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LIVE REPORT

T.M.Revolution

『T.M.R.LIVE REVOLUTION'10 -Strikes Back VIII-』

2010年12月25日
@品川ステラボール

クリスマスに集まったのはひげ面や坊主頭などを交えたムサ苦しい野郎たちざっと1000名。T.M.R.が毎年開催し、この日で8回目を迎えた男限定ライヴ『T.M.R.LIVE REVOLUTION'10 -Strikes Back VIII-』が行なわれた。“早く出て来~い”“コノヤロー”“俺と勝負しろー”など愛情あふれる怒声が飛び交う会場は、開演前から異様な空気。1曲目「ULTIMATE」のヘビメタギターが鳴り響き、西川貴教が現れると“ウォー!”という低い声の大歓声が沸き上がり、西川と野郎どもの聖なる一夜が始まった。演奏されたのは全15曲。96年の1stアルバム収録の「URBAN BEASTS」や「PIN UP LADY」をはじめ、「Burnin’ X’mas」や「THUNDERBIRD」など、懐かしいナンバーがずらり。男心をくすぐるヘビーなアレンジに観客は、拳を振り上げ、激しくヘドバンし、ダイヴしたりと大騒ぎ。名曲「WHITE BREATH」は“こごえそうな~”と、野太い大合唱が沸き起こった。さらにアンコールではジューダス・プリーストのカバーも披露し、メタル・ゴッドが憑依した西川も、負けじとヘドバン。観客に水をぶちまけ、最後には上半身裸になっていた。ラストはなんと、中川翔子の「空色デイズ」のカバー。こんな汗臭いところで歌われるとは、しょこたんも想定外だったろう。“野郎ども、お前らの泣きっ面を観に来てやったぜ。こっち来いよ! お前ら、本能のかたまりだろ!”など、終始野郎どもを挑発した西川。“やらせろー”というむちゃな声援にも“おいおい”と苦笑しながら“俺、タチですから”と切り返すなど、下ネタ放題のMCには客席からチ●コールも沸き起こったほど。女子にはきっと分からない、男同士で盛り上がる楽しさ。西川のうれしそうな表情が全てを物語る。

SET LIST

試聴はライブ音源ではありません。

  1. 4

    Web of Night -English ver.-

  2. 11

    Free Wheel Burnin'(Judas Priestカバー)

  3. 15

    空色デイズ(中川翔子カバー)