ビッケブランカの新曲「北斗七星」が、10月15日(金)に放送スタートするNHKドラマ10『群青領域』の主題歌に決定した。
同ドラマは、シム・ウンギョンが演じる、人気バンド“Indigo AREA”のメンバーだったキム・ジュニが主人公挫折した過去をもつジュニが、恋人でもあるボーカルの脱退宣言を受けるところから物語がスタートする。
消えてしまいたいほどのショックを受けたジュニは、SNSの標的にもなり、音楽さえも怖くなり、全て投げ出し海へ逃げる。海辺の町で、ジュニは今まで知らなかった世界の扉を開け、狭い価値観の世界を脱出して、音楽を取り戻し、「一人の人間」として、力強く羽ばたいていく過程と、生きていくのに欠かせない繋がりをつかむまでを描く。癒しと勇気の、ニューライフストーリーとなっている。
今回主題歌に起用された「北斗七星」は、書き下ろした新曲で、印象的なサビ、ストレートな歌詞にも注目の極上のピアノバラード曲。現在、NHKドラマ10『群青領域』オフィシャルサイトにて、「北斗七星」に乗せたドラマ予告を見ることができるので是非チェックしてみよう。
<ビッケブランカ コメント>
脚本を読ませてもらい、曲の構想が浮かんでから、曲の軸が視えてくるまで、すごく早かったのを覚えています。優しくありながら強くある、そしていつも近くにあると思える曲を作れたらと思って書きました。海の人間たちに進む海路を教える北極星、その北極星の場所を知らせる星列が北斗七星です。そんな様に、進むべき道へと導けるような歌になれと願いました。歪な形なのに美しく視えるのは本当に不思議ですよねえ!ドラマの中でどんな役割を担えるか、とても楽しみにしています!
<プロデューサー・小松 昌代氏 コメント>
ドラマ「群青領域」は10話からなる、キム・ジュニというひとりの人間の再生の物語ですが、かかわる人々との優しいつながりの物語でもあります。物語の終わりを包む音楽はどなたにー。そう思った時まっさきにビッケブランカさんの囁くような声が耳に忍び込んできました。驚くほど自然に。あの繊細でのびやかな声と優しい息遣い。まだ船出さえしていない物語の進む先にかすかな光が差し込んだ瞬間です。そしてー。「北斗七星」の最初のフレーズから、すでに泣きそうになりました。冬の空気とやわらかな陽射し。どこまでも広く(空のような)深い(海のような)旋律と、優しいまなざしのこもった言葉たち。「ひとりじゃない」のだと、そっと手を包んでくれるような、この歌を聴きながら深呼吸をすれば、たいがいのことは大丈夫です。主題歌「北斗七星」のその先の物語まで知りたくなるような、素敵な素敵な歌をありがとうございます。
ニュース提供:エイベックス・グループ