記念すべきメジャーファーストシングルタイトルは『誕生~バースデイ~』。 昨年10月にアルバム『蘇生』をリリースし、過去の感情や自分自身を“蘇生”させた湯木慧が、メジャーデビューに伴う新たなスタートにあたり“誕生”をテーマに作品を制作。
“誕生日というその日に伝えたいこと”に改めて焦点を当てた「バースデイ」(編曲:葛西大和(Mili))をはじめ、Sasanomaly、西川ノブユキ(アノアタリ)をアレンジャーとしてそれぞれ迎えた「産声」「極彩」に、「98/06/05 11:40」と題されたイントロダクションを加えた計4トラックが収録される。
初回限定盤は、昨年10月に開催されたワンマン個展ライブ『残骸の呼吸』から約30分のパフォーマンス映像を収録したDVDが付属し、湯木慧の創作者としての遊びゴゴロとこだわりを詰め込んだスペシャルパッケージ仕様となる。店舗特典として、湯木慧がこの世に誕生した瞬間とメジャーデビューという新たな誕生を迎えた現在の「足形」を形どり本人が自らデザインした「足形メモリアルステッカーシート」のデザインも合わせて公開。
昨年の『残骸の呼吸』展にてメジャーデビュー決定を初報告し「伏線を感じながら一緒に未来探しをして欲しい」と語った湯木慧。 その際に来場者に配布された1枚の「手書きメモ」は当時破られたままの意味深な内容だったが、そのメモの完全版も今回公開されている。
また、メジャーファーストシングルの発売に合わせ同日に、リリース記念ワンマンライブ 『誕生~始まりの心実~』を開催する。会場の四谷天窓はまだ自身のみで活動をしていた2015年に初めてライブ出演してからゆかりのある思い出の地で、今回“誕生”に最もふさわしい場所として本人の強い思いで会場に選ばれた。イープラスでチケット期間限定先行抽選受付が開始されている。
さらに、メジャーファーストシングル発売&ワンマンライブ開催決定を記念して、湯木慧のこれまでの活動履歴をダイジェストでまとめたスペシャル映像「Yuki Akira 1998-2018 Activities」がYouTubeの湯木慧チャンネルで公開開始されたのでこちらも合わせてチェックしてほしい。新元号も決定し、新たな時代の“誕生”を予感させる今、その時代とともに再び誕生を迎える湯木慧にも今後注目だ。
<湯木慧コメント>
○シングル作品 「誕生~バースデイ~」 について
昨年、2018年10月17日に「蘇生」というアルバムを生み出し、湯木慧は、湯木慧を、蘇生させました。何回も生まれて、何回も朽ち果てて、また何回も生まれます。
なんども蘇生するのです。できるのです。そして、2019年6月5日、私はまた、生まれます。
○収録曲について-
「バースデイ」
「バースデイ」は約1年前の20歳の誕生日に作った曲です。きっかけは、それよりさらに1年前に身近で起きた悲しい事故でした。ある日の帰り道、目の前でお母さんを事故で亡くした少年は、その翌日が誕生日だったのです。色々な感情が錯綜する中、衝動的にサビのメロディが出来上がりました。それから1年後、自身が20歳の誕生日を迎えた時、私は、“誕生日”という日に、何を思い、誰に、何を、伝えたいと、思うのか。何を、残したい、と思うのか。サビしか出来ていなかった「バースデイ」という曲を1年越しに完成させました。
「産声」
産まれてくる赤ちゃんは、最初は視力はそれほどなく、みんな同じ、“光”しか感じられないそうです。そして、みんな、一人では産まれてくることは出来ません。「生き方も、過去も、声も、愛も、全部違うけど 同じように、泣いて、鳴いて、ないて、哭いて、生まれてきた」「産声」は、“誰しもが最初は同じように生まれてきた”という事に着眼して作った曲です。
「極彩」
人や植物や環境や感覚、生まれるものは、生まれたその日から、燃えてゆくのです。火がつく瞬間と、そこからだんだん"燃えてゆき灰になる"様を、想像しながら作りました。その炎は、赤でもあり、青でもあり、黄色でもあり、黒でも、白でも、あるのです。
◆メジャーファーストシングル『誕生~バースデイ~』
2019年6月5日発売
初回限定盤 VIZL-1592 ¥1,800+税
通常盤 VICL-37474 ¥1,200+消費税
<収録曲>
1. 98/06/05 11:40
2. 産声
3. バースデイ
4. 極彩
ニュース提供:ビクターエンタテインメント