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LIVE REPORT

T.M.Revolution

『T.M.Revolution 男子限定LIVE10周年・全日本プロレス創立40周年記念イベント 「T.M.R. LIVE REVOLUTION'12 -Strike Back X-」』

2012年12月24日
@横浜文化体育館

T.M.R.の男子限定ライヴ10周年と全日本プロレス創立40周年とコラボした、前代未聞のイベントが開催された。客席のど真ん中にリングが設置され、異様な熱気が場内に渦巻く中、イベントはスタート。前半プロレスの試合が始まると、曙をはじめ巨漢選手の迫力、身体がぶつかり合う音のすごさに気分も高まり、会場は大歓声に包まれていた。後半、“会いたかったぜお前ら~!”と西川貴教が登場すると、プロレスの余韻もあって観客は大爆発。“付いてるもん付いてんだろ!”との煽りに、男子限定恒例のコールで会場が大いに沸く。ライヴの中盤には悪役レスラーとの乱闘も。西川はこの日のためにトレーニングを積んだそうで、張り手を食らったり、投げ技を披露したりと大活躍だった。そんな展開を経てのライヴ後半戦は、上半身裸の西川が、リングをステージ代わりにセカンドロープに登って煽ったり、水をまいたりと観客以上に暴れていたのが印象的。また、バックでギターを務めたa.b.s.のSUNAOと柴崎 浩による、分厚くハードなサウンドもライヴを盛り上げていた。“こんなバカバカしい企画に付き合ってくれた関係者のみなさんに感謝します”との西川に、“またやろう”と全日本プロレス代表・武藤敬司。ラストは西川の“T.M.R.”、武藤の“プロレスLOVE”という掛け声に合わせ、会場全体で武藤の決め台詞“イヤー!”をシャウト! 最後にがっちり握手を交わし、再タッグを誓い合った。ライヴ自体は全14曲と少なめだが、10周年の記念碑としては十分すぎる企画。いつも以上に熱く激しいステージングは、きっとこれからのライヴにも還元され、T.M.R.ライヴの底上げにつながるだろう。