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LIVE REPORT

ASIAN KUNG-FU GENERATION

『ASIAN KUNG-FU GENERATION Tour 2010-2011 VIBRATION OF THE MUSIC』

2010年11月08日
@SHIBUYA-AX

全国47都道府県を回り、75本にも及ぶ大規模ツアー『VIBRATION OF THE MUSIC』。その中盤に差し掛かろうとする本公演に潜入した。アルバム『マジックディスク』を6月にリリースしてからの初のワンマンツアーということでファン、バンドともに相当待ち焦がれたことだろう。事実、そのライヴは終始とてつもない熱気、衝動にあふれたものになっていた。ツアー中ということでセットリストなど詳しく書くことができないが、最新作から中心に披露され、金澤ダイスケ(フジファブリック/Key)を加え構築されたその世界観は、キーボードはもちろんストリングスやホーンの音色も効かせ、1曲1曲充実した完成度をもってカラフルに彩っていた。少しだけ挙げさせてもらうと「マジックディスク」と「迷子犬と雨のビート」。作品を熟聴したであろうオーディエンスは「マジックディスク」の強靭なサウンドが鳴らされると一気に跳ね出し、腕を突き上げ、「迷子犬と雨のビート」では一転賑やかで軽快なリズムに合わせ、一斉にクラップし踊り出す。後藤正文(Vo&Gu)も随所で雄叫びを上げ、観客の興奮を牽引。MCも少なく矢継ぎ早に楽曲をどんどん繰り出し、時にはアンプに乗り、ギターを掲げ、欲求のままに音を鳴らすような衝動的な姿がファンの高揚感をより掻き立たせる。そして、代表曲も目白押しで説明要らずの大爆発を見せていたのだった。本ツアーは2011年3月いっぱいまで続いていく。その終盤にはホールでの公演も控えており、この日とはまた違った興奮を見せてくれることだろう。

SET LIST

試聴はライブ音源ではありません。

  1. 1

    現在ツアー中のため、セットリストの公表を控えさせていただきます。