京都発の3ピースバンド、Hakubiの新曲が、初の映画主題歌に決定!新曲のタイトルは「栞」。主演 高畑充希 × 監督 タナダユキによる映画『浜の朝日の嘘つきどもと』の主題歌として書き下ろされた。映画は、2021年秋、全国公開される。
『百万円と苦虫女』『ふがいない僕は空を見た』などの話題作を世に送り出し、2020年1月に公開された『ロマンスドール』でも大きな注目を集めたタナダユキ監督が、主演に高畑充希を迎えオリジナル脚本で挑んだ本作。
震災後の福島・南相馬に実在する映画館「朝日座」を舞台に、東京の映画配給会社に勤めていた福島県出身26歳の茂木莉子(本名:浜野あさひ)が、病に倒れた敬愛する恩師との約束を守るため閉館寸前の映画館の再建に向け奔走するお話。
タナダ監督と初タッグを組む高畑充希が演じるのは、「朝日座」再建に奔走する主人公・茂木莉子(本名:浜野あさひ)。そして「朝日座」の支配人・森田保造役には今最もチケットが取れないと言われる落語家の柳家喬太郎。莉子の高校時代の恩師・田中茉莉子役にはバラエティ番組だけではなく女優としても多くの作品に出演している大久保佳代子。さらに、甲本雅裕、佐野弘樹、神尾佑、光石研、吉行和子という個性溢れる豪華俳優陣が脇を固める。
映画のアフターストーリーを描いた、昨年放送の福島中央テレビ開局50周年記念ドラマ『浜の朝日の嘘つきどもと』の主題歌も担当したHakubi。ドラマ主題歌「アカツキ」では、思い通りにならなかった夢のその先で、しっかりとまた一歩踏み出していく主人公の覚悟を見事に表現。
そして、本作の主題歌「栞」でも、高畑充希演じる茂木莉子と大久保佳代子演じる莉子の恩師・茉莉子先生の深い絆や、不器用ながらも前に進もうともがく莉子の強さを感じさせる楽曲となっている。
さらに、同楽曲を収録したメジャーデビューアルバムのリリースも発表された。2021年9月8日にワーナーミュージック・ジャパン内のレーベル、unBORDEよりリリースとなる。アルバムタイトルは『era』。
バンドが歩んできたこれまでの歴史と、図らずもこの1年、一変した生活の中で、自らと向き合いながら、それでも前に強く突き進んでいく、これから先の「時代」へのメッセージを詰め込んだ意欲作が完成!
先行配信シングル「アカツキ」「在る日々」「道化師にはなれない」、そして「栞」含む全12曲の収録を予定している。なお、初回限定盤は、今年2/9に渋谷・TSUTAYA O-EASTにて行われた「極・粉塵爆発ツアー」初日のライブ映像を10曲収録したDVD付き2枚組となる。
また、早期予約特典として、Vo/Gtの片桐本人がアルバム収録楽曲について語る「セルフライナーノーツCD-R」が決定!6/30までの期間限定となっているので、お早めにご予約を。
さらに、予約&先着購入者特典として、タワーレコード、HMV、TSUTAYA、その他応援店を対象に、4種類の缶バッジが、そしてAmazonではメガジャケット、楽天BOOKSではアクリルキーホルダーが決定。今後、全国インストアライブツアーも予定しており、詳細は後日発表となるので、こちらもお楽しみに!Hakubiオフィシャルサイトにて、続報をチェックしよう!
<藤原努プロデューサー コメント>
この映画の主題歌のお願いをHakubiさんにした時、ボーカルの片桐さんは、デビューを控えてのコロナ禍の中、心身ともにかなり追い詰められている状況だったと聞きました。そこからの彼女の言わば立ち直りのタイミングと映画館の再生を模索するこの映画のテーマが、一種共振する形でこの主題歌は生まれたのではないかという気がしています。“栞”はさまざまな出来事や人生のターニングポイントの象徴。おそらくHakubiさんたちにとっても映画『浜の朝日の嘘つきどもと』にとってもお互いにかけがえのない歌ができ上がったんじゃないかと思います。
<Hakubi 片桐(Vo/Gt)コメント>
あの頃、気がつけば何気なくそばにいてくれた人
今頃何をしているのだろうと思い浮かべ
ふいに会いたくなる“あの人”に感謝を伝えたくなる
優しくて温かいこの作品に
Hakubiの音楽で関われたことがとても嬉しいです。
今回書き下ろしをさせていただいた“栞”という曲は
暗い闇で膝を抱え込んでしまった自分を
何も言わずただ信じ続けてくれた“あの人”へ
道標となってくれた“あの人”へ
自分の両の足で立てるようになった今
手紙を書く様に書いた曲です。
皆さんにとっての“あの人”にも
届いてくれるといいなと思っています。
ニュース提供:ワーナーミュージック・ジャパン