昨年1月にリリースされた楽曲「3%」がSNSで大きな話題となり、サブスクのバイラルチャート最高3位にランクイン、全国放送のTV出演や各媒体の10代・20代が選ぶ次世代アーティストに度々選出、初めてのツアーは全公演SOLD OUTと、破竹の勢いのシンガーソングライター・さとう。が、昨年8月のフルアルバムに続き、早くもミニアルバムのリリースが決定した。
2025年3月12日にリリースされるミニアルバム『とあるアイを綴って、』には、放送中のTVアニメ『花は咲く、修羅の如く』エンディング主題歌「朗朗」を含む全6曲が収録される。同アニメは『響け!ユーフォニアム』の武田綾乃原作で高校の放送部を舞台にした青春ストーリーが描かれており、放送前から話題を呼んでいた。第1話が放送されると、ストーリーとシンクロした世界観の「朗朗」もSNSで評判となり、早くもCD化を望む声が聞かれた。
これまではアコギ弾き語りの楽曲のみがリリースされていたが、「朗朗」はアレンジャーに関口シンゴを迎えた初のバンドアレンジとなっており、今回のミニアルバムにもバンドサウンドがふんだんに盛り込まれているという。
ライブではすでに定番となりファンから音源化が待たれていた「アマレット」や「点滅する」など、さとうの歌の持ち味でもある儚くも美しく、危うささえも感じる蒼い感情が閉じ込められたような楽曲も収録される。
さとう。のピアノ演奏とCelloとのDuo編成アレンジや、バンド編成による同時レコーディングなど、サウンド的にも新しい試みに挑戦しており、さとう。の歌の新たな魅力を感じられる作品となっている。
そして、「朗朗」のMVがさとう。のYouTubeチャンネルにてプレミア公開されることも決定した。MVは、さとう。の母校である中伊豆中学校で撮影。学校は今年3月で閉校を迎えることが決まっており、校舎も取り壊される予定だという。思い出深い学び舎を舞台に、エキストラには実際の在校生に参加してもらい、アニメともリンクした「思いを届ける、思いを繋ぐ」をテーマに、さとう。の数々のMVを手掛ける吉田ハレラマ監督によって撮影された。
3月にはミニアルバムを携えた初のバンド編成となる東名阪ツアー『朗朗、その声だけを頼りに』の開催も決定しており、ベースにモノブライトの出口博之、ドラムにはフリーザックとしても知られるZACKという強力なリズム隊が参加することが追加アナウンスされた。ミニアルバムに収録される新曲以外もライブアレンジが施されたステージになるという。
チケットは現在先行抽選がスタートしている。激情と慈愛に満ちた魂を揺さぶる歌声と、それを支えるバンドサウンドを是非ライブ会場で体感してほしい。
ニュース提供:キングレコード