懐かしさと幻想が溶け合う新曲「宵祭り」のリリックビデオ公開!

 令和のポップキラー・友成空 (トモナリソラ) が、新曲「宵祭り」をリリースした。

 

 本楽曲は、2024年7月にデモ音源がSNSで先行公開されて以降、和装やお祭り、花火、日本の田舎風景といった世界観とともに、さまざまなユーザー投稿が広がりを見せていた楽曲。そのフル尺版のリリースを待ち望む声が多数寄せられる中、ついにリリース日を迎えた。

 

 懐かしい記憶と、大切な人への想いにそっと火を灯す“宵祭り”。夜空に咲く花火、遠くから響く祭囃子、虫の声。裏山のダイダラボッチや河童が息づく川といった日本の原風景に、聴く人それぞれの思い出が静かに重なっていく。和の旋律と夏の音色に、情景と心情がにじむ詩を重ねたこの楽曲は、やさしく心を揺らす仕上がりとなった。

 

 友成空にとっても、長くリリースを待ち望んできた一曲であり、「約一年をかけて、自分自身や周りの夏の記憶を少しずつ織り込みながら、まるで『里帰り』するような気持ちで育てた一曲です」とコメントしている。

 

 そして、リリックビデオが公開。イラストレーター・ととりかによる繊細であたたかな描写と、動画クリエイター・椎柚あげによる余白を感じるアニメーションが、“逢いたい人”を想う楽曲と呼応し合い、心の奥にそっと火を灯すような情景が広がる映像作品に仕上がっている。

 

 縁側、川辺、裏山に息づく不思議なものたち。日本の田舎の原風景と、誰もの心の中にある“ふるさと”の記憶が重なり合うような美術と質感が、楽曲の世界と溶け合い、淡い余韻を残す。「宵祭り」は、夜空に咲く花火、遠くから響く祭囃子、野に響く虫の声など、幻想的で情緒あふれる夏の宵を舞台に、“逢いたい人”を想う気持ちを描いた作品。映像と詩が呼応しながら、見る人それぞれの記憶や情景とやさしく交差する、切なくも美しい映像体験となっている。

 

 

 なお、代表曲「鬼ノ宴」でストリーミング累計1.5億回を突破。「睨めっ娘」も4,000万回超えを記録するなど、リリースごとに存在感を増してきた友成空。今作「宵祭り」も、さらなる広がりを予感させる一曲となりそうだ。

 

<友成空 コメント>

幅広い年齢の方に届く夏の曲をずっと作りたくて、今回の楽曲は「鬼ノ宴」「睨めっ娘」の流れを汲みつつ、より開けた世界観を意識して仕上げました。1番は昨年の夏に、2番は今年の春に完成。約一年をかけて、自分自身や周りの夏の記憶を少しずつ織り込みながら、まるで「里帰り」するような気持ちで育てた一曲です。日本の夏ならではの、生き生きとした輝きの中にふと漂う哀愁や非現実感を、歌詞とサウンドに込めました。

 

リリックビデオは、ととりかさんの優しい光に満ちたイラストとアニメーションで構成され、初めて観ても懐かしさを覚える映像に仕上がっています。「夏の宵」の空気が、美しい色彩と構図で描かれています。この曲と映像から、あなたはどんな夏の物語を思い浮かべるでしょうか。

 

<イラストレーター:ととりか コメント>

初めて楽曲を聴いたとき心に浮かんだのは、懐かしさを感じる田園の風景と、久しぶりにそこへ帰っていけるようなわくわくとした気持ちでした。

今回の映像では、移ろう時間の中で変化する光や色彩、夏祭りの記憶を呼び起こす花火、そして友達のように帰りを喜んでくれる妖怪たちを描いています。

映像を通して、楽曲がもつ郷愁や温かさを、より深く感じていただけたら嬉しいです。

 

ニュース提供:エイベックス・グループ