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  • 山崎あおい
    詩織ちゃんへ、あおいより。
    詩織ちゃんへ、あおいより。

    山崎あおい

    詩織ちゃんへ、あおいより。

     2022年9月29日に“新山詩織”が盟友・山崎あおいとのコラボシングル「 Free (feat. 山崎あおい) 」を配信リリースしました。デビューから10年、同時期のふたりがこれまでのお互いを想って書き上げたナンバー。「たった一人でも一緒に乗り越えていける人がいれば、いろいろな壁に当たっても、何度でもそこから羽ばたいていける」という気持ちを新山詩織と山崎あおいが交互に歌っております。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“新山詩織”と“山崎あおい”による文通的エッセイをお届け!【前編】では、山崎あおいから新山詩織へのお手紙です。ふたりのこれまでの軌跡と今、抱いている気持ちを綴っていただきました。コラボシングルと併せて、お楽しみください。 すっかり秋めいて来ましたが、いかがお過ごしでしょうか。と聞いておきながら、この間も会ったばかりでしたね。   詩織ちゃんとの出会いはライブでした。演奏スタイルの似ている私たちは、あの頃「ギタ女」という言葉に飲まれながら、あちこちのイベントで一緒になり、自然とお友達になっていった気がします。……いや、私が「お近づきになりたいですオーラ」で強引に距離を詰めたような気もします。   「これ、連絡先です…」と、アドレスを書いたノートの切れ端を渡してくれた詩織ちゃん。初めて遊ぶ日の前の晩「あおいちゃん、黒豆は好き?」とメールが届き、不思議に思いながら「好きだよ」と返事をすると、翌日「お裾分けしようと思ったけど、玄関に忘れちゃって…」と明かしてくれました。手土産に黒豆をお裾分けしてくれようとする、10代の女の子。どこまでも期待を裏切らないな、と感動したのを覚えています。他愛なくて文字にできないものも含めて、10年分の思い出が沢山ありますね。     会うたび詩織ちゃんには、赤裸々に色々な話をしてしまいます。ですが今回はせっかくなので、なかなか面と向かっては言えない、もう一枚内側のお話をしようと思います。詩織ちゃんの存在を知ってから、出会うまでのお話です。   2013年の春頃だったかな。私のインタビューが某雑誌に載ったことがありました。中学生の頃から読み続けた、憧れの雑誌です。噛み締めるように自分の記事を読み、パラパラと紙をめくると、カラーで、私の記事よりも遥かに多いページ数で、デビューへの意気込みを語る女の子がいました。それが、私が初めて詩織ちゃんのことを知った瞬間です。   悔しさか、羨ましさか、何なのか。とにかく心臓がぎゅっとなりました(シンプルに「めっちゃかわいい」とも思いました)。音楽の才能があって、唯一無二の声を持っていて、おまけに見た目や雰囲気まで、私が「なりたかった」のが詩織ちゃんそのものです。これから、そんな子と同じフィールドで比べられて、歌っていかなくてはならない。CDショップやタイムテーブルで名前が並ぶたび、嫉妬してしまいそうな自分と、それでも純粋に憧れてしまう自分とで、揺れていました。   でも、あのライブの日、お互いに自己紹介をして少しだけ話をすると、卑屈な気持ちは一瞬でどこかへ消えました。   最初の会話、覚えていますか? 共演者同士だから「ライブ、良かったですね。」とか「いやいやお名前はよく拝見してましたよ~」とかかと思いきや、詩織ちゃんは「あおいちゃんは免許、持ってますか?」と聞いてきたのです。私が「はい」と答えると、「いいなあ」……。   上手く言葉にできませんが、新山詩織は想像以上に新山詩織で、そこに裏も表も打算も駆け引きもなく、もう、120%好きになるしかありませんでした。   デビューしてからずっとファイティングポーズを崩せずいた私にも、無防備に、たくさんの話をしてくれた詩織ちゃん。つられて私も心の内のアレコレを話し、話しすぎたかな、と思うこともあるくらい。今ではかけがえのない戦友、みたいに感じています。そんな刺々しい感触ではないけれど。     同じ時代にデビューして、同じような壁にぶつかって来たから、きっとこれからも同じようなタイミングで悩んだりするんだろうね。でも、それを分け合える人がいるって、とても心強いです。友達はお互いに沢山いると思うけれど、「あの頃」を共有して現在や未来を話せるのは、たぶん詩織ちゃんくらいです。あの頃の詩織ちゃんにも、今の詩織ちゃんにも、本当にありがとう。   ……なんだか、空回りしたラブレターみたいになってしまいました。お恥ずかしい。読み終わったらスマホごと燃やして捨ててください。これからも一緒にお酒を飲んだり、美味しいお店を報告し合ったり、一緒に音楽を作ったり、一緒に歌ったり。自由でステキに過ごしていこうね。   追伸: ところで詩織ちゃんは黒豆、好きなの?   あおいより ◆新山詩織コラボシングル 「 Free (feat. 山崎あおい) 」 2022年9月29日リリース 作詞:山崎あおい 作曲:新山詩織 山崎あおい 公式HP: https://yamazakiaoi.jp 新山詩織 公式HP: http://niiyama-shiori.com/

    2022/10/10

  • ゆいにしお
    苦味だってtasty!
    苦味だってtasty!

    ゆいにしお

    苦味だってtasty!

     2022年10月5日に“ゆいにしお”がメジャー1stフルアルバム『tasty city』をリリース!今作は、ゆいにしおの持ち味である「独特な言葉遊びを交えた歌詞」や「あたたかみのあるポップさ」が発揮された楽曲が12曲収録されております。また、アルバムリリースに伴い、10月26日からは、全国3箇所でワンマンライブを開催。こちらも是非チェックを!    さて、今日のうたコラムではそんな“ゆいにしお”による歌詞エッセイを3週連続でお届け!今回は第2弾。みなさんは絶対に好きにはならないと思う、苦手な味ってありますか? ゆいにしおにとってそれは「ししとう」だったそうですが…。フルアルバム『tasty city』に込めたメッセージにも通ずるエピソードをお楽しみください。 昔嫌いだったゴーヤチャンプルーが今では大好物になった。辛いものは食べられなかったけれど、今や豚キムチなんて週1で作る。   こうして苦い・辛い食べ物を、大人になってから好きになることは珍しいことではない。   でも、ぜったいにししとうだけは好きにならないと思ってた。   10月5日に発売された『tasty city』を作っているとき、こんなメッセージを伝えようとしていた。   「苦い思い出」なんてよく言うけど、食べ物の味観点で考えたら、苦いって美味しいなんだよな~。苦い思い出もおいしい思い出だったとして後々考えられたらいいよね、と。   それでもやっぱりぜったいにししとうだけは好きにならないと思ってた。『tasty city』製作中ですら、ししとうだけは本当に、全く良さがわからなかった。   ししとうは絶対「ハズレ」のものがある。あいつのなかには、数本に1本はめちゃくちゃに辛い、「俺って唐辛子なんだぜ」とアピールしたがる奴がいる。   母はよく、実家で大量のししとうをグリルで焼いて、砂糖醤油で味付けしたものを出してくれたのだった。4人家族で、10本くらいのししとうを分け合う。私は極端に運が悪く、そのなかのハズレししとうをいつも引き当てていた。無敵の甘辛砂糖醤油味でも、ハズレししとうの辛さにはどうしても太刀打ちできない。ししとう自体のシンプルなおいしさを楽しむ家族を横目に、私は唇を腫らし、辛いししとうをかじっていた(余談だが、アサリの砂を噛んでしまうのも実家では私の役目だった)。   先日、祖母を訪ねに地元へ帰った。祖母は「東京では野菜をもらうことなんてない」と愚痴る私にどっさりとししとうをくれた。「また砂糖醤油でロシアンルーレットを楽しむとするか…」と半ば乗り気ではなかったのだが、祖母より「味噌とお砂糖で炒めてもおいしい」という耳寄り情報をもらった。   これだ。   東京に戻ってすぐ、のぞみ新幹線で運ばれたししとうを調理しはじめた。ししとうのヘタをとって、輪切りにする。みじん切りにした生姜と、輪切りの鷹の爪を、ごま油と一緒に炒めてみる。香りが出たら輪切りのししとうを入れ、サッと炒め味噌・醤油・砂糖・みりんを入れる。砂糖は「ちょっと多いかな」と思うくらい入れた方が、ハズレししとうに勝てる気がした。調味料の汁気がとんだら完成。10本ほどあったししとうはしなしなになって、タッパーに半分もいかないほどのボリュームに収まった。味噌でしっかり和えられたししとうは、緑色ですらなくなっていた。   とりあえずご飯の上にのせて食べてみる。   うまい!!   味噌味のものがご飯と合わないはずはない。ハズレししとうの存在をわずかに認識したものの、その辛さが味噌とマッチングしておいしい!むしろハズレししとうの辛みがなければ物足りなかったかもしれない。   ハズレししとうを食べた悲しみというのは、具体的に言うと無数のししとうから一本ハズレを引いてしまった悔しさのことだ。辛さもさることながら「なぜわたしだけ…」と思う。でも、細かく刻んでしまえば他のスタンダードししとうを一緒くたになってしまう。悲しみが分散されるのだ。   その後、冷奴にのせたり、そのまま食べたりして、すぐにタッパーが空になった。   こうして、あんなに嫌いだったししとうもすっかり大好物になった。きっと今なら、ハズレししとうをうっかり引いてしまっても、貧乏くじを引いた気分にはならないかもしれない。   『tasty city』を聴いて、苦手な味にも違う方法でアプローチして、日常に革命を起こしてみるのはいかが? <ゆいにしお> ◆Major 1st Full Album『tasty city』 2022年10月5日発売 COCP-41838 ¥3,000 (tax in)   <収録曲> 1.CITY LIFE 2.mid-20s 3.スパイスガール 4.sun shade 5.チートデイ 6.suitcase 7. Rough Driver 8.パレード 9.息を吸う ここで吸う 生きてく 10.スポットライト 11.タッチミー(2022 Ver.) 12.ワンダーランドはすぐそばに

    2022/10/07

  • とけた電球
    女性目線を書く時は“自己否定”、男性目線を書く時は“他者肯定”
    女性目線を書く時は“自己否定”、男性目線を書く時は“他者肯定”

    とけた電球

    女性目線を書く時は“自己否定”、男性目線を書く時は“他者肯定”

     2022年10月5日に“とけた電球”が1stフルアルバム『piece of film』を配信リリース!シングル「トラベル」「2番手」を含む新曲11曲に加え、過去にリリースしてきた「どうすんの?」「灯」「ふたりがいい」「彩」も収録された全15曲入りのキャリア初のフル・アルバムとなっております。ワンマン・ツアーの開催も決定しており、10月9日 下北沢440からスタート!    さて、今日のうたコラムでは、そんな“とけた電球”の岩瀬賢明による歌詞エッセイを2週連続でお届け!今回は【後編】です。【前編】に綴っていただいたのは“歌詞を書く動機”でしたが、【後編】は“岩瀬が女性目線の歌を書く時の考え方”についてのお話。女性目線の曲を書く時のミソになっているものとは…? ぜひ、今作の歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。 どうもどうも、とけた電球の岩瀬です。第2回ということで遂に最終回。ええ、時の流れは早いんです。人生の1秒も無駄にしないで下さいね。   さて、前回は“歌詞を書く動機”についてエッセイを書きましたが、今回は“岩瀬が女性目線の歌を書く時の考え方”について書きたいなと思います。前回と比べてかなりピンポイントなテーマですがそういう気分なんです。ちなみに今回は文体も変えたくて“ですます調”で書いてます。これも気分です。   先日リリースしたフルアルバム『piece of film』の中からだと「 spring sleep 」・「 2番手 」・「 灯 」・「 ふたりがいい 」・「 君がくれたもの 」の5曲が女性目線を取り入れた楽曲です。もちろん完全に女性目線だったり半分だけだったりマチマチですが。   まず前提として僕の性自認は男性です。正直言えば、女性の体でも心でもない僕に女性の気持ちが完全にわかるわけなんてないと思ってます。だから僕の描く女性目線は、「岩瀬の中にある女性目線」なんです。伝わるかな。単純な話だけどここが結構重要。   僕が女性目線の曲を書く時のミソになっているのは“恋人や異性に指摘されたこと”。たとえば「 spring sleep 」の<寝てばっかりいないでよ>は昔の恋人に指摘されたこと。「 君がくれたもの 」の<時計をちらちら見つめ 心がここにないと知った>実際は携帯だけど、これも昔の恋人に指摘されたこと。   かつて僕が嫌がられた行為に対して、自分の歌詞でその行為を嫌だと言ってるんです。つまり、自己否定。好きで描いてる歌詞の中で自己否定をしていくってなんか面白くないですか? 僕が女性目線のラブソングを作る時って、気付けば自分の嫌がられた行為から歌詞を書いていくんです。   反対に男性目線の歌詞を書く時は、嫌だった行為よりも“嬉しかった・思い出に残っている”行為から描く時が多い。なんでなんですかね。男性作詞家の皆さんの意見をぜひお伺いしたいところ。   長くなってしまいましたが 女性目線を書く時は“自己否定” 男性目線を書く時は“他者肯定” から歌詞を書くことが多いなーと気付けました。   ラブソングひとつでこんなに考察ができて楽しいんだから、やっぱりこれからもラブソングを書き続けたいと思います。 <岩瀬賢明> ◆配信フル・アルバム『piece of film』 2022年10月5日リリース   <収録曲> 1. spring sleep 2. 鏡の国 3. トラベル 4. ごめんね 5. 弱いです 6. 2番手 7. 彩  8. 軽率に恋して 9. どうすんの? 10. 灯 11. わがままま 12. ふたりがいい 13. 君がくれたもの 14. 夕焼けを見て音楽を聞こう 15. あなたへ

    2022/10/06

  • Ran
    いろんな哀しみを私が私だけが言える言葉で言いたい。
    いろんな哀しみを私が私だけが言える言葉で言いたい。

    Ran

    いろんな哀しみを私が私だけが言える言葉で言いたい。

     独自の言語表現を持ったシンガーソングライター“Ran”が8ヶ月ぶりの新作を4か月連続で配信リリースすることが決定!2022年10月7日に第1弾「淘汰」がリリース。前作『世存』制作タイミングで同時に制作されていたこともあり、「世存」の最終章に位置づけられる楽曲になっております。アレンジは、前作「夜逃げ」でもアレンジを担当した宮田“レフティ”リョウが担当。    さて、今日のうたコラムでは、そんな“Ran”による歌詞エッセイをお届け!第1弾は新曲 「 淘汰 」 のお話です。歌詞に綴られている<いつの日まで こんなにも 生きづらい世界であるのだろう>というフレーズは、コロナ禍のみならず、今の世の中に通ずる想い…。ぜひ、楽曲と併せて、このエッセイを受け取ってください。 この曲ができた頃、コロナ禍で自分も含め沢山の人が困っていました。   思い通りにならない生活、 伝え方を知らなくなった感情、 どうしようもなくなった事をうたいました。   “いつからこんなことになったんだろう” コロナ禍が無くても思ってしまうことでした。   こんな事をしにこの世に生まれたわけじゃなかった。こんな人になるはずじゃなかった。そんな漠然とした後悔が何時を切り取ってもこびりついている時、私が歌えることはこれでした。     元通りになりたいと言っておきながら、誰も本当の姿を見ていない、ってかなり我儘で、誰かやある結果に期待している証拠で、それを分かりつつ解決策も見出せていたとしても、出来なくて、の繰り返しです。     私は今、伝えたいことはあるのに、拙い言葉しか出てこないのが悔しい。諦めたくない。いろんな哀しみを私が私だけが言える言葉で言いたい。   ずっと変わりません。   この曲がだれかを絶望の端から少し引っ張れる曲だといいな。 < Ran> ◆紹介曲「 淘汰 」 作詞:Ran 作曲:Ran

    2022/10/05

  • 麗奈
    伝えたいこと。
    伝えたいこと。

    麗奈

    伝えたいこと。

     2022年8月15日に“麗奈”がDIGITAL SINGLE「好いひと」(いいひと)をリリースしました。同曲は、ABEMAオリジナル恋愛番組『オオカミ』シリーズ最新作『オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない』のBGMとして起用されているナンバー。好きになった人を信じたいけど、信じていいのか、信じちゃいけないのか。その狭間で迷いながらも抱える恋心や、きっとどんなことがあっても変わらない想いを歌ったラブソングとなっております。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“麗奈”による歌詞エッセイをお届け。綴っていただいたのは、新曲「 好いひと 」に通ずる想いです。大人になればなるほど、純粋に「好き」だけではいられなくなりがちなわたしたち。みなさんは自分にとっての“好いひと”に、伝えたいことをちゃんと、伝えることができていますか…? 歌詞と併せて、このエッセイを受け取ってください。 君のことが好きだ。他の誰よりも。 毎日のように考える、朝も昼も夜も。   そんな想いに一生懸命向き合っているあの頃の自分もいた。 ずっと昔の話になるかもしれない。 そして誰の心にもある「壊れやすい気持ち」なのかもしれない。   純粋に好きだという気持ちは、歳を重ねるにつれ疑いになってしまうことに気が付いたこの頃。それは少し心が賢くなってしまったのか、臆病になってしまったのか、ただ損得を考えてしまうようになったからなのかは分からない。好きなはずの相手の行動が不意に全てまやかしなんじゃないかって思う時、あなたならどうするんだろう。   きっとそうやって自分の頭の中で好きな人にそっぽ向かれたって、目の前に立ったらまた照れくさいんだろう。   片想い、こんな時が一番“感”を“動”かされる。   誰だって振り向いて欲しいと頑張るだろう。相手の好みの髪型に変えてみたり、相手の好きな音楽をこっそり聴いてみたり、寝る前に泣いてしまったり…。そんな合間の好きな人の優しさっていうものはとてつもなく嬉しい反面ものすごい恐怖が迫ってくる。   「希望」と「絶望」。   少しは気があるのかなとか、そんな気持ちがないならもう優しくしないでとか、信じたいけど信じてしまったらまた傷付くのは自分だけで相手は何も知らない。そんなの理不尽だって思いながらも恋って止められない、神様にも友達にも誰にも。   たとえ、振り向いてくれなくても相手が遠くへ行ってしまっても心の隅にはずっと生きていて、心の引き出しを整理しようとする頃にまた思い出として思い出す。   「ああ、あの時ちゃんと信じていれば」「あの時信じていなければ」叶っていたのかもしれない、苦しまずに済んだのかもしれない、少しの後悔も残っていたりする。   そうして回りくどい大人になってしまった恋心は、喜びよりも苦しみばかり見つめて誰かを純粋に「信じる」事を忘れかけてしまっているんだろう。   だけどいつになったって恋はする、大人になってしまったっておばあちゃんになったって。それは誰にも止められない、神様でも友達でも自分でも。   あなたは今恋をしているのだろうか。 その恋はどんな恋なのだろうか。   ちゃんと相手のことを信じてあげられているのか。それとも信じることが出来ずにもがいてもがいてぎゅっとなる心を押さえてるのか。   いつか名前を呼んで欲しい。一目惚れなんて変だ。ずっと忘れられずにいたなんて言えない。振り向いて欲しい。好きになって欲しい…。   でも、傷つきたくはない。   そんな臆病さも余計な考えも丁寧にしまって、たまにはちゃんと伝えるのもいいんじゃないかな。いいよね。好きになったのなら、その相手はもう特別で何もかもが自分にとっては最高で、好いひと、なんだから。   「毎日のように考える、朝も昼も夜も。 君のことが好きだ。他の誰よりも。」 <麗奈> ◆紹介曲「 好いひと 」 作詞:麗奈 作曲:麗奈・野村陽一郎  

    2022/10/04

  • idom
    誰もが弱さを抱えながら生きているこの時代に。
    誰もが弱さを抱えながら生きているこの時代に。

    idom

    誰もが弱さを抱えながら生きているこの時代に。

     2022年9月7日に“idom”がニューシングル「GLOW」をリリースしました。タイトル曲は、フジテレビ月9ドラマ『競争の番人』の主題歌として起用された楽曲。シングルには同曲に加え「i.d.m.」、「Savior」、「HELLO」、「GLOW -Instrumental-」の全5曲が収録されております。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“idom”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。今回が最終回です。綴っていただいたのは、今作を通じて伝えたかった2つのこと。idomというアーティストについて。そして「希望を抱く」ことについて。ぜひ、今作と併せて、受け取ってください。 3週連続のエッセイ企画も今回で最後。僕自身初めてのエッセイに挑戦させていただき、改めて自分の曲・特に歌詞と向き合うことが出来た貴重な時間でした。9月7日にリリースしたデビューEP『GLOW』は、表題曲の「GLOW」に始まり、先週エッセイを書かせて頂いた「i.d.m.」、それからTOMOKO IDAさんをプロデューサーに迎えた「Savior」、SNSで制作過程を公開した「HELLO」の全4曲を収録しています。   このデビューEPを通して僕が伝えたかったことは、大きく分けて2つ。まず1つ目は「idomというアーティストはどんな人物なのか」ということ。そして2つ目は「希望を抱く」ということだ。   1.idomというアーティスト   今回リリースしたEP『GLOW』の表題曲であり、月9ドラマ『競争の番人』の主題歌として書き下ろした「GLOW」は、2年半前に楽曲制作を始めて以来、初の王道のJ-POPサウンドに挑戦した1曲だった。   過去にリリースした楽曲は、自分のルーツともいえるR&BやHip-Hop、US-Popsなどから受けた影響を反映した楽曲が中心であり、今回のJ-POP的なメロディやサウンドなどは、僕にとってとても大きな挑戦でもあった。   しかし「GLOW」のJ-POPという形の中にも、R&BやTrapなどを要素として組み込みこみたく、普段のスタイルとは真逆のスタイルで臨んだ。これはドラマとのシンクロ性を高めるため、そして国民的に知られる“月9ドラマ”という枠に少しでも相応しい楽曲を求め僕なりにつきつめた結果だった。   この「GLOW」という楽曲を機に多くの方に知っていただく機会を得たことは大変有難いことだった。そしてこの機会に、idomというアーティストの原点にある音楽やidomというアーティストが魅せる音楽をもっと知ってほしくて。   「GLOW」とはそれぞれ異なる世界観の楽曲を制作し、完成したのが今回のEPにおける「i.d.m」、「Savior」、「HELLO」の3曲だった。これらの楽曲を合わせてEPとすることで、idomというアーティストは決してJ-POP、あるいはR&B、Hip-Hopなどの“ジャンル”というものに囚われる存在ではないということを証明したかった。   2.希望を抱く 「GLOW」では失意からの脱却 「i.d.m.」では失恋との訣別 「Savior」では使命への目覚め 「HELLO」では新たな生命の誕生 を描いた。   これらの楽曲の“自分(主観)”はそれぞれ異なる形だが、何かしらの希望を抱き、前へ進もうとしている。   “Glow”という単語は「柔らかな光」という意味を持つ。   決して希望の光は、強く煌々と輝いているとは限らない。だが暗闇の中を彷徨い苦しんでいたとしても、それを乗り越えようと希望を求め続ければ、いつかその先に小さな光が見えるかもしれない。そんな想いをEP『GLOW』に込めた。   誰もが弱さを抱えながら生きているこの時代に、誰もが自分なりの“希望”を抱けることを願って。 idom

    2022/10/03

  • 足立佳奈
    自分から選んだ恋の終わり。
    自分から選んだ恋の終わり。

    足立佳奈

    自分から選んだ恋の終わり。

     2022年8月でデビュー5周年を迎える“足立佳奈”が、毎月の連続配信リリースを行うことを発表。その連続リリース第6弾として9月30日に新曲「いまだけ」をリリースしました。今年4月にリリースした「オーマイガール」など数多くの楽曲を手掛けた中村泰輔とタッグを組み、作詞は足立佳奈本人との共作となっております。    さて、今日のうたコラムでは、アニバーサリーイヤーを記念して、5月~12月に毎月“足立佳奈”による歌詞エッセイをお届けいたします!今回は第5弾です。綴っていただいたのは、新曲「 いまだけ 」に通ずる想い。自分から選んだ恋の終わりだとしても、そんなに簡単に割り切れるわけじゃない。今、気持ちがぐらぐらと揺れているあなた。この歌詞とエッセイを受け取ってください。 自分から選んだ恋の終わり。   嫌いになったわけではないけど、 恋人同士である意味がなくなってしまった。 きっとあなたが1番驚いたと思うし、苦しんだはず。   だけど、 わがままな私は、 離れると、またあなたを恋しく思って会いたくなってしまう。 どこに行っても、何をしてもあなたとの思い出が頭に浮かんで、 私の邪魔をする。苦しくなる。 会ってはいけないと理解はしているのに 寂しさが勝ってしまいそうになる。   初めて会ったあの日、今でも鮮明に覚えてる。 白いニットを着て、カフェで少し離れた席にあなたは座ってた。 本を読んでたっけ。   たくさん人がいる中で、あの瞬間に二人が出会い、 あなたが私を選び、私があなたを選び、恋に落ちるなんて凄い奇跡だったと思う。   突然、恋は始まった。   「何をしても楽しい時だね」 そんなことを周りに言われながら、色んなところに出かけた。 手がいくつあっても足りないくらい、思い出がある。   今でも思い出すのは、初めて向かい合って食べたご飯。 別にこれといって何かあったわけじゃないけれど、そのシーンを思い出す。   色んな場面に遭遇して、 色んな気持ちになって、 色んな気持ちにさせた。   沢山成長したと思う。   嬉しいも楽しいも、苦しいも辛いも、全部を共に過ごしてきた。 良いことよりも、苦しいや辛いの感情が強く心に残る時期もあって、 一生忘れてやるもんかって思う時だってあった。   でも、恋が終わった今、 幸せだったことが頭に浮かぶようになる。   あの道を通ってスーパーに行ったこと、 あの店でいつもバニラアイス食べてたこと、 あの駐車場で長話したこと、沢山思い出す。   何が苦しかったのか、辛かったのか、今では思い出せない。   お揃いのリングは、あの日からずっと外せないまま。 恋って見えないものだけど、これは唯一みえる。 二人を繋げてたもの。 これだけはまだ、ここにあってもいいかな。 と思ったりもする。   今だけ。 今だけ。   そう思いながら、 今でも、 ずっとここにある。   この気持ちは、 まだまだぐらぐらしてるけど、 それもまた私の人生の1ページ。   別れがあるから、 出会いもある。   でも今だけは恋の終わりに少し浸らせて。 <足立佳奈> ◆紹介曲「 いまだけ 」 作詞:足立佳奈・中村泰輔 作曲:中村泰輔

    2022/09/30

  • ゆいにしお
    現実を生きるリカちゃんとmid-20sなわたしたち。
    現実を生きるリカちゃんとmid-20sなわたしたち。

    ゆいにしお

    現実を生きるリカちゃんとmid-20sなわたしたち。

     2022年10月5日に“ゆいにしお”がメジャー1stフルアルバム『tasty city』をリリース! 今作は、ゆいにしおの持ち味である「独特な言葉遊びを交えた歌詞」や「あたたかみのあるポップさ」が発揮された楽曲が12曲収録されております。また、アルバムリリースに伴い、10月26日からは、全国3箇所でワンマンライブを開催。こちらも是非チェックを!    さて、今日のうたコラムではそんな“ゆいにしお”による歌詞エッセイを3週連続でお届け!今回は第1弾。綴っていただいたのは、今作の収録曲「 mid-20s 」にまつわるお話です。歌の幕開けとなるフレーズが誕生したきっかけとは…? 今、ほんの少しお疲れなあなたに、この楽曲とエッセイが届きますように。 YouTuberの動画はあまり見ないほうだけど、よく見ているYouTubeチャンネルがある。   そのチャンネルの名前は『現実を生きるリカちゃんねる』。   みんなおなじみの、あのリカちゃん人形が、まるで現代に生きているかのように振る舞うYouTubeチャンネル。憧れの存在としてのリカちゃんが、自堕落な、でも働くときは働く会社員として暮らすギャップにめちゃくちゃハマっている。   『リカちゃんねる』の投稿主は、もともと販売されているおもちゃの小道具に加え、オリジナルの小道具もたくさんつくっている。充電ケーブルや害虫対策のスプレーまで、とにかく生活の作り込みのすごさに驚く。   一枚ずつ写真を撮って繋げたコマ撮りにも関わらず、生身の人間のように動くリカちゃんも見どころ。   誰にも見せることを想定していない部屋着でお腹をボリボリ書いたり、スカスカの冷蔵庫には卵のパックが空のままで冷やされていたり。「私の生活をのぞかれているのだろうか?」と身の毛もよだつ思いでこの動画を見る人も多いでしょう。私がそうだからです。   そしてついに、そんな愛しい現実リカちゃんの生き様(?)は、歌詞にも反映されてしまった。   10月5日に発売される「 mid-20s 」という曲は、こんな歌い出しではじまる。   2、3年付き合った彼氏が今欲しい   これは、現実リカちゃんが、「出会いから始めるのが面倒すぎるので2、3年付き合って気心知れた彼氏が突如目の前に現れてほしい」と言いながらロング缶のチューハイをグビグビ飲むところからインスパイアされている。   実際、きっと出会ったら出会ったで素敵な人生のかけらになると思う。わかっている。わかってはいるし、実際そうしている人が着実に幸せを掴んでいくんだと思う。でも、四半世紀近くいろいろ考え苦しみ傷つき抜いたわたしたちには、もうそんな体力は残ってないのである。   「それでいい。今は一旦それでいいのだ。」 とゆいにしおは言いたい。   現実を生きるリカちゃん、そしてどうしようもなく愛しいわたしたち・mid-20sに曲をかいているんだ、と最近は強く思います。   痩せたいな~って言いながらポテトのLサイズを食べちゃう夜に聞いてね! <ゆいにしお> ◆紹介曲「 mid-20s 」 作詞:ゆいにしお 作曲:ゆいにしお ◆Major 1st Full Album『tasty city』 2022年10月5日発売 COCP-41838 ¥3,000 (tax in)   <収録曲> 1.CITY LIFE 2.mid-20s 3.スパイスガール 4.sun shade 5.チートデイ 6.suitcase 7. Rough Driver 8.パレード 9.息を吸う ここで吸う 生きてく 10.スポットライト 11.タッチミー(2022 Ver.) 12.ワンダーランドはすぐそばに

    2022/09/29

  • とけた電球
    POPSというジャンルで大切な“歌詞”を今でも書き続けている理由。
    POPSというジャンルで大切な“歌詞”を今でも書き続けている理由。

    とけた電球

    POPSというジャンルで大切な“歌詞”を今でも書き続けている理由。

     2022年10月5日に“とけた電球”が1stフルアルバム『piece of film』を配信リリース!シングル「トラベル」「2番手」を含む新曲11曲に加え、過去にリリースしてきた「どうすんの?」「灯」「ふたりがいい」「彩」も収録された全15曲入りのキャリア初のフル・アルバムとなっております。ワンマン・ツアーの開催も決定しており、10月9日 下北沢440からスタート!    さて、今日のうたコラムでは、そんな“とけた電球”の岩瀬賢明による歌詞エッセイを2週連続でお届け!今回は【前編】です。何事も面倒で、飽き性な彼がずっと“歌詞”を書き続けている理由とは…。今の理由とはまた異なる、始まりの理由も明かしてくださいました。   音楽活動を長く続けていくほど、 自分はアーティスト気質ではないなと思うことが増えた。   何事にも面倒だなと思ってしまう性分で、 曲を作るのも始めるまでに物凄く時間がかかる。   夏休みが終わる直前の小学生のように、 締め切り前日から寝ないで仕上げて、 提出するころには眠気で死にそうになっている なんてこともよくある。   さらにとんでもなく飽き性だ。 大概の習い事はすぐ辞めている。 やりたいことは始めさせてもらえる環境にいたのに 本当にもったいない人生だ。   そんな僕がPOPSというジャンルで 大切な“歌詞”を今でも書き続けている理由、 それはシンプルに 「伝えたい人がいる・伝えたいことがある」から。   でもこれは始めて10年経った今の理由。   本当の始まりは 「誰かに褒められて、 自分が認められたような気がした」から。   元々歌が好きになったのも 中学生の頃にカラオケに行って、 採点の点数が高くて嬉しかったから。   それからは誇張なしに 週3~4回のペースでカラオケに行っていた。 今の歌の基礎はこのカラオケ通いの日々で 培ったといっても過言ではない。 カラオケ採点に認められて歌が好きになるなんて 岩瀬少年は可愛いなぁ。   自分の書く歌詞(曲じゃなくて歌詞単体)が 認められたと感じたのは「 いらない 」という曲だと思う。 閃光ライオットという大会で決勝に行けたのも この歌詞の力だったと思うし、 僕らを最初に世間に認知させてくれたのもこの曲だった。 今でも人気曲なのはありがたい。 <とけた電球・岩瀬賢明> ◆紹介曲「 いらない 」 作詞:岩瀬賢明 作曲:岩瀬賢明 ◆配信フル・アルバム『piece of film』 2022年10月5日リリース   <収録曲> 1. spring sleep 2. 鏡の国 3. トラベル 4. ごめんね 5. 弱いです 6. 2番手 7. 彩  8. 軽率に恋して 9. どうすんの? 10. 灯 11. わがままま 12. ふたりがいい 13. 君がくれたもの 14. 夕焼けを見て音楽を聞こう 15. あなたへ

    2022/09/28

  • reGretGirl
    僕は今繋いでいるこの手をどうするべきだろうか。
    僕は今繋いでいるこの手をどうするべきだろうか。

    reGretGirl

    僕は今繋いでいるこの手をどうするべきだろうか。

     2022年秋に“reGretGirl”が、3ヶ月連続で新曲を配信リリース! 今回の連続リリースは、3曲を通してひとつの恋の行方が描かれ、歌詞世界のストーリーが繋がっております。そして、9月14日に第1弾の楽曲「ルックバック」がリリースされました。過去の忘れられない恋と今の恋を重ねてしまう心を歌ったアップナンバー。第2弾は10月12日、第3弾は11月2にリリース!    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“reGretGirl”の平部雅洋による歌詞エッセイを3ヶ月連続でお届け!今回は第1弾。新曲「 ルックバック 」の歌詞世界をさらに掘り下げる内容となっております。とある夏フェス、とあるステージを恋人と手を繋ぎながら観て、涙がこぼれてしまった理由とは…。歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。 この度、我々reGretGirlは9~11月にかけて、3ヶ月連続配信リリースをする運びとなり、それに加えて新たな試み、連続映像企画「Music Video&Story“煙の行方”」というものを制作させていただきました。ミュージックビデオとドラマのコラボレーションをお楽しみいただけたらと思います。3ヶ月連続リリースされる楽曲は1つの物語になっていますので、それを存分に味わってもらえる作品になっております。     そして今回はこのうたコラムにその楽曲たちを、更に掘り下げる文章を掲載させていただきます。是非ご一読ください。     「 ルックバック 」   あれは恋人と二人で夏のロックフェスに行き、僕が敬愛するロックバンドのステージを観た時だ。   開放的な空間、快晴と音楽に演者も客も我を忘れる程、熱狂していた。灼熱の会場に響き渡る轟音。「夏の匂いがした」と歌われた時、手を繋ぎ二人で涙を流した。ライブ演奏に感動したのは勿論なのだが、他にも心当たりがあった。この楽曲に紐付いて思い出される人。匂い、声色、仕草、全て鮮明に思い出される人。この涙を流した時、己の中に長らく霞がかっていた不明瞭な感情の正体がハッキリと見えてしまった。   「嗚呼、やっぱり僕は、まだ前の恋人を愛しているんだ」   新たな恋をして、新たな愛を育んでいるつもりでいた。しかし、大きな口を開けて無邪気に笑うところ。助手席ですぐ眠ってしまうところ。不貞腐れても少し優しく接すれば簡単に機嫌を取り戻すところ。共に過ごす日々を細かく摘み取れば、“あの人に似ている”と感じる事が数多くあった。   今、僕の前に存在しないだけで、今日も何処かで彼女は彼女の暮らしの中にいる。その事実が頭から離れなくなった。おそらく僕が握っている“幸せ”と名の付いたこの掌は、己を麻痺させ真実から目を背ける自己暗示に過ぎず、同じ涙を流せなかった時点で結末は決まっていて、あの人への執着から始まってしまった恋だったのかもしれない。   「いや、認めたくない」   粗悪で安価なプライドが邪魔をする。   しかし、心の奥底に執念深くこびり付いた“前の恋人”の記憶に、「懐かしくて」泣いたのではなく、まだ「悲しくて」泣いてしまった現実。いつまでも美しく輝き続け、燃え尽きることの無い太陽の様な眩しさに、火傷を負いそうな程に身を焦がす恋心。一度は立ちゆかなかった事実を忘却するかのように甘い記憶が蘇る。本当はもう駄目なのかもしれない。   僕は今繋いでいるこの手をどうするべきだろうか。離してしまおうか。いつまでも繋いでいようか。今大切にしたい人と手を繋ぎながら、忘れられない人のために涙を流す。もう答えは出ているのではないか。   僕はどうすればよいのだろうか。 <reGretGirl・平部雅洋> ◆紹介曲「 ルックバック 」 作詞:平部雅洋 作曲:平部雅洋

    2022/09/27

  • idom
    選択できなかった未来はいつだって美しい。
    選択できなかった未来はいつだって美しい。

    idom

    選択できなかった未来はいつだって美しい。

     2022年9月7日に“idom”がニューシングル「GLOW」をリリースしました。タイトル曲は、フジテレビ月9ドラマ『競争の番人』の主題歌として起用された楽曲。シングルには同曲に加え「i.d.m.」、「Savior」、「HELLO」、「GLOW -Instrumental-」の全5曲が収録されております。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“idom”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。今回は第2弾。綴っていただいたのは、今作の収録曲「 i.d.m. 」にまつわるお話です。このタイトルは一体何を意味するのか…。大切なひととの別れを、忘れよう、思い出として消化しようと、今もがいているあなたへ。この歌詞とエッセイが届きますように。 忘れられない君との思い出。   夢から現実へのグラデーションの間で揺れ動かされているようなあの感覚。過ぎ去った日々は、年月を重ねる毎に美化されていく。嫌だったこと、ツラかったこと、悲かったこと…、確かにあったはずのそれらの記憶は忘却の彼方へと押しやられ、気づけば「あぁ、あの日々は楽しかった」なんて思いに支配されているものだ。   二度と手に入れることが出来ないからこそ、 選択できなかった未来はいつだって美しい。   君との日々を忘れられない「俺(この曲の主人公)」は、「今の自分は君にどう見えているのだろう」などと思いを馳せながら新たな道を探している。デビューEP収録曲「i.d.m.」ではそんな美しき日々を思い返し、それを失う現実を何とか受け入れようとする人物を描いた。   I'm singin' Lonely あの街で歌ってるよ Call me   君はあの日々のことも忘れて先に進んでいるというのに、「俺」は未だに君との思い出の中に囚われて過ごしている。あの場所で君からの連絡を待ち続けて…。   なんと滑稽なことか。ただ当の本人は至って真剣なのだ。失って初めて後悔し、いつまで経っても頭にこびり付いて離れない。悲しいかな、男とはそんな生き物なのである…(笑)。   少し話は変わるが、約2年半前の楽曲制作を始めた頃、僕は「idm」という名前で活動していた。   1年ほど経ったタイミングで、「idom」という名前にアップデートしたのだが、この曲は僕がまだ「idm」だった頃に書いていた曲だ。そんな活動初期の遺産を掘り起こし、デビューEPに収録できたことは本当に良かった。日々変わりゆく僕の音楽性の変化を、EP内で少しでも感じてもらいたかったのだ。   薄々お気づきかもしれないが、本文のテーマ『i.d.m.』のタイトルは、自分のアーティスト名になぞらえて付けたもの、そして何度も出てくるフレーズ“I don't mind”を略したものだ。   “I don't mind”を直訳すると 「私は気にしない」といった意味になる。   この曲の「俺」は、未だに相手に惹かれていることや、過去の美しい思い出を散々語ってはいるものの、結局その想いは実らないことを理解している。だから何とか最後の強がりで自分に言い聞かせているのだ。   I don't mind if you go away  (君が遠く離れても気にしないよ)   人生を送るなかで、こういった別れというものは付き物なのかもしれない。だが誰もがそれらを忘れようとしたり、思い出として消化したりしている。今、この瞬間を美しき日々とするために。   idom ◆紹介曲「 i.d.m. 」 作詞:idom 作曲:idom

    2022/09/26

  • GOOD ON THE REEL
    こんなにも人が溢れる中で、やっと見つけた君なんだ。
    こんなにも人が溢れる中で、やっと見つけた君なんだ。

    GOOD ON THE REEL

    こんなにも人が溢れる中で、やっと見つけた君なんだ。

     2022年8月31日に“GOOD ON THE REEL”が、ニューアルバム『P.S. モノローグ』をリリースしました。今作は、昨年6月にリリースされた『花歌標本』以来1年2カ月ぶり、GOOD ON THE REELにとって5枚目のオリジナルフルアルバム。“独白”の意味を持つタイトルが示す通り、現在のメンバーのリアルな本音や心情が表現された作品になっております。    さて、今日のうたコラムではそんな“GOOD ON THE REEL”の千野隆尋による歌詞エッセイを3週連続でお届け!今回が最終回。綴っていただいたのは、今作の収録曲「 同じ空の下で 」に通ずるお話です。今この瞬間も同じ空の下で生きている、すべてのあなたへ。歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 僕らが眠りにつく頃、 ロサンゼルスを朝霧が覆って、 シカゴには眠たい目を擦るサラリーマン。 ブラジルでは 何を食べようかと昼食にお腹を空かせ、 イギリスでは おやつのクッキーを焼き始める。 フィンランドは もう夕食を食べ始め、 タイでは 喧騒の隙間に子守唄が響く。   それは全て、同じ空の下で。   例えば僕が空を見上げた瞬間に、 誰かはベランダでタバコに火をつけて、 誰かは待ち合わせ場所にやっと彼氏が来て、 誰かは時間潰しにゲーセンに入り、 誰かは公園のブランコを漕ぐ。   そうそれも全て、同じ空の下で。   似ている人がいたとしても、同じ人はどこにもいない。 だからこそ僕らは 惹かれ合い、求め合い、助け合い、見つけ出すのだ。   同じ孤独を背負って、全く違う環境の中、沈まないように足掻いて、 やっとの思いで息継ぎをしながら、それぞれにたどり着いた今日。   こんなにも人が溢れる中で、やっと見つけた君なんだ。 だったらそう何度でも、何度でも君を見つけ出す。 そう何度でも、何度でも。 君と、同じ空の下で。 <GOOD ON THE REEL・千野隆尋> ◆紹介曲「 同じ空の下で 」 作詞:千野隆尋 作曲:千野隆尋   ◆5thオリジナル・フル・アルバム 『P.S. モノローグ』 2022年8月31日リリース   <収録曲> 01.WonderWant 02.ファンファーレ 03.ナツメロ 04.Dreamer 05.シネマスコープ 06.同じ空の下で 07.Fade out 08.当たり前 09.ダンス 10.0

    2022/09/22

  • 植田真梨恵
    今回のアルバムは間違いなく、私の居場所になったよ。
    今回のアルバムは間違いなく、私の居場所になったよ。

    植田真梨恵

    今回のアルバムは間違いなく、私の居場所になったよ。

     2022年9月21日に“植田真梨恵”がニューアルバム『Euphoria』をリリースしました。今作は2011年に構想が生まれ、ずっと温めてきた大切なアルバム。初めて楽曲提供を受けた前作から一転、全作詞作曲を手がけたのは植田真梨恵。アレンジは、弾き語り曲を除く全曲、森良太(Brian the Sun)と植田が共作。植田の頭の中になっている音をこれまでの作品よりいっそう忠実に再現した作品となっております。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“植田真梨恵”による歌詞エッセイをお届け。綴っていただいたのは、自信も力もなかったあの頃を経て、アルバム『Euphoria』を届ける今の気持ちです。大切な<あなた>への想いを受け取ってください。 ねえ、アルバムができたよ。もう出会って10年を超えるね。あの頃に「こんな曲ができた」「でもまだこれは出せない」と言ってた曲たちよ。私たちはあの頃まだ全然お互いを知らなかったね。全然違う毎日を生きてきて、でも出会えたし、仲良くなれたね。   あれから私たちも色々変わったね。生活が変わって、住むとこも変わって、それでも今も大好きでいられるのはたぶん、考え方とか価値観が似ていたからなんだろうね。   当時できたての"シグナルはノー"を聴いてくれて、ライブハウスのフロアでギターを弾きながら歌ったね。私の歌でそんなふうに、誰かが一緒に大きな声で歌ってくれることなんて、それまで一度もなかったよ。両手を大きく振りながら。そんなふうな歌が初めてできたんだなって、静かに嬉しくてたまらなかったよ。   新しい曲ができればすぐに送って、聴いてもらってたね。いつからかそれもしなくなって、でも、しなくなったからこのアルバムの曲たちをまとめてあなたに聴いてもらうことができるよ。   あの頃の私にはまだこれを作り上げる力がなくて、いつの日か完成させられる日がくることにも、自信なかったよ。自分の思い通り作りたくとも、私は打ち込みで曲を作れないし、だいたいのことを気合いでしかやってこなかった。少しずつバンドメンバーともっと音楽を作りたいと思うようになって、みんなで向き合ってアレンジを始めたり、レコーディングのディレクションをなんとかかんとかやったり、でもずっと、いつも力不足で、これでいいのかなと思い続けてたよ。でも今となっては、そんな日々がずっと続いてきたから、このアルバムを作ることができたのかとも思うよ。   すごくつらいことがあるたび、会って話したね。誰かを信じたり、それでも期待したりするたび、人に期待してはいけないとか学びながら、それは確かにそうかもしれないと思うよ。でも最近は、期待したっていいとも思うよ。そうじゃなかったら、私がアルバムを、音楽を作って歌う意味がなくなってしまうよ。   私は子供の頃から歌手になりたかったし、その過程でたくさんの人たちと出会ってきたけど、友達と呼べる人なんてほんとになかなかできなくて、大人になって弱くなってく過程で出会えたから、わたしたちは友達になれたんだと思うよ。期待していいのが自分だけなんてのは、寂しすぎるよ。裏切られたとかってわざわざ泣いたりすることないけど、ほんの少しだけやっぱり期待しながら、私はこのアルバムをあなたに聴いてもらうんですよ。 ずっと自分の居場所を探していたね。私も。あなただって、今も探してるね。私のお母さんだって、お父さんだって、マネージャーの佐藤さんだってそうなのかもなと思うよ。ここはいてもいい場所なのかな、ここにいてもいいのかな、ここにいるべきなのかな、ここで何ができるのかな、って思いながら、生活をなんとか続けているよ。   私は歌の人になりたかったから、子供の頃から歌を追いかけてきたけど、子供の頃テレビで観てた世界はもうほとんどないよ。でも正直、歌の人であればなんでもいいし、歌は時代時代によっても常に在りつづけるし、私が死んでも歌は残っていくし、おんなじ時代を生きてる人に私の歌は少なからず届けられるから、どんな形かで、どんな形でもいいから届くならいいと思うよ。だから今はやっと、歌の中に私の居場所があるなと思うよ。今回のアルバムは間違いなく、私の居場所になったよ。   当時ユーフォリアって言葉をこのアルバムにつけたのは、なんとなくだったよ。でも、根拠のない過度な幸福感、とか陶酔感とか、意味合いとして今となってはぴったりのタイトルだったなと思うよ。世界はいつも大変だし、人生もいつも大変で、しあわせな瞬間なんて長くは続かないけど、間違いなくあるのはあるよ。いつもあったよ。そんなに大きなことじゃなくて、ガチャガチャしたうるさい世界の中で小さく、ほんのりと、目を凝らすと、意識して照準を合わせると、どうやらあったよ。   このアルバムのどんなとこに共鳴してくれるのかとか、どこを好きになってくれるかとか、そもそも好きになってもらえるかなんて全然わからないけど、10年前思い描き始めたイメージのまんまでちゃんとできあがったから、もしよかったら聴いてほしいな。たくさんまわりの人が助けてくれたよ。毎日を一生懸命生きてるあなたへ。今も居場所を探し続けてるあなたへ。綺麗なものが好きなあなたへ。いつも美しく生きようとしてるあなたへ。 < 植田真梨恵> ◆ニューアルバム『Euphoria』 2022年9月21日発売   <収録曲> 1.EUPHORIA 2.最果てへ 3.ダラダラ 4.“シグナルはノー” 5.プロペラを買ったんだ最近 6.HEDGEHOG SONG 7.BABY BABY BABY 8.モアザンミューズ 9.黎明 10.エニウェアエニタイム 11.ユートピア  

    2022/09/21

  • 結花乃
    アルバムを開くとあっという間に時間が過ぎる。
    アルバムを開くとあっという間に時間が過ぎる。

    結花乃

    アルバムを開くとあっという間に時間が過ぎる。

     2022年8月17日に“結花乃”が新曲「オーソドックス」をデジタルリリース!今作は唯一無二の存在である<君>への気持ちを“オーソドックスな言葉”で伝えるラブソング。MVは結花乃本人が制作。ダンスの振り付けは平村優子が担当しております。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“結花乃”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。今回が最終回。綴っていただいたのは、昨年12月にリリースされた楽曲「 Anniversary 」にまつわるお話です。そのとき見ていたもの、聞いていたもの、感じていたこと、すべてが詰まっている写真。あなたにとって大切な写真を見返しながら、ぜひこの歌詞とエッセイを受け取ってください。 地元の写真館から、子供の誕生をテーマにした曲を作って欲しいと依頼された。お宮参りのフォトムービーのBGMに使いたいそうだ。私は子育て経験がないし、想像の範疇を超えない薄い歌詞にならないだろうかと心配になった。   しかし、参考にと送っていただいたフォトムービーの微笑ましいこと! 幸せ、愛しさ、温もり。優しい空気をまとった写真に感化され、曲を作り始めた。    出会った時のあなたを 表紙に貼ったアルバムに  これから増えるアニバーサリー残そう いつかあなたに見せたら 分厚くなったアルバムの いつかあなたに見せるよ  あの日もこの日もどれだけ 愛していたか伝わるかな    写真を見ていると、その写真を撮った頃のことを思い返して、忘れていた出来事までふと思い出したりする。アルバムを開くとあっという間に時間が過ぎる。心だけタイムスリップしている感覚だ。   大切なもの、好きなこと、嬉しくなった瞬間を集めたアルバムには、それぞれどんな写真が貼られるのだろう。この曲の場合は我が子で、分厚くなったアルバムを開きながら楽しそうに語る両親と、少し照れくさそうにする子供の姿を想像しながら制作した。   私のアルバムにはどんな写真を貼ろうか。  あなたのアルバムにはどんな写真が貼ってあるのか。  同じ写真があったり、お互いの写真があったら、照れくさいけど嬉しいね。    私の幸せアルバムも、お婆さんになった時に「いい人生だわあ」と長いタイムトラベルが出来るくらいに分厚くなったらいいなと思う。   フォトムービーから幸せをお裾分けしてもらい、本を読み聞かせるような優しい曲になった。写真に写る家族の笑顔が、ずっと続くことを願っている。    <結花乃> ◆紹介曲「 Anniversary 」 作詞:結花乃 作曲:結花乃 

    2022/09/20

  • idom
    僕がなぜ今ここにいるのか。なぜ歌うのか。
    僕がなぜ今ここにいるのか。なぜ歌うのか。

    idom

    僕がなぜ今ここにいるのか。なぜ歌うのか。

     2022年9月7日に“idom”がニューシングル「GLOW」をリリースしました。タイトル曲は、フジテレビ月9ドラマ『競争の番人』の主題歌として起用された楽曲。シングルには同曲に加え「i.d.m.」、「Savior」、「HELLO」、「GLOW -Instrumental-」の全5曲が収録されております。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“idom”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。今回は第1弾。綴っていただいたのは、新曲「 GLOW 」にまつわるお話です。この世は無情だ、ずっとそう思いながら生きてきた彼が、なぜ今ここにいるのか、なぜ歌うのか…。その想いを明かしてくださいました。歌詞と併せて受け取ってください。 この世は無情だ。   そんなことばかり思って、歩んできた人生だった。 多くの人が辛い現実と共に、日々を生きている。 僕もその一人だった。   貧しさや様々な問題を抱えていながら、それらを悟られないよう、周囲に気丈に振る舞い、明るい人物を演じていた。家に帰れば、ほの暗い部屋で布団に体を隠し、歯を食いしばって声を殺しながら涙を流す。そんな10代を乗り越えて、自分自身の力でこれから歩んでいこうとしていた矢先、新たな絶望はやってきた。   新型コロナウイルスの感染拡大により、希望していたイタリアでのデザイナーとしてのキャリアが絶たれてしまったこと。僕にしてみれば人生の行き先を見失う出来事だった。そして愛する友人との別れ。当時、僕の心は限界に達していた。   そんな僕がなぜ今ここにいるのか。 なぜ歌うのか。   全く歌うつもりなんてなかった僕が、現実から目を背けるために始めた音楽。ネットに自分の作品を載せて、沢山の人たちと繋がることが心の支えになった。その輪はどんどん大きくなり、気づけばこうして多くの機会を与えられている。   正直なところ、この運命が僕に何を求めているのかは分からない。 ただ、これまでの痛みが全てこの瞬間のためにあったのなら、それを乗り越えたことに確かに意味はあると思いたい。   「 GLOW 」は弱い僕が前へと進んでいく、希望の歌だ。   弱いなら 弱いまま もがいてたっていいから ありのままで進め   この曲を書きながら「強さ」とはなんだろうとずっと考えていた。   腕力があること、お金があること…、色々考えてみたけれど、どれも僕にはしっくりこなかった。だってどれも僕は持っていなかったから。確かにそれらを羨んだ頃もあった。けれど、これまでの道のりを振り返った時に、今の自分の力になっているものは、どれも逆境の中で手に入れたものばかりだった。努力して掴み取ったもの。自分自身の弱さと向き合って乗り越えようとし続ける姿こそが「強さ」だと、僕自身を通して多くの人に証明したい。   あぁ 痛みを越えて 未来を掴め ぼくらの光を   この曲における光や輝きという言葉は希望の象徴であり、自分にとって大切な何かだ。それは家族や仲間かもしれないし、必ずしも人でなくてもいい。僕にとっては音楽が希望の光だった。いつか僕が誰かの希望になれたなら、そんなことを夢見ながら僕は音楽と共に歩んでいく。   idom ◆紹介曲「 GLOW 」 作詞:idom 作曲:idom

    2022/09/19

  • MOSHIMO
    加藤純一さんの結婚披露宴に向けて作った楽曲。
    加藤純一さんの結婚披露宴に向けて作った楽曲。

    MOSHIMO

    加藤純一さんの結婚披露宴に向けて作った楽曲。

     2022年8月3日に“MOSHIMO”がミニアルバム『GENKI!!』をリリースしました。前作『化かし愛』以来、約1年ぶりとなる今作は2枚組。DISC1は、すでに配信リリースされている「心願成就」、「Jun Bride」を含む6曲を収録。DISC2は、3月に開催されたMOSHIMO主催フェス“MOSHIFES.2022”のMOSHIMOライヴ音源が5曲収録されます。    さて、今日のうたコラムでは、そんな“MOSHIMO”の岩淵紗貴による歌詞エッセイを3週連続でお届け!今回が最終回。綴っていただいたのは、収録曲「 Jun Bride 」にまつわるお話です。配信者、ゲーム実況で活動している加藤純一さんの結婚披露宴に向けて作られたこの曲。どんな想いが込められているのか、歌詞と併せてエッセイをお楽しみください。 「 Jun Bride 」 この曲は配信者、ゲーム実況で活動されてる 加藤純一さんの結婚披露宴に向けて作った楽曲です!!   誰かのためだけに書いた曲が初めてだったので、 これでいいのかなとか、かなり思考錯誤して 出来上がった楽曲です。   加藤さんとは5年のお付き合いになるのですが、 こうやってご一緒できるのが嬉しかったし、 何より加藤さんが長年一緒に 歩んできた視聴者さんと奥様を繋ぐ 楽曲にしたいなと思って作りました!   動画や配信は昔から見させてもらっていたので 歌詞はすんなり書きやすかったです! ただ、綺麗なだけのウエディングソングではないので不安もありましたが、 ご家族の方もスタッフさんも気に入って頂けて、 本番当日は泣いてくださる方もいて 本当に嬉しかったです!!   幸せの連鎖が出来上がった楽曲ができて 本当に良かったと今は思っています!!   歌詞の中にあるものが 加藤さんの動画につまってるので、 ぜひ動画も見て「なるほど~~」と 楽しんでもらえたら嬉しいです!笑 今回はかなり登場人物と関連したワードで 遊びを入れています! そのギミックも楽しんでもらいたいなー!!!   ライブでも定番曲になりつつあります。   毎度、リリースの度に 歌詞のコラムを書かせてもらえて嬉しいです! こうやって語らせてもらえるタイミングがないと 深く話したりすることもないので、、笑   私はライブテーマとして 「音と言葉で繋がろう!!」と言っているんですが、 ライブに来てその時の皆んなを包み込める、 元気に笑顔になれる言葉を歌に乗せて 届けられたらいいなと思ってます。   綺麗事のように書いてしまいましたが、 それぐらいライブにかける思いがあるんです!!   生きてると辛いこと、うまくいかないこと たくさんあるけど MOSHIMOの言葉で少しでも 背中を押せたら良いなって思ってます!   ライブで会おうね!! <MOSHIMO・岩淵紗貴> ◆紹介曲「 Jun Bride 」 作詞:岩淵紗貴・一瀬貴之 作曲:岩淵紗貴・一瀬貴之   ◆ミニアルバム『GENKI!!』 2022年8月3日発売 KONS-002 ¥2,750(税込) <収録曲> DISC1 1 祭りだワッショイ 2 Jun Bride 3 クリームソーダ 4 ひと夏の王子サマー 5 365 6 心願成就 DISC2 1 触らぬキミに祟りなし 2 化かし愛のうた 3 寝グセ 4 Jun Bride 5 電光石火ジェラシ

    2022/09/16

  • CHIHIRO
    私じゃないって、選ばれないって分かっててまだここにいる。
    私じゃないって、選ばれないって分かっててまだここにいる。

    CHIHIRO

    私じゃないって、選ばれないって分かっててまだここにいる。

     2022年9月21日に“CHIHIRO”がデジタルニューシングル「3%」をリリース!今作は7月にリリースされた「大恋愛」に続く2022年リリース第二弾。選ばれないって分かっているけれど、期待してしまう、充電残り3%のスマホを握りしめてあなたに会いに行く。ひたむきな想いを綴った恋愛ソングとなっていて、前作同様アレンジャーにShu Inuiを迎えドラマティックなピアノのサウンドが胸を打つバラードに仕上がっております。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“CHIHIRO”による歌詞エッセイをお届け!綴っていただいたのは、新曲「 3% 」に通ずるお話です。今、心がすり減らされていくような片思いをしていて、それでも諦められないというあなたへ。この歌詞とエッセイを受け取ってください。 新曲「3%」は 恋人になれる可能性がほとんどないと分かっていても どこかでまだ期待して頑張りたいと願う恋を描きました。   心がすり減らされてく片思いを スマホのバッテリーに例えて書いたので 歌詞も読みながら共感してもらえたら嬉しいです。   今日はそんな新曲「 3% 」の世界観を エッセイにして書きました。   ぜひ読んでみてください。   ----------------------------------------------   “私じゃないって、選ばれないって分かっててまだここにいる”   私の携帯の中には君との思い出が詰まってる。   2人でデートした写真もあれば ベッドに寝ころんだ君を不意に撮った動画も。   最近は夜中に苦しくなって幸せそうな写真を一気に消した。 何やってるんだろう…   お気に入りのプレイリストは君を重ねて聴けるような曲ばかり。 君がいいよって言ってた曲も追加した。   すぐ返事が返ってきたあの頃のLINEも。 なかなか既読のつかないLINEも。   私の携帯の中には君と君との思い出でいっぱいだった。 いつから世界の中心が君になっていたんだろう。       使いすぎたのかな。   最近バッテリーが持たなくなってきた。 気づけば私の心みたいにすり減らされて赤いゲージになってる。     心が痛いんだ。 片思いが痛いんだ。   笑えなくなってて 泣きそうになったり、胸が苦しくなったり。   中途半端な関係を続けたら 君がいつか答えを出すと思ってた。   分かってるのに優しくするし、思わせぶりもするからずるい。   曖昧は嫌なのに。 2人の距離に名前をつけてよ。   彼女になれる可能性はあるのかな?     君は私を選ばない。 私じゃないってわかっててもまだここにいたいの。   充電残り3% この恋の確率みたい。   都合よくチャージしないで 君の熱で私を満たしてよ。     君じゃなきゃダメなんだ。 君じゃなきゃ恋できないんだ。     「3%」 <CHIHIRO> ◆紹介曲「 3% 」 作詞:CHIHIRO 作曲:CHIHIRO

    2022/09/15

  • インナージャーニー
    世界はひとつにならなくて良い。
    世界はひとつにならなくて良い。

    インナージャーニー

    世界はひとつにならなくて良い。

     2022年9月7日に“インナージャーニー”が1stアルバム『インナージャーニー』をリリースしました。代表曲「グッバイ来世でまた会おう」、ライヴペインティングパフォーマー/画家の近藤康平とのコラボMVも話題の「深海列車」、オムニバス映画『THEATERS』エンディングテーマ「映写幕の向こうへ」、名曲の呼び声も高い「少女」、myeahnsの逸見亮太が楽曲提供した「とがるぺん」他、全10曲が収録されております。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“インナージャーニー”のカモシタサラによる歌詞エッセイをお届け!綴っていただいたのは、今作の収録曲「 わかりあえたなら 」に通ずる想いです。争いは避けるべきなのか。怒りは閉じ込めるべきなのか。みんながもっと楽に生きるために大切なことを考え続けているあなたへ。この歌詞とエッセイが届きますように。 みんながわかりあえたなら、わたしたちはもっと楽に生きることができたのだろうか?   と思うことがある。誰しも、生きている限りどうしようもない対立に直面することがあると思うが、わたしは争い事に遭遇するたび、決まって真ん中に挟まれ、「まあまあまあ、」と互いをなだめる言葉を並べ続けた。それが正しい道であり、なるべく争いは避けるべきだという平和主義のふりをしていたのである。   平和主義のふりをしたわたしが最後に感情をむき出しにして怒ることができたのは、記憶の限り小学校2年生くらい。大人になるにつれてなるべく温和に、穏やかに過ごすため、「怒り」を貯める感情の瓶のようなものに蓋をして生き延びては、次第に怒り方を忘れてしまった。   しかしそれでは、意味がない。怒りは、相手に伝えなければいけない。なぜそんなに苦しいのか。何にどれだけ腹を立てたのか。その気持ちと気持ちをぶつけ合わなければ、いつまでもお互いが生きづらい世界のまま、負の感情だけが日に日に積もっていくだろう。だから、馬鹿にされたとしても、感情を伝えるということは人間活動を営む上で、とってもとっても大事にしなければいけないと思う。   それに気づいたのはつい最近で、今までのわたしの偽平和主義は、ただその場の負傷者を減らす活動をしていただけに過ぎなかった。   最近は、みんなが同じ意見であることのほうに違和感を覚え、少し怖いと思うようになった。どこかに、自分の本当の気持ちを言葉にできないでいる人がいるかもしれない。表面に出ているものがあるってことは、必ずそこに隠れた存在があるわけで、そういった存在は声を上げなければ無かったことにされてしまうから。   だから、わたしはそういう声を聞き逃さないように感覚を尖らせて、歌詞を書いて、歌い続けたい。   たとえば、これを読んでくれてるあなたと、これを書いているわたしの考えが全て一致することはないだろう。   あなたとわたしは違う人間だから、わかり合えないのは仕方のないことだ。ただ、わかり合えなくてもいいから、わかろうとする努力はしていたい。   これは、「共感」ではなくて「理解」の話だと思う。   わたしのバンドメンバーはみんなバラバラで、聴いてきた音楽も、性格も、全部違うから、意見がスムーズに決まったことなんて一度もない。ただ、お互いの納得いく地点を探り合って、なんとか今日も続いている。   世界はひとつにならなくて良い。それでも、違う方向を向きながら、たまに共鳴する瞬間がある気がしている。 <インナージャーニー・カモシタサラ> ◆紹介曲「 わかりあえたなら 」 作詞:カモシタサラ 作曲:カモシタサラ ◆1stアルバム『インナージャーニー』 2022年9月7日発売   <収録曲> 01. わかりあえたなら 02. 夕暮れのシンガー 03. 深海列車 04. エンドロール(Album mix) 05. 映写幕の向こうへ 06. すぐに 07. 少女 08. グッバイ来世でまた会おう 09. とがるぺん 10. Walking Song

    2022/09/14

  • 結花乃
    時間はゆっくりと、でも確実に効く薬だった。
    時間はゆっくりと、でも確実に効く薬だった。

    結花乃

    時間はゆっくりと、でも確実に効く薬だった。

     2022年8月17日に“結花乃”が新曲「オーソドックス」をデジタルリリース!今作は唯一無二の存在である<君>への気持ちを“オーソドックスな言葉”で伝えるラブソング。MVは結花乃本人が制作。ダンスの振り付けは平村優子が担当しております。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“結花乃”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。今回は第2弾です。綴っていただいたのは、今年2月にリリースされた楽曲「 かさぶた 」にまつわるお話です。思い出せば痛くて苦しいのに、心にできた“かさぶた”を触らずにはいられない。そんなあなたにこの歌詞とエッセイが届きますように。 中学生の時、体育祭のムカデ競争の練習で転んだ傷が今も左膝に残ってる。ひどく転んだので大きなかさぶたになった後、肥厚して痕になってしまった。 痕にはなっているが痛みは全く無いので普段はすっかり忘れている。ふと気になった時や誰かに指摘された時、クラス一丸となって練習した中3の頃を思い出す。    楽しかった思い出ならいいけど、 心の傷は悲しさや寂しさから出来る事が大半だ。   思い出したくないから蓋をしたのに  その蓋すら気になって仕方ない。   蓋の下はあの日の傷がそのままあって 今もまだジクジク痛い。   心の傷も膝の傷痕みたいに 自分の一部として馴染む日が来るのかな。  今はまだ、そんな気が微塵もしない。   どこにいても、何をしていても  「今ここに君がいたら」を想像して悲しくなる。   なんて、 「悲しいポエムならいくらでも書けそうな気分だ!」 と書き溜めた自分のメモ書きを、 今は懐かしく思いながら読んでいる。   いつか笑って、あの頃の話にできる。 先人の知恵は本当で、時間はゆっくりと、でも確実に効く薬だった。   とはいえ、つらい期間が去るのをじっと耐えるのは大変だ。 時には悲しい気持ちにどっぷり浸かって抜け出せなかったり、 泣いてしまったり、感情の波は激しくて疲れてしまう。  一人で耐えるのは酷だから、 そんな背中に寄り添う曲になったらと思った。   優しく歌おう。語るように歌おう。  「かさぶた」はそうして作った曲だった。    <結花乃> ◆紹介曲「 かさぶた 」 作詞:結花乃 作曲:結花乃

    2022/09/13

  • GOOD ON THE REEL
    今思い出せるのは、不思議とあのファンファーレ。
    今思い出せるのは、不思議とあのファンファーレ。

    GOOD ON THE REEL

    今思い出せるのは、不思議とあのファンファーレ。

     2022年8月31日に“GOOD ON THE REEL”が、ニューアルバム『P.S. モノローグ』をリリースしました。今作は、昨年6月にリリースされた『花歌標本』以来1年2カ月ぶり、GOOD ON THE REELにとって5枚目のオリジナルフルアルバム。“独白”の意味を持つタイトルが示す通り、現在のメンバーのリアルな本音や心情が表現された作品になっております。    さて、今日のうたコラムではそんな“GOOD ON THE REEL”の千野隆尋による歌詞エッセイを3週連続でお届け!今回は第2弾です。綴っていただいたのは、収録曲「 ファンファーレ 」にまつわるお話。自身の心に刻まれている“ファンファーレ”の思い出とは…。ぜひ、歌詞と併せて、このエッセイを受け取ってください。 ソーソーソドー ソーラソファソーソドー ソーラソファソーソードー ソーソーソードー・・・・・   小学生の頃に トランペットで吹いたファンファーレの音階、、、 不思議となんとなく覚えている。   サッカー少年団だった僕が、 トランペットかっこいい!という気持ちを 抑え切れずに立候補した運動会の鼓笛隊。 兄の影響もあったのだろう。   そして無事に選ばれたトランペット隊。 家や休み時間はマウスピースで練習をし、 放課後は音楽室で思いっきりトランペットで練習をした。   校庭ではしゃぐ同級生、 グラウンドから聞こえる応援歌。 そんな声の隙間に響かせた、頼りのない音。   それは少しずつ、 ほんの少しずつだけど、 堂々と胸を張っていった。   もちろん自分も色んな種目に、 むしろクラス代表のリレーなんかにも出場した。 そんな中でも夢中になって、 練習したのがファンファーレ。   そして迎えた運動会。 もちろんファンファーレだけじゃなく、 何曲か課題の曲も演奏した。 それでも今思い出せるのは、 不思議とあのファンファーレ。   ソーソーソドー ソーラソファソーソドー ソーラソファソーソードー ソーソーソードー・・・・・   自分ばかりの日々に、 応援したいあなたが見えたのは、 見上げた空がきっと、藍よりも青かったんだ。 <GOOD ON THE REEL・千野隆尋> ◆紹介曲「 ファンファーレ 」 作詞:千野隆尋 作曲:宇佐美友啓   ◆5thオリジナル・フル・アルバム 『P.S. モノローグ』 2022年8月31日リリース   <収録曲> 01.WonderWant 02.ファンファーレ 03.ナツメロ 04.Dreamer 05.シネマスコープ 06.同じ空の下で 07.Fade out 08.当たり前 09.ダンス 10.0

    2022/09/12

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