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  • 関取花
    それでいい、それがいいのよ。
    それでいい、それがいいのよ。

    関取花

    それでいい、それがいいのよ。

     2021年3月3日に“関取花”がメジャー1stフルアルバム『新しい花』をリリースしました。今作には、タイトル曲「新しい花」のほか、「太陽の君に」や「逃避行」「今をください」「あなたがいるから」、2014年に発表された「私の葬式」のバンドバージョンなど、ボリュームたっぷりの全13曲が収録されております。  さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“関取花”による歌詞エッセイを4週連続でお届け!今回はその最終回。綴っていただいたのは、収録曲「 私の葬式 」に通ずるお話です。いつかは必ず訪れる、大切なひととの別れの日。そのとき、わたしたちはどんなことを思うのでしょうか。そしてあなたが旅立つとき、どんな景色が見えるのでしょうか。是非、歌詞と併せてこのエッセイを受け取ってください。 ~歌詞エッセイ最終回:「 私の葬式 」~ 私はこれまで30年間生きてきて、数えるほどしか葬式に参列したことがない。大切な人が亡くなるのは、当たり前に悲しい。だからできれば、この先もう二度と行くことがなければいいのにと思う。そうは言っても命には限りがあるので、きっとどんどん機会は増えて行くのだろう。 テレビのニュースで誰かの訃報を目にするにしても、今となっては大抵が知っている名前だ。リアルタイムで見てきた方々の名前が流れるようになったのはいつ頃からだろうか。20代前半までは、まだまだ知らない名前が多かった気がする。自分が年々歳を重ねているということは、当然他のすべての人々も同様に歳を重ねているということだ。時の流れは早い。恐ろしいほどに早い。 最近、時々思うことがある。私は現在都内で一人暮らしをしていて、実家に帰って両親とゆっくり時間を過ごすのは年に数回ほどだ。忙しかったりタイミングが合わなかったりすると、年末年始だけになってしまう時もある。そうなると、現在還暦の両親が100歳まで生きるとして、仮に私が今後一年に一回しか帰れないとしたら、単純計算であと40回しか会えないということになる。おはようもおやすみも、ありがとうもごめんねも、数えるほどしか言えないかもしれない。そう思うと急に不安になる。 あまり悲観的になるのも良くないことはわかっている。でも、考えておくからこそできることもある。もちろん一番はたくさん両親に会ってできるだけ話をすることなのだが、自分には自分の人生があるし、やりたいこと、やらねばならないこともたくさんあるので、そんなに頻繁には実家へ帰れない。じゃあどうするか。少ない回数でも、確実に思い出を残して行けばいい。 少し前から、私は実家に帰る時には必ずフィルムカメラを持って行くようにしている。写真を撮るだけならスマホのカメラでも良いのだが、別にキメ顔を撮りたいわけではないし、何かの記念に写真を残したいというわけでもないので、撮り直しはむしろしたくない。何気ない今の一瞬を、当たり前の表情を、瞳に焼き付けたそのままの温度で残しておきたいだけなのだ。私が欲しい思い出とは、そういうものたちだ。ちなみに色々試した結果、最近は写ルンですを愛用している。他のカメラに比べて相手を構えさせないからとてもいい。 先日カメラを現像に出したら、料理中の母の写真が出てきた。年末年始に実家で撮ったものだと思う。それはもう見事なブレっぷりで、「キッチンという狭い空間でこんなに早く動くことある?」と思わず言いたくなってしまうような写真だった。半端ない躍動感がなんだか面白くてクスッとしてしまうと同時に、母は私たちが思っている以上のスピードと手際で、日々いろんな作業をこなしてくれていることにあらためて気付かされた。まあ、それにしてもなブレっぷりだったけど。風か? ってくらい。 ソファの上でゴロゴロしている父の写真もあった。仰向けになって足を組み、何やらスマホをいじっている。べつになんてことない写真なのだが、見ているうちに普段私が自分の部屋でスマホをいじる時とまったく同じ体勢だということに気が付いた。組む足も角度もまったく一緒。仕事で外に出る時はシャキッとスイッチを入れるくせに、ひとたび家に帰ると途端に気が抜けてしまうところとか、やっぱりそっくりである。写真には残っていないが、いつもの感じだとしたら、このあと立ち上がる時絶対に「イテテテテ……」と言っていたはずである。変な体勢でいるからすぐに足が痺れるのだ。そこらへんも私と同じである。おかしいなあ、実家にいた時はこのだらしない父の姿を見るたびにイライラしていたはずなのに。いやはや、血は争えないものである。 なぜ、これらの瞬間を写真に残そうと思ったのか、どうしてカメラを構えたのか、そんなこと全然覚えていない。特に意味なんてないのだろう。誰に見せるわけでもないから、構図や色味を気にしているわけでもない。絵になっているかと言われたら、なっていない。でもいいのだ。「お母さんってこういうところあったなあ」「お父さんって意外とこうなんだよなあ」と、両親と過ごした何気ない日常に溢れていた小さなエピソードたちが、一枚の写真から溢れ出す。自分の顔がほころんで行くのがわかる。いつか両親とさようならをする時に思い出すことは、結局こういうことたちなんだろうなと思う。そしてもし自分がこの世にさようならをする時が来たとしても、見送る人たちにはやっぱりそういう瞬間を思い出してほしいなと思う。 涙なんていらないわ 青い雲もいらないわ 笑い声を空に飛ばしてよ それでいい それがいいのよ 涙なんていらないわ 白い花もいらないわ むかし話に花を咲かせてよ それでいい それがいいのよ 形式ばった挨拶をするよりも、黒い服をその日のためにわざわざ準備するよりも、そんな時間があるなら、私のどうしようもないエピソードの一つや二つをどうか思い出してほしい。そして思い切り笑ってほしい。小さな話のタネがいずれ枝葉のように広がって、「そういえばあの時も」「よく考えたらあれも」と、私に関するくだらない話で大いに盛り上がってほしい。飲んで歌って空の向こうに聞こえるくらいまで騒いでほしい。そして最後に、「寂しいぞこのバカ野郎!」ってちょっと叱ってほしい。それでいい、それがいいのよ。 <関取花> ◆紹介曲「 私の葬式 」 作詞:関取花 作曲:関取花 ◆ニューアルバム『新しい花』 2021年3月3日発売 1. 新しい花 2. はなればなれ 3. 恋の穴 4. ふたりのサンセット 5. あなたがいるから 6. 逃避行 7. 太陽の君に 8. まるで喜劇 9. 女の子はそうやって 10. 今をください 11. スローモーション 12. 美しいひと 13. 私の葬式(バンドver.)全13曲収録

    2021/04/02

  • SPiCYSOL
    相手を愛しく思う瞬間を書こうと決めた。
    相手を愛しく思う瞬間を書こうと決めた。

    SPiCYSOL

    相手を愛しく思う瞬間を書こうと決めた。

     「The Surf Beat Music」を掲げ、Rock、レゲエ、R&B など様々なジャンルの要素が入り混じった新しいサウンドに、CityとSurfが融合する新世代ハイブリッド・バンド“SPiCYSOL”が2021年4月7日にリリース、デジタルEP『ONE-EP』を提げ待望のメジャーデビュー!今作にはメジャー第1弾作品として込められた、それぞれ「ONE」というテーマに基づく全3曲が収録されております。  さて、今日のうたコラムではそんな最新作から、“SPiCYSOL”のボーカル・KENNYによる歌詞エッセイを2週連続でお届け。今回はその第1弾。TELASA初オリジナルドラマ『主夫メゾン』の主題歌、バンド初となる書き下ろし楽曲「ONLY ONE」についてのお話です。是非、歌詞と併せてお楽しみください…! ~歌詞エッセイ第1弾:「 ONLY ONE 」~ この曲の制作は突然始まった。制作時期はちょうど僕らがメジャーデビューを控え、日夜チームで試行錯誤していた時だった。メジャーデビューのタイミングは大人的な事情はもちろん、デビューする本人にとっては人生をかけた勝負の一つのため、華麗なデビューのエッセンスとしてドラマタイアップはでかい。 そんな中、テラサ初のドラマ『主夫メゾン』の話をいただいた。ドラマならどんなものでも嬉しかったが、一風変わったストーリーに、僕らの制作意欲はより一層湧いた。 ミュージシャンになる上で“自分の曲がドラマに使われるとしたら”と想像しない人はいないだろう。こんなシーンにはこんな曲。こんなセリフの後ろにはこんな音。と、まるで初デートの服選びをする女子のように、新メニューを開発するシェフのように、僕の頭の中には沢山の音やフレーズが鳴っていた。 おそらく5曲ほど(もっとか?)を作った。出来ては違うとボツにしていき、ようやく「ONLY ONE」のサビまで辿り着いた。そして曲全体の歌詞感と始まり方に、僕は立ち往生していた。 "買う"から"聴く"のストリーミング時代において、曲の始まり方、最初に歌うワードが、その後も聴いてもらえるかに大きく左右する。ただ自分の好きな曲や歌いたい事を歌えばいいわけじゃないから余計にプレッシャーがある。そしてそのマインドに入った瞬間から負のスパイラルで良いアイディアなんて生まれない。 悩み疲れて気晴らしに見ていたSNSで、初々しいカップルが出てきた時に、ふと“よく考えたら、結婚もしてない俺が夫婦の苦労や夫婦ならではの喜びが分かるわけねーじゃん”って思った。そう思った瞬間、ふっと力が抜け楽になった。 そして、夫婦だろうが付き合いたてのカップルだろうが変らなく相手を愛しく思う瞬間を書こうと決めた。そこからは早かった。 この曲は愛する人と共にできる時間に幸せを感じる歌。最愛の相手は、こんなにも沢山の人が生きる世界で見つけたONLY ONE。そしてあなたも相手にとってのONLY ONE。 <SPiCYSOL・KENNY(Vo.)> ◆紹介曲「 ONLY ONE 」 作詞:KENNY 作曲:SPiCYSOL ◆メジャー1stデジタルEP『ONE-EP』 2021年4月7日発売

    2021/04/01

  • wacci
    いつだって目を凝らして、その奥にある心に気づいていたい。
    いつだって目を凝らして、その奥にある心に気づいていたい。

    wacci

    いつだって目を凝らして、その奥にある心に気づいていたい。

     2021年3月2日に“wacci”が最新の恋愛ソング「まばたき」と「劇」を2曲同時配信リリースしました。寂しさや悲しみを吐き出せないなか“一人じゃない”と寄り添ってくれる、あったかい楽曲「まばたき」と、叶わない恋愛を“演劇”に例えて歌った極上のバラードソング「劇」という、対照的なテーマを描いた楽曲となっております。  さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“wacci”の橋口洋平(Vo.)による歌詞エッセイを2日連続でお届け!今回はその【後編】です。綴っていただいたのは、新曲「 まばたき 」のお話。コロナウイルスが蔓延し、世界が変わった今だからこそ、人と人との物理的な距離が遠ざかっている今だからこそ、大切なひとを想いながら聴いてほしい1曲。是非、エッセイと併せて受け取ってください。 ~歌詞エッセイ後編:「 まばたき 」~ 自分のことを 「わかってもらっている」という感覚は とても大事だと思う。 僕らはきっとずっと孤独で、 誰かと一つになどなれない。 心を見せ合うこともできないし、 人生を交換することもできない。 苦しみも、悲しみも、最終的には全て 自分一人で向き合って、抱えて生きていく。 だからこそ、言葉にしていないのに気づいてもらえた時 得体のしれない不安を誰かに整理してもらえた時 そんな奇跡のような出来事に、とても安心するし 何より、人はみんな孤独だということを 誰かと分かち合えること自体が また明日からも一人を頑張って生きようと思える 原動力になると思う。 wacciとしてリリースした今回の新曲「まばたき」は まさにそんな「わかってあげたい」 「わかっていたい」という気持ちを 約5分間とにかく垂れ流しにした歌だ。 長くそばにいるとお互いの色んな事を知っていく。 素直なところ、 素直になれないところ、 強がりや我慢のタイミング、 怒りや笑いの沸点、一度拗ねた時の持続期間などなど だんだんその人のスペシャリストになっていくものだ。 そんな自分だからこそ気づける相手の心がきっとある。 そう信じて、寄り添い、未来を見つめる主人公。 実際やっぱりわからないことだらけだと思う。 前述したとおり、人はみな一人だし、孤独だ。 でも、それでも 「わかりたい」というその想いは伝わるものだと思うし 「好きだ」とか「愛してる」だとかいった言葉と 同じように人と人を繋ぎ、満たし、 結びつきを強くするものなのではないか。 “僕は君を見逃さないよ どんな涙も逃さないよ” いつだって他人に心配かけまいとして笑顔で振る舞い、 大丈夫だと思わせることが上手な その人の、強がりの向こう側。 無理矢理にではなく、 その表向きな笑顔をしっかり受け止めながら でもいつだって目を凝らして、 その奥にある心に気づいていたい。 そんな意識で日々を共に生きることそのものが、 寄り添うということだと信じて。 コロナウイルスが蔓延して 世界中が大変なことになっている今 きっと一人一人がそれぞれに 色んなものを抱えて、吐き出せず生きている。 ただ昼寝して起きるだけの 歌の中の時系列的にも極端に短く、 限定的なシチュエーションの一曲だが、 普通の日常が奇跡だと改めて感じる今、 この歌を通して、 身近にいる人の存在の大きさに気づけたり、 はたまたこの歌自体が、誰かの心の影に そっと寄り添う一曲となることを願っている。 <wacci・橋口洋平> ◆紹介曲「 まばたき 」 作詞:橋口洋平 作曲:橋口洋平 ◆「まばたき」Music Video https://youtu.be/porcdyuEH0E

    2021/03/31

  • wacci
    好きな人の前で、好きじゃない演技をしたことのあるあなた。
    好きな人の前で、好きじゃない演技をしたことのあるあなた。

    wacci

    好きな人の前で、好きじゃない演技をしたことのあるあなた。

     2021年3月2日に“wacci”が最新の恋愛ソング「まばたき」と「劇」を2曲同時配信リリースしました。寂しさや悲しみを吐き出せないなか“一人じゃない”と寄り添ってくれる、あったかい楽曲「まばたき」と、叶わない恋愛を“演劇”に例えて歌った極上のバラードソング「劇」という、対照的なテーマを描いた楽曲となっております。  さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“wacci”の橋口洋平(Vo.)による歌詞エッセイを2日連続でお届け!今回はその【前編】です。綴っていただいたのは、新曲「 劇 」のお話。本当はあのひとと“恋人”という関係になりたい、でも、なれない。だから必死に“友達”としての自分で在ろうとする。そうやって今、誰かの前で自分を演じながら生きているあなたに、この歌とエッセイが届きますように。 ~歌詞エッセイ前編:「 劇 」~ たいていの「人と人の繋がり」には名前がついている。 家族、友達、恋人、 同僚、同級生、幼馴染、顔見知りetc... 更にここから「同僚の先輩」や「元同級生」と いったように細分化されていったり、 はたまた単純に一言二言では語れないような関係性も 世の中にはたくさんあるのだろうが、 大まかに分類すると、ある程度限られた中で 説明できるものが多いと思う。 そして、その関係性によって、 人は少なからず自分を演じ分けている。 家族といる時の自分。友達といる時の自分。 恋人といる時の自分。仕事をしている時の自分。 もちろん、まったく表裏がなく、誰に対しても 同じように接せられる人もいるかもしれないが 上下関係や親密度、過ごした時間の長さなど、 それぞれにレベルが異なる中で 全て「同じ自分」で繋がりを持続させていくのは ほぼ不可能なのではないかと思う。 きっと僕らはいくつもの「繋がり」を、 いくつもの「自分」を使い分けながら 作り上げ、維持していく。 さて、そうして割り振って大事にしてきた 人間関係や、自分の役割を大いに揺るがしかねない、 ある意味面倒な感情が一つあるとすれば、 たぶん「恋」だ。 同僚、友達、幼馴染。家族は置いておくとして、 それ以外の多くの繋がりにおいて 恋は、恋人以外ではなかなか両立しない。 そのため、気持ちを抑え込んだり、 逆に関係が壊れる覚悟で想いを伝えたり 逆にそれでも無理矢理 両立させようとして、全てを失ったりと 様々な歪みを起こす、とても厄介なものである。 **************** 今回の新曲「劇」は まさにそんな、恋が生んだ悲劇を歌っている。 つまり関係性としては「友達」なのだが そこに恋という、「友達」のままでは 成立しない感情を抱いてしまった女の子が 「恋人」にはなれない or なろうとしてはいけない とわかっているからと必死に「友達」としての自分を 演じ切ろうとしている歌である。 相手の男には彼女、つまり恋人がいて 自分はなんでも話せる女友達の一人。 “いつだって突然だね あなたが私を誘う時は そんなに暇じゃないんだよ あなたの前で以外は” “大事にしなよって私 あなたを諭しては胸をゆがませて” でも向こうはこちらの好意にきっと少し気づいている。 だからこその、ズルい距離感が、苦しくて愛しい。 “あなたを好きになるわけにはいかないの私” “あくまで主役はあなたとあの子 台詞は間違えないよ” 自分で自分に言い聞かせるように 何度も役割を確認しながら、 あなたを終電で見送った後に、ひとりぼっちになって初めて 悲劇のヒロインという形で主人公になれる。 “ここから先は悲劇のヒロインをやらせて 誰にも知られず終わらせるから” **************** 人は少なからず、 いくつもの自分を演じながら生きている。 関係を守るために、気持ちを抑え込んで 一生懸命に笑ったことはないだろうか。 誰かにとっての自分の「役」に徹するために 心を隠したことはないだろうか。 時にもどかしさや、やりきれない気持ちを 抱かせるそれらの出来事が きっと僕らを成長させると信じている。 好きな人の前で、 好きじゃない演技をしたことのあるあなたが その時の恋を、そっと抱きしめてあげたくなるような そんな歌になれば嬉しい。 <wacci・橋口洋平> ◆紹介曲「 劇 」 作詞:橋口洋平 作曲:橋口洋平 ◆「劇」Music Video https://youtu.be/Aa87MdgHozA

    2021/03/30

  • FINLANDS
    失う可能性を知っているのに永遠さえ信じきる
    失う可能性を知っているのに永遠さえ信じきる

    FINLANDS

    失う可能性を知っているのに永遠さえ信じきる

     2021年3月24日に“FINLANDS(フィンランズ)”が3rd Full Album『FLASH』をリリース!これまで年間100本近いライブを行ってきたFINLANDSが、ライブハウスにほぼ立つことすらできなかった2020年。さらにリリースの延期、大規模なツアーの中止を経験する中で込み上げる様々な想いを込めた10曲を12月に都内でレコーディング。CD化を切望されていた「USE」「SILVER」「HEAT」と楽曲を加え、全13曲のフルアルバムが完成しました…!    さて、今日うたコラムではそんな“FINLANDS”の塩入冬湖による歌詞エッセイを3週連続でお届けいたします。今回はその第2弾。綴っていただいたのは、収録曲「 Stranger 」に通ずるお話です。<喜んで失ってあげる 人は失う事が得意なんだから>。何かを失うことが怖くて、なかなか前に進めないあなたにこそ、このエッセイと歌詞が届きますように。 ~歌詞エッセイ第2弾:「 Stranger 」~ 小さい頃からワイドショーが時折騒ぐ、婚約指輪の何カラット。に理解が乏しかった。生活する上であんなに大きな指輪は邪魔だろうし、大きければ大きいほど輝けば輝くほどに人は騒ぐ。 凄い事なのだろうか? 何故ここまで騒ぎ立てるのだろう? 大人になればわかるのだろうか? 学校をズル休みして見ていたジャストを見ながら私はずっと疑問に思っていた。ジャストは私の全てだった。メイクの方法もジャストで学んだ。 大人になり、物語の中で小さい女の子が花を摘み「綺麗だからあげる」と言っていた。それを見て、あ、そういう事ね。と、20年越しで理解をした。「綺麗だからあげたい」始まりはそれだったんだな。そんな原始的な理由を繰り返した結果が大きくて高価なダイヤだったんだ。と。 だとしたら人間の繰り返し能力は凄まじい。馬鹿の一つ覚えみたいな感情を未だに形を変えながら持ち続けているなんて凄い。と思った。 「美しきを差し上げます」 「これが私の心の具現です」 だ。変わらないって恐ろしい。人間。失う可能性を知っているのに永遠さえ信じきる。いや、信じ切ったふりをする。 私もそうだ。 愛して、施して、寂しがって、期待して、怒って、どんなに傷ついてもまた同じ人に与えたくなって、与えて欲しいと思って、守ってあげるよと勝手に決めて、特等という高揚感を頂戴したくなって、心の中で行ったり来たりして、それでいて最後、高確率で失う。 なのに失う事に長けているものだから、都度、悲しみ処理のテンプレートさえ作り上げている。こんな繰り返し馬鹿みたいと思うのだけど、人間の本能として繰り返しを続ける生き物なんだな。と思った。 人間は本能からして変だったのか。 失おう。失って尚、失う為に突き進め。 そう思うと安心して私も愛に勤しめます。 <FINLANDS・塩入冬湖> ◆紹介曲「 Stranger 」 作詞:塩入冬湖 作曲:塩入冬湖 ◆3rd Full Album『FLASH』 2021年3月24日発売 <収録曲> 01.HOW 02.ラヴソング 03.HEAT 04.テレパス 05.Stranger 06.ナイトハイ 07.ランデヴー 08.ひかりのうしろ 09.Silver 10.Balk 11.UNDER SONIC 12.USE 13. まどか(FLASH ver. )

    2021/03/29

  • 関取花
    あなたか、あなた以外か。
    あなたか、あなた以外か。

    関取花

    あなたか、あなた以外か。

     2021年3月3日に“関取花”がメジャー1stフルアルバム『新しい花』をリリースしました。今作には、タイトル曲「新しい花」のほか、「太陽の君に」や「逃避行」「今をください」「あなたがいるから」、2014年に発表された「私の葬式」のバンドバージョンなど、ボリュームたっぷりの全13曲が収録されております。  さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“関取花”による歌詞エッセイを4週連続でお届け!今回はその第3弾。綴っていただいたのは、収録曲「 美しいひと 」に通ずるお話です。自分は自分、そう言い聞かせても、どうしても誰かと比較してしまうとき。自分のすべてが嫌になってしまうとき。少しでも気を楽にさせたいとき。是非、このエッセイと歌詞を読んでみてください。 ~歌詞エッセイ第3弾:「 美しいひと 」~ 私は基本的にポジティブな方なのだが、それでもどうしようもなく落ちこんでしまう時はある。自分としては上手くいっているつもりでも、同じような時期にせーので走り始めた仲間たちがものすごい速さで輝きを増していくのを目にすると、ハッとさせられる。自分自身の満足のレベルの低さ、過ぎてゆく時のシビアさ、生まれ持った才能のなさ、かと言ってそれほどの努力をしてこなかったという現実。いろんなものが一気に押し寄せてきて、夜に心の全部を支配されてしまうのだ。 やっと受け入れられるようになった過去も、さっきまで肯定できていた今も、なんだかんだ明るいと思っていた未来も、途端に真っ暗闇に包まれてしまう。もうダメだ、やっぱり私は輝けるタイプの人間ではないのだと、行き場のない悲しみと怒りと虚しさが押し寄せてきて、気付けば涙がこぼれ落ちている。 そういう時は何をしたってダメだ。自分のすべてを否定したくなってくる。鏡を見ればその醜さに辟易とし、余計に涙が溢れてくる。これはこれでいいなと思っていた奥二重も、コンプレックスではあるけれど母に似ているからと愛せていたエラの張った輪郭も、豪快に笑えて好きだった大きい口も、もうすべてが嫌になる。なんだその顔、誰だお前。こっちを見るなと言いたくなる。 でも、最近はそうやって落ち込んでもあまり引きずらなくなった。とにかく一旦全然違うことを考えるのだ。というか、考えるということから完全に逃げるのだ。自分と普段関係のない世界の、比べても仕方がない人たちの世界にちょっとだけお邪魔する。じゃあ具体的に何をするか。私はYouTubeを見る。ホストの方々のYouTubeを見る。 私はお金もないのでブランド物にもあまり興味がないし、シャンパンよりはビール派だし、少女漫画に出てきそうなキラキラとした人よりは、もう少しいなたい感じの人の方が安心するタイプである。だから夜の世界というのは、本当にまったく知らない未知の世界だ。でも、興味はある。 実際に行ってみたいかと言われると恐れ多くてとても踏み入れられないのだが、東京都内、電車にちょっと揺られれば着いてしまう新宿は歌舞伎町で、聞いたことのないコールやとんでもない額のお金が飛び交っていると思うと、なんだか覗いてみたくなる。現実でありながら現実でないような、すぐそこにあるのに漫画の世界のような、この絶妙な距離感がいい。 どうせ現実逃避をするなら、アニメや映画、動物の動画なんかを見る方がいいんじゃないかと思う方もきっといるだろう。でも、それじゃダメなのだ。それだとあまりにも自分から遠い世界すぎて、「現実逃避をしているという現実」と対峙せざるを得ない。程よいリアルさがある方が、よっぽど真剣にその世界観に入り込める。あくまでも私の場合だけれど。 ホストの方々のYouTubeを見ていると、はじめのうちは華やかな部分ばかりに目が行ったが、その裏では彼らなりの努力や闘いがあるということに気付く。着飾るのもちょっと派手な発言も自己プロデュースの内の一つであり、自身の見せ方が上手な人がのし上がって行く世界だ。 誰かの真似事や他者との比較ばかりしていても意味がない。「だから私はあなたを選ぶ」と言わせるためには、その人にとって替えのきかない、唯一無二の存在にならなくてはならないのだ。そのためには焦ってもいいことはない。自分の強みは何か、多少時間がかかってもそれを見つけ出すことがきっと大切なのだ。 そしてこれは自分自身に置き換えて考えることもできる。星の数ほどいる同業者の中でいつの日か輝くためには、誰かにとっての一番星になるためには、自分だけの輝き方を知らなければならない。それはどんな環境にいたって、どんな仕事をしていたってきっと同じだ。でも自分の知っている世界だけを見ていると、どうしても比較対象が近くにいすぎてどんどん考え込んでしまう。誰かになろうとしてしまう。余計に落ち込んでしまう。だから私はホストの方々のYouTubeを見ては、程よい距離感で客観的に自分を見つめ直すようにしているのだ。 あなたはあなたのままでいい 誰かになろうとしなくていいんだよ あなたがあなたを愛せた時 夜空は優しく微笑んでくれるから これは私の「美しいひと」という曲のサビの歌詞である。そう、時間がかかってもいいから少しずつ自分を愛して、自分だけの輝き方を知って行けばいい。気付けば私たちを包み込んでいた真っ暗闇はいつの間にか消え、夜空も微笑んでくれているはずだ。 あなたはあなたのままでいい。誰かになろうとしなくていい。あなたか、あなた以外か。まあつまりそういうことです。 <関取花> ◆紹介曲「 美しいひと 」 作詞:関取花 作曲:関取花 ◆ニューアルバム『新しい花』 2021年3月3日発売 1. 新しい花 2. はなればなれ 3. 恋の穴 4. ふたりのサンセット 5. あなたがいるから 6. 逃避行 7. 太陽の君に 8. まるで喜劇 9. 女の子はそうやって 10. 今をください 11. スローモーション 12. 美しいひと 13. 私の葬式(バンドver.)全13曲収録

    2021/03/26

  • 川村結花
    心の中で聴いていたい。
    心の中で聴いていたい。

    川村結花

    心の中で聴いていたい。

     2020年にCDデビュー25周年を迎えた、シンガーソングライター・川村結花。今日のうたコラムでは、その記念企画として2020年~2021年の2年を通じてのご本人によるスペシャル歌詞エッセイをお届けしてまいります!更新は毎月第4木曜。  シンガーソングライターとして活躍しながら、様々なアーティストへの楽曲提供も行い、ここ数年はピアノ弾き語りのLiveをコンスタントに続けている彼女。この連載でどんな言葉を綴ってくださるのでしょうか…!今回は第15回をお届けいたします。 第15回歌詞エッセイ:心の中で聴いていたい 3月ももう残りあと少しとなりました。日々大きく変わる気温のせいで何着たらええのかようわからん状態の真っ只中であります。昨日も信号待ちの交差点にてスギちゃんと見まごうような袖なしデニム&短パンの男性と、冬物ロングコートにナマ足の女性が同時に目に突き刺さってきました。こういう光景を目にするたび「いやわかるわあほんまこの時期着るもんどないしてええか困るよね~」、と一方的に親近感と仲間意識を抱いてしまいます。そしてもちろん今日のわたしも上下の季節感も素材感もバラバラ、かろうじて色だけは合わせたくらいの格好でおります。ほんと苦手、季節の変わり目。 そんなことより何よりこの原稿がUPされるのは25日木曜日。ということはもうドラマ『天国と地獄』は最終回を迎えた後なのですね。まあ寂しい。 何が寂しいかって、劇中最後の方のシーンに流れる手嶌葵さん歌唱の挿入歌「 ただいま 」、あの曲が聴けなくなることだったりします。と書きながら今心の中で流しているところです。切ないです。うーーーってなります。いやそんな聴きたいんやったら実際に音源流して聴いたらええやん、と思うでしょ、でも違うねんな~。あくまで心の中で流していたいんです。なんとなくわかっていただけるでしょうかこの感じ。 あのドラマ、気まぐれに見始めたのは、男女が入れ替わった綾瀬はるかさんと高橋一生さんの演技に興味があったから。それにサイコパスのシリアルキラーと刑事のサスペンス的な物語だったら、そう情緒的になりすぎず面白く見られそうでいいな、という気持ちからでした。なのでまだ物語が序盤の頃は先述の挿入歌が流れても、正直「ええ曲やなー」くらいに感じていたのです。しかし、後半に差し掛かったあたり、予想外に物語が哀しみを帯びてくると急激にあの曲が心に深く沁み入って来るようになっていたのでした。 完璧に美しいメロディ、儚く清楚な手嶌葵さんの歌声。情緒的で上品なアレンジ。そして、このなんとも物寂しく静かな歌詞。言葉一つ一つがしんしんと胸に積もってゆくような心ざわり。愛する人との別れなどというそんな悲しいシチュエーションなのに、あえて全体的に湿気が少なく淡々としている表現、そしてそのことがかえってこの歌の悲哀をぐんと増しているように思うのです。 言葉静かであるほど美しい旋律が映えそして哀しい。そんな曲なので、ドラマの中で堪能する以外は心の中で鳴らしていたいというこの気持ち、なんとなくわかっていただけたでしょうか。音楽と場面を心に浮かべながら一人浸っていたい。わたしにとってそんな曲なのです。時々そんな曲に出会います。 作詞はいしわたり淳治さん。やっぱりすごいです。こんなんも出来はるんですね。て、失礼か!いや、ほんまに素晴らしいです。脱帽。そして作曲の村松崇継さん。めっちゃ美しいメロディ書きはるわ、、、。脱帽。あかん、どんだけ帽子あっても足らんわ、、、。 さてもうあと1週間もしないうちに4月。わたしも脱帽ばかりしている場合ではないのであります。少しずつですが動き始めています。しっかり地に足つけてがんばってこ。 <川村結花> ◆紹介曲「 ただいま 」/手嶌葵 作詞:いしわたり淳治 作曲:村松崇継 ◆プロフィール 川村結花(シンガー・ソングライター) 大阪府生まれ。東京芸術大学作曲学科卒業。1995年、アルバム「ちょっと計算して泣いた」でシンガーソングライターとしてデビュー。同時に作詞家作曲家として楽曲提供を行い、主な提供楽曲は、夜空ノムコウ(作曲)をはじめ2019年現在までに100曲以上。2010年「あとひとつ」(作詞作曲共作)でレコード大賞作曲賞を受賞。2017年、アルバム「ハレルヤ」をリリース。ここ数年は、提供楽曲の作詞作曲も行いながら、ピアノ弾き語りのLiveをコンスタントに続けている。 オフィシャルサイト: https://www.kawamurayuka.com ◆歌詞エッセイバックナンバー 【第1回】 【第2回】 【第3回】 【第4回】 【第5回】 【第6回】 【第7回】 【第8回】 【第9回】 【第10回】 【第11回】 【第12回】 【第13回】 【第14回】

    2021/03/25

  • クボタカイ
    恥ずかしいくらい人間な歌を作ってしまいました。
    恥ずかしいくらい人間な歌を作ってしまいました。

    クボタカイ

    恥ずかしいくらい人間な歌を作ってしまいました。

     2021年4月7日に“クボタカイ”が1stフルアルバム『来光』をリリース!前作『明星』から今作『来光』。クボタカイはアルバムについて「眠れない夜から目覚めの朝へ。そんな願いを込めてこの名前を付けました。沢山の人に届きますように。」とコメントしております。新曲に先行配信曲や代表曲を加えた全13曲をじっくりとご堪能ください…!    さて、今日のうたコラムではそんな“クボタカイ”による歌詞エッセイをお届け!綴っていただいたのは、アルバムリード曲「僕が死んでしまっても」のお話です。自身の実体験に基づき、ギリギリの状況のときに作られたというこの曲。今、どうしても「死」について考えてしまうというあなたへ、苦しみや不安から逃げられなくなっているあなたへ、どうかこのエッセイと歌詞が届きますように。 ~歌詞エッセイ:「 僕が死んでしまっても 」~ 恥ずかしいくらい人間な歌を作ってしまいました。別にメンヘラでも何でもない、誰もが持っている「死にたい」の気持ち。それを自分の実体験に基づいて初めてロックサウンドで挑んだ一曲です。人に伝える為の歌ではなく作らざるを得なかった曲ですが、この曲を広める意味は特別強くあると思います。よろしくお願いします。 --- 街の寝息 夜の風 夢の国で おやすみ 僕は毛布を被って 怖くて震えている 別の国じゃ朝が来て この国は暗い夜 寂しさに愛を重ね この国は暗い夜 うまくできないけど愛していてほしい イカれた世界では僕と君だけが正しくて --- この歌を作っている時、みんな不幸でした。恐らく歴史の教科書に載るであろう2020。新型コロナウイルスの蔓延。Dメロの自殺防止センターのくだりにも繋がりますが、みんなしんどかった。 一人で抱えきれない気持ちというのは、だからこそ人に感染させないものです。愛する人であればあるほど。怖くて眠れない夜でも愛する人くらいはすやすやと夢を見ていてほしい。分からなくてもいいから愛していてほしい。確かこの曲も、愛と怖れが混在する夜に書きました。 --- 僕が死んでしまっても 君には朝が来るんだなあ  忘れないでいて欲しいけど 色付く君も見たいよ いつもと同じ陽を浴びて いつもと同じ月に伸びる影に 寄り添うメロディ どうしようもない夜のこと ラストメロディ --- 死ぬ前ってみんな人のことを思うんです。もし自分が死んだら家族はどうなっちゃうんだろうなとか、あの子には幸せになって欲しいなとか。色々考えます。死ぬなんて馬鹿馬鹿しいな!と思っても憂鬱はすぐに帰ってきます。寝れば冷める憂鬱がほとんどですが、解決しない限り付き纏う憂鬱もあるんです。 死んでも忘れないで欲しい。でも愛する人には次の一歩を踏み出して幸せになって欲しい。今文章を打ってて改めて思ったんですが、本当にギリギリの状況で歌詞書いてますね(笑)。踏ん切らずに今歌に出来て良かった! --- 街の息吹 朝は晴れ 眠たいからおやすみ 君は毛布を畳んで 新しい日を進む 素敵な巡り合わせで 素敵な恋をしたら 僕のことなど忘れて 幸せになればいい 「心配はしないでね。惨めになるから。」 音楽も言葉も暗い底には届かない --- どうしても苦しい時、信頼する数人の友人に相談しました。でも全然心は変わらなかった。自分から相談してるのに、励ましも同情も響かなかった。 大好きだった音楽が聴けなくなった。ショップのCDが全部敵に見えた。でも何か流してないと嫌だったから、ピアノ伴奏とか言葉の分からない国の変な曲ばかり聴いていた。大切だったものがどんどん嫌になっていきました。俺はこの曲を、本当にどうしようもない人に聴いて欲しいのだけど、本当にどうしようもない人には刺さらないのかなあとも思ってます。パラドックス! --- 最後の理性を振り絞り僕は 自殺防止センターにかけた電話 長い呼び出しの後で機械的に こう言った こう言った 「只今大変混み合っております」 「もうしばらくお待ち下さい」 「お待ちください...」 --- 実体験です。びっくりしました。ついに一人で抱えるには限界がきて、でも前記の通り人に言うのも疲れて、初めてそう言う場所に電話しました。すがる思いで発信したのに何コール経っても出ません。そして機械的な声でこう言われました。 「只今大変混み合っております..もうしばらくお待ち下さい…」 苦しい人がすがる最後の場所なのに、みんな電話してて繋がりませんでした。その状況に何だか馬鹿馬鹿しくなって、急激に死に対して冷めました。でもこの事は絶対歌にしないといけないと思い、この歌を作りました。 別に何かを伝えたい訳じゃないんです。ただ作らずにはいられなかった。でもきっと本当に苦しい人は沢山いるし、この歌は伝わるべきだと思う。なるべくたくさん、広く深く。 <クボタカイ> ◆紹介曲「 僕が死んでしまっても 」 作詞:クボタカイ 作曲:クボタカイ ◆1st Full Album『来光』 2021年4月7日発売 DDCB-14076 ¥3,000(taxin) <収録曲> 01. 僕が死んでしまっても 02. MENOU 03. ベッドタイムキャンディー2号 04. MIDNIGHT DANCING 05. TWICE 06. 春に微熱 07. 博多駅は雨 08. インサイダー 09. パジャマ記念日 feat. kojikoji 10. Youth love 11. 拝啓(Freestyle) 12. せいかつ 13. アフターパーティー

    2021/03/24

  • 上野優華
    「あなた」を、聴いた人が見つけられる歌を歌うのが私なんだ。
    「あなた」を、聴いた人が見つけられる歌を歌うのが私なんだ。

    上野優華

    「あなた」を、聴いた人が見つけられる歌を歌うのが私なんだ。

     2021年3月17日に“上野優華”がデジタルシングル「愛しい人、赤い糸」を配信リリース!「魔法の絨毯」が大バズり中のシンガーソングライター“川崎鷹也”が初の楽曲提供。愛する事の大切さと運命の赤い糸を信じる切ない恋模様を描いた珠玉の片思いソングとなっております。「好きな人」(奥華子 提供曲)や「あなたの彼女じゃないんだね」(wacci橋口洋平 提供曲)など、失恋・片思い系バラード曲に定評のある上野優華とは黄金のタッグと言える1曲です!    さて、今日のうたコラムではそんな“上野優華”による歌詞エッセイをお届け!今回はその後編です。前編に綴っていただいたのは、新曲「 愛しい人、赤い糸 」に通ずる想い。そして後編では、彼女が歌を歌い続ける理由、歌に対する想いを明かしてくださいました。是非、歌詞と併せて受け取ってください…! ~歌詞エッセイ後編:「 愛しい人、赤い糸 」~ ただ聞いてほしい。 ただ頷いてほしい。 ただそばにいてほしい。 そんな願いを叶えてくれるのが あなたであってほしいと思うのはワガママでしょうか? 人と人はどこまで行っても分かり合えない。 別々に生まれて別々に育ってきたのだから 考え方も価値観もそもそも合うなんてことはない。 そう思っています。 どれだけ同じ時を過ごしても その隙間を埋めることは出来ても 隙間を無くすことは出来ない。 どんな人も少しは考えるはずです。 「私はこの人にどう思われているだろうか」 それが手離したくない恋人であるほど 意識してしまうもの。 だから悩み相談って 自分の評価を気にしなくてもいい、 遠くにいる顔も知らない誰かにしたくなるんだろう。 私が歌う歌は そんな人のそばに寄り添えますようにと 願いを込めて作っています。 でも冒頭にある それがあなたであってほしいという 「あなた」になれることはこの先もきっとない。 だからその「あなた」を、 聴いた人が見つけられる歌を歌うのが私なんだと それが私のやりたい、歌いたい事なんだと 感じることが増えました。 一緒に笑って一緒に泣いて 同じ時間を過ごす相手は誰でもいい訳じゃない。 代わりがいない存在なんです。 ただそれが叶わなかったり 報われなかったりすることもあるよね。 悩んで悩んで悩みぬいて 答えが出ないから、 ただ話を聞いてほしいだけなのにね。 すぐ解決に結びつけようとか 「それってさ」みたいに論破されそうになったり。 違うよ。 そんな解決法なんてとっくに通り過ぎてるんだよ。 どうしようもないとか、自分が悪いとか 分かった上で話聞いてって思っただけなのになって。 悲しみや怒りを覚える事があるよね。 親身になってほしいわけじゃない。 受け皿になってほしい時だってある。 その役割を私が出来たらな。 なんでも言える関係が恋人だ なんて考え方は私には出来ないし 一生可愛くて癒し効果のある彼女でいたい。 そんな人達の願いを叶えてあげられる歌を これからも歌っていきたい。 このコラムを書かせていただくにあたって 自分の恋愛観や歌に対しての思いを 赤裸々に綴ることが 果たしていい事なのか分からなかったけれど 誰かにとってなにかプラスになっていたり 私が歌う曲たちにまた一つ 意味を持たせられたんじゃないかと思います。 ただこれも私の思いを、考え方を 受け止めてほしいという一つのワガママです。 また皆さんにこういうお話ができる日を 楽しみにしています。 <上野優華> ◆紹介曲「 愛しい人、赤い糸 」 作詞:川崎鷹也 作曲:川崎鷹也

    2021/03/23

  • FINLANDS
    あなたも私も自分が大好きだからつまらなかった。そんなラヴソング。
    あなたも私も自分が大好きだからつまらなかった。そんなラヴソング。

    FINLANDS

    あなたも私も自分が大好きだからつまらなかった。そんなラヴソング。

     2021年3月24日に“FINLANDS(フィンランズ)”が3rd Full Album『FLASH』をリリース!これまで年間100本近いライブを行ってきたFINLANDSが、ライブハウスにほぼ立つことすらできなかった2020年。さらにリリースの延期、大規模なツアーの中止を経験する中で込み上げる様々な想いを込めた10曲を12月に都内でレコーディング。CD化を切望されていた「USE」「SILVER」「HEAT」と楽曲を加え、全13曲のフルアルバムが完成しました…!    さて、今日うたコラムではそんな“FINLANDS”の塩入冬湖による歌詞エッセイを3週連続でお届けいたします。今回はその第1弾。綴っていただいたのは、今作に収録されている新曲「 ラヴソング 」に通ずるお話です。<さよならさ つまらない人>と幕を開ける歌。その背景にある想いとは。好きだけど、好きだから、大切なひとに本音が言えないあなた。是非、想いを重ねながら読んでみてください。 ~歌詞エッセイ第1弾:「 ラヴソング 」~ ルノアールくらいのもてなしはする。いや、モーニングを出してくれる朝のコメダ珈琲くらいのもてなしかもしれない。家に来た恋人に。それでいて頼まれてもいないサービスに最後疲弊してしまう。だからと言って時が経てど、手を抜くわけにはいかない。 あれ?サービスの質落ちましたね? と思われるくらいなら、そうだ、いっそ閉店しちまおう、夜逃げじゃ!夜逃げ!と心に決め私は恋人から格好をつけたまま逃げ出すのだ。 好きで恋人同士になったはずが何時からか愛想笑いのオンパレードになって、つまらない。が言えなくなった。 つまらないから眠りたい。が言えなかった。 明日朝早いので眠りたい。が言えなかった。 よくわからない音楽流すな寝る前に。が言えなかった。 あなたの生活のオススメの自論に興味がない。が言えなかった。 これくらいで怒る奴と思われたくない、これくらいで睡魔に負けるような奴だと思われたくない、よくわからない音楽も受け入れる器のある人間でいなければ。と見えない敵と戦うのだ。 こうして少しずつ少しずつろくでもない内弁慶女が完成した。 持つべく恥じらいは時に、色恋沙汰に特別な起爆剤のような作用を齎す事があるけれど、己を良く見せたいが為存在するプライドや恥じらいは全く役に立たない。 ちなみに、私はマッサージでもすみませんちょっと痛いです。と言えない。「こいつこれぐらいで痛がるなんて。弱い奴だ」と思われたくないのだ。 先日も、もう間もなく頭蓋骨割れます。という握力でヘッドスパをされたが「痛いです。」の一言が言えなかった。激痛で帰宅した。2日間程、事故にでもあったのか?という痛みに耐えた。やっぱり言える事は言っておいた方がいいんだ。プライドなんてない方がいい事ばかりだと日々学ぶ。 そもそも相手をつまらないと思った事なんて、私自身が殻を突き破る努力をしないで相手と面白く共存しようとしなかった事が問題である。 それなのに、私は「さよならさ つまらない人~」と歌う。きっと自分に向けても歌っている。自分の話のオンパレードの男を自己愛満点だと感じて皮肉を歌った。 これは、プライドを守る為に持った自己愛満点の私が感じた同族嫌悪そのものだったんじゃないか。 本当は私もきっと相手に話したい事、言いたい事が沢山あったんじゃないだろうか。 もしあの時、恐れずに本心で話をしていたら、少し違った未来を繰り広げていたのかもしれない。 もし、殻を破っていたら、お互いの面白い所をもっと知る事ができていたのかもしれない。私のどうしようもないところも何て事なく愛してもらえたのかもしれない。 互いが自分を愛するが故に起きてしまった顛末、これは自分に向けたラヴソング。自己愛を歌ったラヴソング。 相手を悪にすると自分は気楽になる。 本当はわかっている。何となく。あなたも私も自分が大好きだからつまらなかった。そんなラヴソング。 <FINLANDS・塩入冬湖> ◆紹介曲「 ラヴソング 」 作詞:塩入冬湖 作曲:塩入冬湖 ◆3rd Full Album『FLASH』 2021年3月24日発売 <収録曲> 01.HOW 02.ラヴソング 03.HEAT 04.テレパス 05.Stranger 06.ナイトハイ 07.ランデヴー 08.ひかりのうしろ 09.Silver 10.Balk 11.UNDER SONIC 12.USE 13. まどか(FLASH ver. )

    2021/03/22

  • 関取花
    自分を好きになれた時、満開の花は咲く。
    自分を好きになれた時、満開の花は咲く。

    関取花

    自分を好きになれた時、満開の花は咲く。

     2021年3月3日に“関取花”がメジャー1stフルアルバム『新しい花』をリリースしました。今作には、タイトル曲「新しい花」のほか、「太陽の君に」や「逃避行」「今をください」「あなたがいるから」、2014年に発表された「私の葬式」のバンドバージョンなど、ボリュームたっぷりの全13曲が収録されております。  さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“関取花”による歌詞エッセイを4週連続でお届け!今回はその第2弾。綴っていただいたのは、今作の収録曲「 女の子はそうやって 」に通ずるお話。今、傷ついてづまずいて涙で先が見えないあなたへ。このエッセイと歌詞が届きますように…! ~歌詞エッセイ第2弾:「 女の子はそうやって 」~ 痩せたり髪の毛を切ったりすると、「あら、(恋愛的な意味で)何かあったの?」とすぐに言ってくる人がいる。正直なことを言うと、私はあまりあれが好きではない。「そうです」と言っても気まずい顔をされるだけだし、「違います」と言っても、期待外れみたいな顔をされて微妙な空気になるだけだからだ。 良い出口がどこにも見当たらないし、何より野暮な質問だなと思う。何かしらの経験を経て自分なりに未来に向かって頑張ろうとしている子に、その理由をわざわざ聞く必要なんてないじゃないか。もがいている最中なのだ。闘っている最中なのだ。自分という人間と真正面から向き合っている最中なのだ。色々思うことがあったとしても、どうか静かに見守ってあげてほしい。もちろん、何か聞いてほしそうにしている子には声をかけてあげてもいいと思うけれど。 この度、『女の子はそうやって』という曲を書いた。ざっくり言えば失恋した女の子の曲である。でもこの曲で伝えたいことは、生まれ変わってあいつを見返してやろうということでもないし、髪を切ったり化粧を変えたりして、過去の自分にさよならしようとか、そういうことでもない。私が伝えたいのは、もう一個先のこと。何をするべきかじゃなくて、その先に何があるかということだ。 そうさ女の子はそうやって もっともっと綺麗になるんだ 傷ついたりつまずいたり 遠回りをしながら そうさ女の子はそうやって もっともっと強くなるんだ そして自分を好きになれた時 満開の花が咲く 恋愛に限らず何かしらの失敗をすれば、人間誰しも一度は落ち込むものだ。そういう時は涙が枯れるまで泣いたらいいし、無理やり前など向かなくていい。自分自身ととことん話し合って、そろそろこの暗闇から一歩踏み出そうと思える時が来たら、何か新しいことをすればいい。 イメージチェンジをしてみたり、普段読まない本を読んでみたり、旅に出てみたりするのもいいだろう。そうやっていろんな経験をしながら、暗い土の中で眠っていた新しい自分は少しずつ成長して行くのだ。そして思い出や過去を栄養素にして、いつの日か今の自分を肯定できるようになった時、満開の花は咲く。 昨今は特にSNSが発達・浸透しすぎたせいで、自分自身と一対一で向き合う時間が減っているように思う。「今」という点と点を結んで過程というのは出来上がるもので、そこにこそその人の物語は宿るはずなのに、タイムラインの激流に流されて、どこかの点だけがピックアップされて解釈されてしまうことが明らかに増えた。 時間をかけずに情報のやりとりができるという点においてはもちろんありがたい部分もあるが、その中でもやっぱり過程は見過ごさないでいてほしいと思う。満開の花はその瞬間だけ見てももちろん美しいが、過程を知るともっとその美しさがわかる。 誰かに気付いてもらえなくても、やいのやいのと途中で何か言われても、せめて自分自身だけでも過程の一つ一つと向き合うことを、愛することを忘れないでいてほしい。そしたらきっともっと自分を好きになれる。誰かのためじゃなく、自分のために強く美しくなれたら、私たちは無敵だ。 そして誰かが君を見つけて 新しい春が来る これはこの曲の最後の一行である。様々な過程を経て、いつか自分だけの咲き方で咲けた時。きっと誰かがその笑顔に気付いてくれる。なんて素敵なんだと手を伸ばしてくれる。長い冬の先に、新しい春がやって来る。 <関取花> ◆紹介曲「 女の子はそうやって 」 作詞:関取花 作曲:関取花 ◆ニューアルバム『新しい花』 2021年3月3日発売 1. 新しい花 2. はなればなれ 3. 恋の穴 4. ふたりのサンセット 5. あなたがいるから 6. 逃避行 7. 太陽の君に 8. まるで喜劇 9. 女の子はそうやって 10. 今をください 11. スローモーション 12. 美しいひと 13. 私の葬式(バンドver.)全13曲収録

    2021/03/19

  • Karin.
    大人の定義を知らない私は普通になる為に歳をとった。
    大人の定義を知らない私は普通になる為に歳をとった。

    Karin.

    大人の定義を知らない私は普通になる為に歳をとった。

     2021年3月10日に“Karin.”がニューアルバム『solitude ability』をリリースしました。今作は、昨年2月にリリースされたセカンドアルバム『メランコリックモラトリアム』以降、3作のepをリリースしてきたKarin.の等身大の楽曲が収録された、10代最後のアルバムとなります。是非、その歌詞を、歌声を、じっくりと味わってください。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“Karin.”による歌詞エッセイを2週連続でお届け!今回はその【後編】です。綴っていただいたのは、新曲「 涙の賞味期限 」に通ずる想い。あなたは<此処にいるのに 誰も気付かない私はきっと透明>だと感じたことはありませんか? <自分を大きく見せる嘘>に苦しんではいませんか? 彼女の言葉がその心にも届きますように。 ~歌詞エッセイ:「 涙の賞味期限 」~ 私の本音は たった少しの期待と、生温い水分で出来ている 誰かを想って泣けた喜びもいつかは忘れて 言葉だけが大人になってゆくから 「この街では生きた数が言葉の重みに比例する」 と、誰かに言われて 私は産まれた時から現在のことを 振り返って言葉にするのを諦めた 通り過ぎていった人達の視界に映る私は 息をしていなくって 何もかもが嫌になってしまった ちゃんと誰かを思ったところで この優しさはぼやけてしまうし、 時に誰かを傷つけてしまうことだってある それだけじゃない 本音が枯れるまで、私は「愛」を代替品としても 誰かの言葉がとても 薄っぺらく感じてしまうことだってある 私達が思い描く幸せはもっと単純で 素直なものでも良いはずなのに 曖昧なことに色を塗る人達は 其処にはもう居ない幸せを求めているように見えた 大人の定義を知らない私は普通になる為に歳をとった 大人になることが怖い訳じゃない ただ、大人になるきっかけが欲しい どこまでが普通でどこからが可笑しいのか 私にはわからないから たった一つのきっかけが欲しい もしそのきっかけに生かされて 過去と未来の間を彷徨っているのなら そのアイデンティティはもっと自分の為に使ってね もう二度と来ない一日に生きる理由が焦がされて 人生を全うするというのは 灰になってゆくことだと感じた 夢中になって、愛を恐れる人に出会った まだ本物の愛を知らない私に 出来ることなんてあるだろうか きっと「未完成の言葉を紡ぐ」 それが私の精一杯だろう わからないことをそのままにする為に 暗い夜の記憶は沈んで朝になった 素直になれたら私を大人にさせてくれるのだろうか 何の為に生まれてきて 何をしたらこの命を使い果たせるのかわからないけれど 残りあと少しで私は私じゃなくなる 人が争うことを辞めなくたって 小さな幸せを感じることはできるし 優雅な生活は送れなくても失うものもないだろう だから、生きる価値を求めたり 誰かの言葉で話そうとしないで この気持ちが変わって 「大人に理想なんてない」と言って この痛みを誰かのせいにして 「もっと生きられると思ってた」と泣き喚く私を 「可哀想な人」だなんて思わないでくれ 私が今どんな人なのかは私が一番知っている <Karin.> ◆紹介曲「 涙の賞味期限 」 作詞:Karin. 作曲:Karin. ◆ショートフィルム 「solitude ability - 涙の賞味期限 - 」 枝優花 × 伊藤万理華 × Karin. https://youtu.be/qZRxdgIpgg8 ◆Karin. 3rd Album『solitude ability』配信はこちら! https://Karin.lnk.to/solitudeability ◆3rd アルバム『solitude ability』 2021年3月10日発売 UMCK-1685 ¥3,000(税抜) <収録曲> 01. 君が生きる街 02. 瞳に映る 03. 痛みがわかれば 04. 泣き空 05. 知らない言葉を愛せない 06. シネマ 07. 君の嘘なら 08. 愛は透明 09. この感情にはまだ名前がない 10. 過去と未来の間 11. ドライフラワー 12. 涙の賞味期限 13. 世界線

    2021/03/18

  • erica
    すべてに意味があるならば、いつか笑って話せる日がくるのかな。
    すべてに意味があるならば、いつか笑って話せる日がくるのかな。

    erica

    すべてに意味があるならば、いつか笑って話せる日がくるのかな。

     2021年2月24日に新曲「 3分の歌 」をリリースした“erica”が、2ヵ月連続配信として3月24日に新曲「今カノさんへ」をリリース!今年の幕開けとなった「3分の歌」はタイトルの通り“3分間”の音源であり、今まで友達の関係だった彼を好きになった女の子の物語。そして今作「今カノさんへ」は、自ら別れを切り出したものの、彼には幸せであって欲しいと願う切ない失恋告白ソングとなっております。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“erica”による歌詞エッセイをお届け!新曲「3分の歌」への想いを綴っていただいた 【 前回 】 のエッセイ。今回は、新曲「 今カノさんへ 」に通ずるお話です。大切な恋を失って、今はまだ悲しみや後悔、未練のなかにいるあなたにも、このエッセイと歌詞が届きますように…! ~歌詞エッセイ:「 今カノさんへ 」~ はじめて出会った日 はじめて話した日 はじめて電話した日 はじめて手を繋いだ日 はじめてキスをした日、、、 あなたとのはじめてを私はまだ 鮮明に覚えている ドキドキして眠れなくて 嬉しくて涙が出て ただただ一緒にいるだけで楽しくて幸せだった。 シャボン玉みたいに淡くて脆くてとても愛おしかった そんな日々もそんなあなたも そんなあなたが好きな私も 大好きだった。 どんなことも2人なら乗り越えられる。 そんな気さえした。 日々が過ぎると互いに何でも言い合える 隠し事のない関係にもなれた。 だから喧嘩も沢山した。 その度にお互い傷ついて その分また絆も強くなっていった。 ずっとそう思い込んでいた。 私があなたの元を去って あなたが私の毎日にいなくなって これでよかったのだと思った。 一緒にいればいるほど好きなのに苦しかったし そばにいた「当たり前」は いつしか「甘え」になっていたから 離れてお互い冷静になれば 気付くこともあるのかなって。 でもそのまま私たちは終わってしまった。 まるで長い夢から覚めたように 跡形もなく「永遠」も「約束」も「絆」も なくなってしまった。 あの頃は気付けなかったことが 今なら分かる気がした。 好きだけじゃダメなこと 何よりも大切だったこと 一つの恋が終わったこと ゆっくり流れる時間の中で 少しずつ過去になっていくこと すべてに意味があるならば いつか笑って話せる日がくるのかな。 暮れてゆく空を見ながら 季節が変わっていくのが分かった。 手を伸ばした向こうに はじめて出会った日の私たちが笑っていた。 「ありがとう」 やっと言えた気がした。 涙で滲んだ空はとても綺麗でキラキラ輝いていた。 淡くてもろくて愛おしい そう。 シャボン玉みたいに。 <erica> ◆紹介曲「 今カノさんへ 」 作詞:erica 作曲:erica・nao

    2021/03/17

  • 上野優華
    片想いの曲なのに私はこの女の子が羨ましい。
    片想いの曲なのに私はこの女の子が羨ましい。

    上野優華

    片想いの曲なのに私はこの女の子が羨ましい。

     2021年3月17日に“上野優華”がデジタルシングル「愛しい人、赤い糸」を配信リリース!「魔法の絨毯」が大バズり中のシンガーソングライター“川崎鷹也”が初の楽曲提供。愛する事の大切さと運命の赤い糸を信じる切ない恋模様を描いた珠玉の片思いソングとなっております。「好きな人」(奥華子 提供曲)や「あなたの彼女じゃないんだね」(wacci橋口洋平 提供曲)など、失恋・片思い系バラード曲に定評のある上野優華とは黄金のタッグと言える1曲です!    さて、今日のうたコラムではそんな“上野優華”による歌詞エッセイをお届け!今回はその前編です。綴っていただいたのは、新曲「 愛しい人、赤い糸 」に通ずる想い。みなさんは忘れられないぐらいの大恋愛をしたことがありますか? 今、恋をしていますか? それぞれの気持ちを重ねながら、このエッセイと歌詞を受け取ってください。 ~歌詞エッセイ前編:「 愛しい人、赤い糸 」~ 誰かのことで泣いたり笑ったり 毎日頭がいっぱいになっていられるほど 私の人生は暇じゃない。 でも恋愛は別。 どんなに忙しくても その人のことを考えている自分がいることが嬉しくて 悩んで寝られない日なんて辛いけど嬉しかったりして。 そんな風に誰かのことでいっぱいになって 一喜一憂できるのが恋愛なんだろう。 たくさん恋をしている人が 良いとか悪いとかはないけれど 私は、恋多き人生に憧れがあります。 恋多きは少し語弊があるかもしれません。 ただたくさん恋をしている方の 強さに憧れがあるのです。 そしてそこで得たものに憧れがあるのです。 忘れられないくらいの大恋愛をしてみたい。 そう思ったことはありませんか? まだ知らない恋の形に巡り合える喜びは 経験したその人にしか分からなくて 勉強と同じでその人の財産になるものだと思うんです。 ただ私は歌手として、恋愛ソングをたくさん歌う中で その感情を学ぶことができます。 そんな中で巡り合ったのが 「愛しい人、赤い糸」という楽曲です。 “あなたの隣には私じゃない人なんて似合わないよ” “赤い糸繋がっているなんてあなたは気づかないでしょう?” まだどうなるか分からない片想いだけど 彼と私はどこか繋がっていると強く信じる気持ちを 歌いました。 運命なんて、赤い糸なんて 目に見えないものをここまで強く信じられる気持ちは 奇跡のようなことなんだと思ったんです。 私たちはいろんな感情を 「恋」「愛」でまとめてしまうけど そんな言葉では表せない儚さをこの曲から学びました。 目に見えない何かにまで縋ったり それを信じていないと立ってられないくらいの 大きな気持ちに飲み込まれていて。 それが運命の恋なんだろう。 叶う恋が運命とは限らない。 正解かは分からないけど。 いや正解なんて無いんだろうけど。 片想いの曲なのに 私はこの女の子が羨ましい。 変な話だけどね。 辛いのなんて歌っていて痛いほど分かっているけれど 羨ましくて仕方がない。 と同時に この歌に共感してくれる方が 羨ましいとも思うのです。 その気持ち、その恋は私には無い。 あなたにしかない財産なのだから。 <上野優華> ◆紹介曲「 愛しい人、赤い糸 」 作詞:川崎鷹也 作曲:川崎鷹也

    2021/03/16

  • ミオヤマザキ
    少し前の私だったらこの歌は歌えてなかったと思います。
    少し前の私だったらこの歌は歌えてなかったと思います。

    ミオヤマザキ

    少し前の私だったらこの歌は歌えてなかったと思います。

     2021年1月20日に“ミオヤマザキ”がニューアルバム『Alive』をリリースしました。今作には、生憎の雨。(R指定 vo.マモ)とのコラボ曲「トラウマ彼女」を含む全12曲が収録されております。そして、ミオヤマザキの代名詞とも言える楽曲「メンヘラ」を世に送り出してから5年経った今、彼女が今作に収録した新曲「メンヘラ幸福論」です。    今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“ミオヤマザキ”による歌詞エッセイをお届け。かつて<死にたい、死にたい、死にたい...>と綴られていた「メンヘラ」という楽曲。しかし今、彼女が伝えたいメッセージとは。どうして「メンヘラ幸福論」を書いたのか、どんな想いが込められているのか。是非、歌詞と併せて受け取ってください。 ~歌詞エッセイ:「 メンヘラ幸福論 」~ メンヘラと聞くと「ちょっと病んでいる子」をイメージする人が多いと思います。今ではメンヘラという言葉も多くの人が知る言葉になりました。少し前まではよく分からないヤバそうな人というイメージだった「メンヘラ」。 そんなイメージのある「メンヘラ」をテーマに歌っていたミオヤマザキも、当時はヤバいバンドだと思われていたと思います。今のようにメンヘラという言葉も知られていなかったですし。だけどメンヘラの言葉の意味や捉え方も時代に合わせて変化しているように思います。 かつては<私を愛してくれないなら死んで>と歌っていました。幸せになりたく無い人なんていないし、誰もが幸せなりたい。でも幸せになる方法がわからなくて。愛されたい、愛したい、幸せになりたくて、傷ついて病んでしまうんです。 時代に合わせてメンヘラの捉え方も変化しているように感じますが、やはりどこか、メンヘラな子は可哀想で不幸せという考え方は残っているように感じます。そして私自身も、自分を素直に受け止めきれず、愛してあげることが出来なかった。正直「私はどうせ幸せになれない」と自暴自棄になった事もありました。 そんな中、今までの生活が一変しました。会場で当たり前の様に逢えていたファンの子達とも全く逢えない。先の見えない状況に不安になりました。今までと全く環境が変わり自身を見つめ直す機会も必然的に増えたことで、この1年を通して自分としっかり向き合えたと思っていて。自分と向き合えたことで、私自身が変わらないと何も変わらないという事に気付かされたんです。他の人なら当たり前に出来ていることかもしれないけど、私にとっては頭では分かっていても、実際に行動に移すことは難しかった。 私自身がありのままの自分を受け入れて、愛してあげること。過去の苦しみや痛みを受け入れること。許してあげること。 そんな気持ちを今回<私だって幸せになりたい>と歌っています。メンヘラって可哀想で不幸せっていうイメージを持たれがちだけど、でも傷ついたことがたくさんあるからこそ優しくなれるし、私たちだって幸せになれるよねという歌です。この1年自分と向き合えたからこそ<私だって幸せになりたい>と素直な優しい言葉が出てきました。 少し前の私だったらこの歌は歌えてなかったと思います。自分を許して愛してあげること。ありのままの自分を受け入れるのは確かに怖い。だけどそこを乗り越えたら、見えてくる景色も変わってきました。変わらないと散々いってきましたが、私は変わっていきます。変わらないと生きていけないしね。根本にあるものは変わらないけど、今までとはまた違う景色をファンのみんなと見ていきたいです。 「メンヘラ幸福論」 この歌が今苦しんでいるあなたの背中を押すことが出来たら。そしてあなた自身がありのままのあなたを受け入れてあげられるように願っています。 今苦しんでいる、そんなあなたを救えますように。 <ミオヤマザキ> ◆紹介曲「 メンヘラ幸福論 」 作詞:ミオヤマザキ 作曲:ミオヤマザキ ◆ニューアルバム『Alive』 2021年1月20日発売 <収録曲> M1.Alive-whereM2.生きてるだけじゃダメですか M3.男捨離POIPOI M4.DIY M5.トラウマ彼女 feat.生憎の雨。(R指定 vo.マモ) M6.『0428』 M7.AI HACK M8.ぴえん M9.いまどうしてる? M10.セフレ以上恋人未満 M11.メンヘラ幸福論 M12.Alive-here-

    2021/03/15

  • 関取花
    幸せの形はひとつではないのだ。
    幸せの形はひとつではないのだ。

    関取花

    幸せの形はひとつではないのだ。

     2021年3月3日に“関取花”がメジャー1stフルアルバム『新しい花』をリリースしました。今作には、タイトル曲「新しい花」のほか、「太陽の君に」や「逃避行」「今をください」「あなたがいるから」、2014年に発表された「私の葬式」のバンドバージョンなど、ボリュームたっぷりの全13曲が収録されております。  さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“関取花”による歌詞エッセイを4週連続でお届け!今回はその第1弾。綴っていただいたのは、新曲「 新しい花 」に通ずるお話です。最近、AirPodsを初めて購入したという彼女。そこで得た意外な気づきとは…? 自分はもう変わるところなどない、と思い込んでいる方も、是非このエッセイと歌詞を受け取ってみてください。 ~歌詞エッセイ第1弾:「幸せの形はひとつではないのだ」~ 最近、AirPodsを買った。Bluetoothのイヤフォンを使ってはいたが、何かとものを落っことしがちな私なので、これまではコード付きかつマグネットで止められて、使わない時はネックレスのように止められるタイプのものを愛用していた。音や使い勝手にこれといって不満はなかったのだが、マイク機能が搭載されていなかったのでリモートでのラジオ出演や打ち合わせの際には使えず、周りに勧められてこのたびついにAirPodsを購入したのである。 正直、AirPodsを使うのにはかなり抵抗があった。今でこそ当たり前になっているが、みんな最初は思ったはずだ。「なんだこれ」と。イヤフォンの形はそのままに、綺麗にコード部分だけがなくなっているあのデザイン、なんというか、ウソみたいじゃないか。本当にそれで音楽が聴けるのか? 聴いている風アクセサリーじゃないのか? そもそも落っこちないのか? いろいろと新しすぎて、最初はとても思考が追いつかなかった。見慣れないうちは街中であれをしている人を見かけるたび、「ちょっと、コードぶった切られてますよ」と言いたい気分に襲われた。 そして何より怖かったのは、人とすれちがう時である。私は最初AirPodsにマイク機能が搭載されているなんて知らなかった。音楽を聴きながら何か口ずさんでいるようにはとても見えなかったし、ひとりごとにしては大きいし、夜道で誰かと通話している人とすれ違うたびびっくりさせられた。 ある日、そういう人の多くが耳からあの白いしめじ=AirPodsを生やしていることに気付き、あれはハンズフリーで通話しているのだと知った。あのしめじのせいで私は何度も夜道でびっくりさせられたのか。そう思うとなんだかしゃくに触ったので、どんなにスタンダードになって行こうと、相当な理由がない限り私は使わないぞと心に決めていた。 しかし、ここ一年での世の中の状況の変化もあり、ついに私もAirPodsを必要とする時がきたのである。インターネットで購入し、家に届いてすぐに箱を開けると、正直その素晴らしさに感動した。まず、かわいい。何あの絶妙に角の取れた丸っこいケース。ずっと触っていたくなるツルスベの手触り。蓋を開け閉めする時の感触も実にいい。 とはいえ、すぐに落っこちてしまうんだろうと思いながらいざはめてみたら、これまた驚きのフィット感。首を縦に振っても全然落ちやしない。コードがないからピアスに引っかかったりもしないし、絡まるストレスもない。もちろん、Bluetoothの反応も問題なし。なんだこれ、めちゃめちゃ便利じゃないか。 イヤフォンにはコードがあってなんぼ、通話する時は電話を手に持つのが決まりだと思い込んでいたが、いざ使ってみたらそこには新しい世界が広がっていた。これしかない、私はこのやり方でしか生きられない、と思い込んでいることも、案外一歩踏み出せばそうでもなかったりする。 人というのは変わりやすい生き物で、時というのは流れて行くものだ。過去にとらわれて変化や新しさをただ拒絶するのではなく、柔軟に受け入れながら自分に合ったものをどんどん見つけて行けばいい。思っている以上にきっと世界は広いし、新しい発見で溢れている。好奇心を絶やさず、自分にとって本当に必要なものや似合うものが何かを少しずつ見つけていく過程で、その人らしさというのは育って行くのだろう。「新しい花」という曲は、まさにそんな歌である。 あなたしかいないと 思い込んでいたけど そんなことないって ようやく気付いたの 思い出はたしかに うしろ髪引くけど 時が経ってしまえば 笑い飛ばせるはず 幸せの形は ひとつではないなら 今からでも遅くはない 何度でも 何度でも 何度でも花は咲ける もう一度ここから始めるの 歌詞の言葉をそのまま受け取ると、失恋ソングというか過去の恋に別れを告げて新たに歩き出す人の歌に聴こえるが、これは何も恋に限った意味で書いた歌詞ではない。ここで言う<あなた>に当てはめるのは、何も人じゃなくたっていい。学校、職場、人間関係、これまでの自分、コード付きイヤフォン、なんだっていい。 何にしたって、「これしかない」なんてことはきっとないのだ。ずっとそこにいるからそう思うだけで、案外そうではないかもしれない。違う場所に挑戦してみたいとか、なんだか居心地が悪いとか、新しい自分と出会いたいとか、もしいつか「今だ」と思うその瞬間が来たのなら、思い切って飛び出してみるのもいいじゃないか。想像以上の世界が、まだ誰も知らない自分が、きっとあなたを待っている。 <関取花> ◆紹介曲「 新しい花 」 作詞:関取花 作曲:関取花 ◆ニューアルバム『新しい花』 2021年3月3日発売 <収録曲> 1. 新しい花 2. はなればなれ 3. 恋の穴 4. ふたりのサンセット 5. あなたがいるから 6. 逃避行 7. 太陽の君に 8. まるで喜劇 9. 女の子はそうやって 10. 今をください 11. スローモーション 12. 美しいひと 13. 私の葬式(バンドver.)全13曲収録

    2021/03/12

  • Karin.
    全部忘れようと思って君の綺麗なところを歌にした。
    全部忘れようと思って君の綺麗なところを歌にした。

    Karin.

    全部忘れようと思って君の綺麗なところを歌にした。

     2021年3月10日に“Karin.”がニューアルバム『solitude ability』をリリースしました。今作は、昨年2月にリリースされたセカンドアルバム『メランコリックモラトリアム』以降、3作のepをリリースしてきたKarin.の等身大の楽曲が収録された、10代最後のアルバムとなります。是非、その歌詞を、歌声を、じっくりと味わってください。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“Karin.”による歌詞エッセイを2週連続でお届け!今回はその【前編】です。綴っていただいたのは、新曲「 過去と未来の間 」に通ずる想い。<この気持ちは大人になったと同時に 消えて欲しいな>と幕を開ける歌。大人になりかけの今、全てを受け入れられはしない今、抱えている“この気持ち”とは…? ~歌詞エッセイ:「 過去と未来の間 」~ 忘れたくないことを思い出しては 戻れないとわかっているはずの 過去の自分に声を掛けたくなった もしあのときに 「貴方はもう幾つになったのか」と聞けば 効かない錠剤を口にすることはなかったのだろうか 正しいと思っていた正義が 目の前から姿を消したとき、 確かに私達は存在した 其処を居場所にしてしまえば 嫌になるくらい分かり合えると思っていた 嘘をつけばつくほど 呼吸ができなくなっていった人を私はただ見ていた そんなとき、希望だと思っていた明日に 「本当の意味を知るのは貴方じゃない」と言われた その言葉を受け入れようと努力したが このままじゃ涙さえも乾いてしまうから 明日の私に手紙を書いた 「みんなが思う私になれなくてごめんなさい。 私はまだ、優しい嘘に溺れています」と 誰が言い出したのかさえもわからない人達が描く 抽象的な想いを傷つけるかのように ただ振り回して壊したって それを、貴方が教えてくれた「恋」だと 認識することなんて不可能に近いだろう そして、ずっと揺らいでいた根拠のない理想像は そっと幕を閉じた 苦しいときに求めたのは 誰かから与えられた「優しい嘘」だった 失ってから気づいたって私はもう透明人間 過去が憎く感じるのは今の貴方がとても綺麗だから あと数時間、この悲しみを耐えたら 私が知ってる朝がくる 「そんな生活に心当たりはない」と 貴方は声を荒げているけれど そんなこと、今に始まった訳じゃないだろう 失った過去にばっかり目を向けるから 今此処にある生活に答えを出せないんじゃないか 消えかけたメロディーに 名前を付けて人間でいるのが辛くなった 全部忘れようと思って君の綺麗なところを歌にした でも歌う度に思い出すのは もう戻ることも出来ない楽しかった頃の君だった 未来について考えて不安になる君と 過去にばっかり囚われてしまう私は 今を生きていない 悲しいけれど私達は他人で 出会わなくてもお互い生きてこられた それでも出会ってしまったのは今があるからだ 貴方が私に笑いかけると 私は私じゃなくなってしまうのにね 愛が苦しくなって それが憎しみに変わっていった君を 私はただ見ていることしかできない それは私の過去に君は存在していなくて、 君の未来に私の居場所は何処にもないから 私は、君の気持ちが大人になってゆく様を ただ見届けることしかできない <Karin.> ◆紹介曲「 過去と未来の間 」 作詞:Karin. 作曲:Karin. ◆ショートフィルム 「solitude ability - 過去と未来の間 - 」 枝優花 × 伊藤万理華 × Karin. https://youtu.be/-KFq_6ImJUY ◆Karin. 3rd Album『solitude ability』配信はこちら! https://Karin.lnk.to/solitudeability ◆3rd アルバム『solitude ability』 2021年3月10日発売 UMCK-1685 ¥3,000(税抜) <収録曲> 01. 君が生きる街 02. 瞳に映る 03. 痛みがわかれば 04. 泣き空 05. 知らない言葉を愛せない 06. シネマ 07. 君の嘘なら 08. 愛は透明 09. この感情にはまだ名前がない 10. 過去と未来の間 11. ドライフラワー 12. 涙の賞味期限 13. 世界線

    2021/03/11

  • コレサワ
    あなたの心にはどんな愛がぶら下がってますか
    あなたの心にはどんな愛がぶら下がってますか

    コレサワ

    あなたの心にはどんな愛がぶら下がってますか

     2021年3月10日に“コレサワ”がニューアルバム『純愛クローゼット』をリリース!今作は、ドラマ『新米姉妹のふたりごはん』主題歌として書き下ろされた「いただきます」、2020年8月に発売したシングル「憂鬱も愛して」、11月25日に配信された「あたしが死んでも」に加え、新曲9曲が収録された全12曲入りとなります。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“コレサワ”による歌詞エッセイをお届け!昨年11月には第1弾として「あたしが死んでも」に通ずるお話を、今年1月には第2弾として2020年の振り返りと2021年の目標を綴っていただきました。今回はその最終回。今年の目標の途中経過は? そして今作『純愛クローゼット』に込めた想いとは…? ~歌詞エッセイ最終回~ シンガーソングライターのコレサワです。皆さんいかがお過ごしですか? 私は花粉の季節に怯えています。でも1年の中で春は結構好き、だって自分の誕生日があるから。自分の誕生日の季節ってみんな好きなんかな? 話は変わりますが、以前このコラムで2021年の目標は“美白”と“節約”だと発表したのですが、その経過報告させてください。まずは美白!!化粧水を美白成分が入っているものに変えて体にも塗っているのですが、この前女子マネージャーに「なんか足白くなった?」と言われました!!やったぁ!!!!こうやって人に言われるとモチベになるんよなぁ。もっと白くなりたい!! 続いて節約ですが、引っ越しをすることになったんで全然節約できそうにないです。私、契約更新ごとに引っ越しちゃうタイプなんですが、皆さんはどうですか? 住むたんびに「長く住むぞー」って気持ちではいるのですが、仕事的にも家にいることが多かったり、楽器が増えてきたりと、自分のライフワークが常に変化していくのでそれに合わせて家も変えたくなってしまうんだと思います。 が、その度に困ることもあります。まずは冷蔵庫、キッチンによって右開きが楽か左開きが楽か変わるじゃないですか、でも一人用の冷蔵庫ってほとんどがどっちかしか開かへんし、買い換えるには結構な出費じゃないですか、なので私覚悟を決めました、どこにおいても開けやすい両開きの冷蔵庫を買うことをっ!!そして昨日買ってきました!!夢の両開き!!幸せな家庭のキッチンにありそうなやつ!!もう広さを持て余す自信しかないですが、これを機に作り置きとかめちゃするようになったらいいな。がんばれ。 引っ越しもそうですが、出会いや別れが増えるこの季節に、皆さんにお届けしたいアルバムがあります。それは3月10日にリリースした、私のNEWアルバム『純愛クローゼット』です♪ いぇい♪ 愛をテーマに作りました。コレサワ史上1番ラブリーな作品になったと思っています。 タイトルの由来ですが、クローゼットっていろんな服がかかってますよね、お気に入りから捨てられないものまで。私たちの心にも、いろんな愛がぶら下がっているなーとふと思いました。大切な人からもらった愛や、あげたかったのに受け取ってもらえなかった愛、なかなか忘れられない愛など、あなたの心にはどんな愛がぶら下がってますか? 自分の心にはどんな愛が詰まっているだろう、、、そう向き合って作った作品です。ピアノで作った曲や、一人でアレンジと演奏とレコーディングをやってみた曲もあります。ぜひ聴いてみてください! そして全国ツアーもあります。「愛を着て、会いに来て。」と言うタイトルですが、人はそれぞれ今までもらった愛を纏って生きていると思っています。なのでそのままのあなたで会いに来てくれたら嬉しいです。東京のファイナル以外は弾き語り公演です。このアルバムの曲たちをどう弾き語りでやろうかなって考える時間が今は楽しいです。全国のコレンズに会えることを楽しみにしています!来てねーー! <コレサワ> ◆3rdアルバム『純愛クローゼット』 2021年3月10日発売 初回限定盤 KICS-93973 ¥4,200+税 通常盤 KICS-3973 ¥3,000+税 <収録曲> 1.あたしが死んでも 2.バスタイム 3.愛を着て 4.右耳のピアス 5.この恋はスクープされない 6.Drama 7.スーパーでデート 8.ミッドナイトをかけぬけて 9.Moon 10.いただきます 11.憂鬱も愛して 12.オシロスコープ

    2021/03/10

  • edda
    “奇跡を殺してしまった世界”へ旅をしました。
    “奇跡を殺してしまった世界”へ旅をしました。

    edda

    “奇跡を殺してしまった世界”へ旅をしました。

     2021年2月24日に“edda”がNew EP『CIRCUS』をリリースしました。今作は“奇跡を殺してしまった世界の物語”を描いた作品。すべて新曲となる全6曲で、先日行われた edda 1st streaming live“kaleidoscope”にて初披露した「Frau.Ebene」も収録。また、ジャケットは、好奇心、誤解、再生などの象徴とされる蛾がモチーフになっております。その世界観を様々な面からご堪能あれ…!    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“edda”による歌詞エッセイをお届け。音楽でいろんな物語を作る際、いつも「旅」をしてきたという彼女。では今回の“奇跡を殺してしまった世界”はどんな旅だったのでしょうか。そこで見たもの、聞いてきたもの、感じたものを、綴ってくださいました。是非、歌詞と併せてお楽しみください。 ~歌詞エッセイ~ eddaと申します。これまでいろんな物語を作って来ましたが、その全てで旅をしました。旅をしたなんていう表現をすると、なんだか詩的で柄じゃないですが確かに旅をしたのです。小説を読んだり、映画を見たりする感覚にかなり近いものがありますが、もう一声、肉体に影響をもたらすというか、そういうものなのです。私にとっての制作は。今回はそのレポートでもしてみようかなと思います。 先日リリースした『CIRCUS』というEPの舞台は奇跡を殺してしまった世界でした。さあ、旅を始めます。持ち物は持たず、現地調達することにしました。縋るものをなくした世界は暗くて、とても不安定で、矛盾するようですが不思議な安定感を感じました。 街がありました、行ってみましょう。空は灰色で花火のような音が鳴り響いています、空爆なのかもしれません。“うるさい!怖い!どこかに避難できる場所はないかな”不安からポッケに手を突っ込むと、去年の11月に拾った万華鏡を発見しました。“なんだ、手ぶらでこようと思ってたけど、入れっぱなしだったか”覗き込むと、先ほどまでの不安が和らいできました。 はっ!こんなことをしている場合ではない!万華鏡から目を離すと暗い家の中です。はて、いつの間にこんなとこに。小さな埃がびっしりと板張りの床についています。ところどころ穴あきになっている床下には緑が見えます。随分ボロい家ですね。長いことや主が留守なんでしょうね。窓にはボロボロになったカーテンがかろうじてぶら下がってます。ああいうのに触ると私はすぐ蕁麻疹が出てしまうのでいまは触らないでおきましょう。 がらんとした部屋には書き物づくえが一つだけ寂しそうに佇んでいました。インクに差しっぱなしのペンと机に散乱した古い紙が、この部屋で生活していた人物の温度を知らせます。窓から見える世界は相変わらず最悪を極めていました。静かな部屋の中で、私ここで死ぬのかな。という危機感がやっと芽生えて来ました。 書き物づくえに座り、これまでの旅を全て捧げてきたエーベネへ、最後の手紙を書きます。いや、違うな、最後になってしまうかもしれない手紙を書きます。書いているうちに悲しくなってきました。手紙へ落ちた涙が文字をにじませてかなりエモいことになってしまったので、矢印して「泣いたから滲んじゃった」と書いておきます。エーベネはこういうのを嫌いますが、最後かもしれないのでこれくらいのアピールは良いでしょう。 、、、さて。この後もこの世界をじっくりと旅をして無事帰還したわけですが、長くなりすぎるので割愛いたします。一つだけその後のお話をさせてください。奇跡を殺してしまった世界での旅から帰って来てからというもの、私は「死」を意識するようになりました。もう少し細かく言うと「〇〇することが叶わないまま死ぬ恐怖」です。次にeddaが向かう物語がどんな旅になるかはまだ私にもわかりませんが、きっとこの恐怖を満足にかえる旅になるんじゃないかと思っています。 また次の物語でお会いしましょう。 <edda> ◆2nd EP『CIRCUS』 2021年2月24日発売 CD PAGE-003 \1,800+tax <収録曲> M1. 「 奇跡 」 M2. 「 clone 」 M3. 「 知らない体温 」 M4.「 Frau.Ebene 」 M5. 「 kaleidoscope 」 M6. 「 CIRCUS 」

    2021/03/09

  • SCANDAL
    今までの痛みと喜びがちゃんとポケットに入ってたから、書けた。
    今までの痛みと喜びがちゃんとポケットに入ってたから、書けた。

    SCANDAL

    今までの痛みと喜びがちゃんとポケットに入ってたから、書けた。

     2021年3月3日に“SCANDAL”が、結成15周年アニバーサリーイヤー第1弾シングル「eternal」をリリースしました。今作には、これまでも数多くの楽曲を共作してきたシライシ紗トリ氏をプロデューサーに迎えて制作した新曲「eternal」の他、カップリングにはTOWA TEI氏による同曲のREMIXが収録されております。じっくりご堪能あれ…!  さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“SCANDAL”のRINAによる歌詞エッセイをお届けいたします。綴っていただいたのは、15年間、全力で、実直に、丁寧に、音楽を続けてきた今だからこその言葉です。新曲「 eternal 」に込めた想いにも通ずるこのエッセイ。是非、歌詞と併せて受け取ってください。 ~歌詞エッセイ:「 eternal 」~ 夢から醒める。 頭に沿って沈んだ枕、加湿された空気を窓から逃して、冷えたリビングへ向かう。同じことを繰り返しながら1日をスタートさせて、似てるけど少しだけ違う間違い探しみたいな毎日を過ごす。 小さくても光り続ける中を、行き先も決めず進んできて、今日。悲しいことが起きても、これ以上ないって程の幸せを見つけても、忘れたり綺麗なだけの思い出になるまで薄まったりしながら、時間は流れてゆく。 たくさん泣いて笑って15年間バンドを続けてきた。これだけに、その間の人生を全て捧げて毎年やり切ってきた。思い返せば中学生からワープしたみたいにあっという間にも感じる。そして、15枚目の扉の前までやってきた。 何を持って成功とか報われた気分を味わえるのかとかは本当に分からないけれど、いつも大切に丁寧に4人の正解を探しながらやってきた。何処まで行ってもずっと中間地点のマラソンみたいだ。少しでも止まるともう走れなくなる気さえして、自分でも嫌になるくらい神経質に張り詰め過ぎてしまって、人を困らせたり自分に困らせられるときがある。やれやれ。 いつの間にか夢とか目標とか言うあれこれを追い越して、生活や人生に変わった。それは、グラデーションみたいにナチュラルに。でも、しっかり自分たちで選んだ色に。「ここまで良く頑張ったじゃん」って、ちょっとは褒めてあげられるようになった。自分たちを認めたり許せたりするだけで、初めて解き放てるものがあることを知った。こんな時代にこそ、誰もがもっと優しい世界に触れて良いはずだ。 ときどき、今が連続してることが何よりもファンタジーに思える。地に足を着けて、正直で切実な曲が書けた。今までの痛みと喜びがちゃんとポケットに入ってたから、書けた。 目の前を霧が霞めたら、風を待って扇ぎ合って。失っても壊れても、また再生する。もう先のことは先の自分に任せて、この瞬間を。何処までも続かないこの瞬間を。怖くてもまた鍵を開けてく、これからの私たちを見てて欲しい。 <SCANDAL・RINA> ◆紹介曲「 eternal 」 作詞:RINA 作曲:MAMI ◆New Single「eternal」 2021年3月3日発売 <収録曲> M1. eternal M2. eternal (TOWA TEI REMIX)

    2021/03/08

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