聴いた人に合った寄り添い方ができる楽曲を届けたい。

TENSONG
聴いた人に合った寄り添い方ができる楽曲を届けたい。
2021年11月19日に“TENSONG”が9th SG Digital「Bye Myself」をリリースしました。コロナ禍に限らず、孤独を感じている人に対して「1人で頑張るだけでなく、誰かと一緒に頑張る選択肢を与えたい」というメンバーの想いが込められているこの曲。MVは、歌詞に込められた感情を具現化したタイポグラフィとメンバー3人の力強い表情がマッチした作品に仕上がっております。 さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“TENSONG”のたか坊(Vo.)による歌詞エッセイをお届け。綴っていただいたのは、新曲「 Bye Myself 」に込めた想いです。今、「ひとりぼっち」だと感じているあなたへ。きっとその孤独に寄り添ってくれる、エッセイと歌詞を是非、併せて受け取ってください。 この曲「Bye Myself」はコロナ禍を経て書き上げた楽曲です。 コロナ前は大学に通学し、友達と授業を受け、ご飯に行き、そしてメンバー3人で音楽を作るという生活を送っていました。しかし、コロナ禍で家から出ることも憚れる日が増え、この日常を送ることが困難になり…同じ経験をした人も少なくないはずです。 大切な人にこそ会いづらい生活を通して、「ひとりぼっち」という言葉を多く耳にしました。ただ、ここで感じたのはコロナ禍で「ひとりぼっち」という言葉を使うようになっただけで、コロナに関わらず日常生活に「ひとりぼっち」は多く存在しているということでした。 受験、就活、仕事をはじめ、全ての人が「ひとりぼっち」を感じながら、努力しなければいけない瞬間があると思います。 コロナ禍でこのことに気付き、「ひとりぼっち」に焦点を当てた音楽を作ろうと決め、出来上がったのがこの「Bye Myself」という作品です。 目標に向かって努力しなければいけない時、1人で頑張らなくちゃ!と気負う人が多く居ると思います。そんな人に向けて、「1人で頑張るだけでなく、誰かと頑張る選択肢もあるんだよ」というメッセージを届けたい一心で制作しました。 僕たちTENSONGのグループ名は「十人十色」から取っていて、聴いた人に合った寄り添い方ができる音楽を届けたいというコンセプトのもと音楽活動をしています。 この「Bye Myself」も、人々の日常に存在する「ひとりぼっち」の時間にそっと寄り添う音楽になってくれるよう願っています。 <TENSONG・たか坊(Vo.)> ◆紹介曲「 Bye Myself 」 作詞:たか坊 作曲:たか坊