オレンジスパイニクラブが、2021年10月20日にメジャー1stフルアルバム『アンメジャラブル』をリリースする。前作『非日常』から約1年ぶりのリリースとなる。
また、各音楽配信サイトにてアルバム『アンメジャラブル』からの先行シングル「ガマズミ」がリリースとなり、同時にミュージック・ビデオも公開された。
「ガマズミ」は、ギターのスズキナオトによる楽曲。優しさと残酷さ、永遠と一瞬のような真逆の表現が入り混じる歌詞、淡々としていながらも人間味のある暖かなメロディーは、何度も繰り返し聴きたくなる。「ガマズミ」は花の名前だが、その花言葉もこの楽曲を象徴している。
ミュージック・ビデオは倉本雷大監督が務めた。楽曲の世界に没入できる映像になっており、一つの映画を観ているような…そんな作品に仕上がっている。「ガマズミ」の歌詞を丁寧に表現しながら、一瞬差し込まれる狂気的シーンは、今作の見所である。是非、映像と合わせて「ガマズミ」を聴いて欲しい。
「ガマズミ」が収録されているアルバム『アンメジャラブル』は全12曲を収録し、作詞・作曲は、ボーカルのスズキユウスケとギターのスズキナオトの兄弟が担当をしている。スズキ兄弟のそれぞれが制作する楽曲は、オレンジスパイニクラブの2面性を色濃く表現しており、全く表情の違う12曲を楽しむことができる。
過去作の「イラつくときはいつだって」「非日常」から、サウンド面もさらにパワーアップし、聴けば聴くほど味わいが増す作品に仕上がった。これまで生きてきた色々な場面を思い出すような、誰かの物語を語る“12の短編集”のような作品に仕上がっているので、是非「アンメジャラブル」のリリースを楽しみにして頂きたい。
アルバムは通常盤と初回限定盤の2形態となり、Disc1(全12曲)と、初回限定盤Disc2(DVD)には、今年3月に全6ヶ所で開催されたワンマンライブツアー「パイン vol.10」の、ファイナル公演となる横浜ベイホールのライブ映像が収録されている。オレンジスパイニクラブ初の映像作品となる。
10月26日より、アルバムを提げたツアーもスタートする。今後のオレンジスパイニクラブの活躍に注目したい。
ニュース提供:ワーナーミュージック・ジャパン