自身3枚目となるオリジナルアルバム『SEE YOU THERE』発売決定!

 2024年8月14日、2年7ヶ月ぶりとなる自身3枚目のオリジナルアルバムを発売することが発表となった。

 

 アルバムタイトルは『SEE YOU THERE』(あの場所で会おう)。前作『Next Destination』がリリースされたのが2022年1月。リリース時期はコロナ禍真っ只中でのリリースで、困難な状況が続く日々だったが、木村からのメッセージとして「こんな困難な時だからこそ、みんなで次の目的地を探そう」といった意味を込めて、アルバムがリリースされた。さらにライブでは声出しができない中、会場に来てくれてたファンと共にどうすれば声が出せない状況でもライブを楽しんでもらえるかを模索しながらもライブを実施した。

 

 そんな苦難の時を経て、今作のアルバムに込めた想いはファンを第一に想ってつけたタイトルになっている。「SEE YOU THERE(あの場所で会おう)」はどんな逆境が待っていても常にブレることなく、ファンのことを第一に考え、そしてライブ会場には必ず自分がいて、ファンに出来る限りのパフォーマンスを提供する、そんな熱いメッセージが込められている。

 

 今作楽曲を提供したアーティスト達は、AI、明石家さんま、Uru、久保田利伸、竹内まりや、堂本剛、柳沢亮太(SUPER BEAVER)吉田拓郎の総勢8名。2024年1月に放送されたフジテレビ「さんタク」でのTV初パフォーマンスが印象的だった「メニュー」。前作「Born ready」とはまた、違った角度で明石家さんまが大人の恋愛をイメージした作詞を手がけた。

 

 Uruからは2023年4月に放送されたフジテレビ開局65周年特別企画『風間公親-教場0-』主題歌の「心得」を木村がカバー。教場で提供された素晴らしいオリジナル楽曲を新たに木村のフィルターを通してリアレンジと共に表現されている。Uruとは2020年、木村拓哉1stAlbum「Go with the Flow」での「サンセットベンチ」、「I wanna say I love you」以来2度目のタッグとなる。

 

 また、現在放送中のテレビ朝日開局65周年記念 木曜ドラマ『Believe-君にかける橋-』にて主題歌を務めるMAN WITH A MISSIONが歌う「I'll be there」は木村が2ndアルバムで提供してもらった楽曲の逆セルフカバー。スタンスこそ違うが「心得」「I'll be there」の2曲の逆カバーが同じタイミングで行われているのは興味深い。

 

 久保田利伸からは「No Night, No Starlight」「'Cause I love you」の2曲の楽曲提供を受けた。1996年ドラマ「ロングバケーション」で主題歌の提供を受けてから、二人は長きに渡る親交を続けてきた。木村のソロアルバムとしての楽曲提供は初となる。アルバム企画立ち上げ当初1曲の予定だったが、本人の強い要望で最終的に2曲収録することになった。

 

 竹内まりやからはピュアなラブソング「"10月の恋人たち(Lovers in October)"」が提供された。この楽曲は当初竹内まりやのデモテープではアメリカン60's的なミディアム曲で実に彼女らしい作風であったが、木村本人のロックテイストで表現してみたいとのアイディアから元Superfly多保孝一へアレンジを依頼。最終的に竹内まりやと木村の思いがミックスされピュアさを秘めた最高のミディアムロックへと昇華した。

 

 吉田拓郎は2022年フジテレビ『LOVE LOVE愛してる 吉田拓郎卒業SP』での共演、2023年1月フジテレビ『さんタク』で吉田拓郎の名曲「落陽」を木村が歌唱するなど近年の縁から木村自ら楽曲提供を依頼。吉田拓郎のツアーメンバーで多くの楽曲制作にも携わっているギタリスト鳥山雄司によるアレンジで見事に吉田拓郎の世界観を木村が表現した楽曲に仕上がった。

 

 今作もさまざまなジャンルで一線級の活躍をしているアーティスト達から楽曲提供を受けていることもあり、それぞれどんな曲に仕上がっているのか今から楽しみだ。

 

ニュース提供:ビクターエンタテインメント