれ育ち、本能のままに生きてきた自由奔放な女・雷(らい)を蒼井優が演じ、監督は繊細な心理描写に定評のある廣木隆一というこの秋一番の話題作だ。
そして、この映画の主題歌として決定したのが、今年4月にデビューしたばかりの女性新人シンガーソングライター・舞花の、10月20日にリリースされる新曲「心」。この度、舞花の歌声が廣木隆一監督の耳に偶然とまり注目されたのがきっかけで、映画の世界観と舞花の声色がマッチしていると監督自ら主題歌に推薦し、この大抜擢に繋がった。
また、そのコラボレーションは映画だけにとどまらない。なんと主題歌となった「心」のミュージッククリップに、映画の主演である岡田将生と蒼井優の2人が出演。加えて、映画「雷桜」を手がけた廣木監督が同作品の監督にも臨んだ。映画のシーンを多用するミュージッククリップは数多く存在するが、映画監督ならびに主演の2人が勢ぞろいし撮り下したというのは、前代未聞と言えるだろう。
現代版「雷桜」のイメージで2人による爽やかなラブストーリーが繰り広げられる内容のこの作品。撮影は丸1日掛かりで行われたが、終始雰囲気は明るく、笑いの絶えない現場となった。作品内では「心」の歌詞を口ずさむシーンもあり、撮影ですべてのサビを歌いきった2人は主題歌「心」にすっかり慣れ親しんだ様子だった。このスペシャルコラボが実現したミュージッククリップは、8月下旬に公開が予定されている。
◆「心」single
2010年10月20日発売
初回限定盤 CD+DVD UPCH-9598 ￥1,500(税込)
通常盤 CD UPCH-5673 ￥1,000(税込)
渋谷すばる
