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LIVE REPORT

ONE OK ROCK

『WHAT TIME IS IT NOW!?』

2008年04月20日
@Shibuya O-EAST

初のワンマンツアーの最終日となったShibuya O-EAST。チケットが即完したというだけあり、1Fフロアはファンがひしめき合い、その熱気と期待感は2Fの関係者席にまで届いてきていた。となれば、1曲目からエキサイティングなライヴが繰り広げられたことは言うまでもない。「(you can do) everything」の痛快なサウンドに体を預ける客席。ライヴでは定番の「皆無」やスリリングな「夜にしか咲かない満月」で加速度的にテンションを上げると、「カゲロウ」や「ケムリ」ではハートフルなメロディーをTakaに負けない声で歌っていた。“この曲は俺の過去の歌です”と披露された「欲望に満ちた青年団」で歌詞を忘れたTakaを、ファンがフォローするというシーンもあったあったほどだ。 そんな両者の熱いパッションがほとばしるライヴは、アッパーな「P.P.S.H.」から終盤戦に! サビで弾ける「努々-ゆめゆめ-」やハードなグルーブが攻め立てる「過去は教科書に未来は宿題」が客席のボルテージを引き上げると、本編ラストをデビュー曲「内秘心書」が締めくくる。そして、アンコールでは応援してくれるファンに対してのリアルな気持ちを歌にしたという新曲「光芒」がプレイされ、最後はONE OK ROCKのアンセム「Keep it real」で大団円を迎えた。 何度も大合唱が起こり、まさにファンと一緒に作り上げたライヴ。彼らが急速に成長しているのは、そんなファンからのエネルギーを受け止めているからだということも痛感した。