11月23日(金/祝)から横浜Bay Hallを皮切りに全国ワンマンツアーを開催する“フレデリック”が、11月16日リリースの配信限定シングル「LIGHT」のミュージックビデオを公開した。
これまでフレデリックは、そのキャリアを通じ一貫して、和洋折衷型の独自のダンスミュージックを追求してきた。その中で、より多くの、さまざまな人々に届けるべく制作されたのが、今回バンドにとって初の配信限定シングルとしてリリースされる「LIGHT」だ。
メディアも企業も政治家もダイバーシティの必要性を声高に叫ぶ一方で、トランプイズムが世界中に蔓延していく、そんな世の中で「真のダンスミュージックはトライブも、人種も、国境も、あらゆる人々の境目を超えていく」ことが今作のテーマ。
楽曲全体を貫く「高い平熱」とも言うべきテンションの中、ヴァースとコーラスのブリッジ部分で朗々と謳われる「ヒカリテラセイマ」には特に、境目を超えていこうとするフレデリックの強い想いが投影されている。
さらに今回、この「LIGHT」を世界中の人々に知って、触れてもらいたいという意向から、バンドの活動拠点である東京と、人類発祥の地である南アフリカを撮影ロケーションに選定し、ミュージックビデオを制作。
東京の新進気鋭のクリエーターと南アフリカ現地の制作チーム、ダンスチームとのタッグにより、時空を超えて東京とヨハネスブルグがダンスで繋がっていくボーダレスな映像表現が実現した。
特に南アフリカの撮影カットの中で披露されているダンスは、pantsula(パンツーラ)と呼ばれる独特のもの。アフリカン・ダンスとアメリカのヒップホップの出会いがルーツとも言われており、フレデリックの和洋折衷型ダンスミュージックと唯一無二の融合を果たしている。
ここから世界の人たちを踊らせていくという、フレデリックの意志表明とも言えるミュージックビデオだ。また11月20日(火)に渋谷WWW Xで行われる『フレデリズムツアー特別公演-LIGHT LIVE ♪=120~140-』で、この「LIGHT」の初お披露目を予定している。
<渡邉直監督コメント>
文化の垣根を越えたことで、心の中にある光の本質を描くことができた。言語ではなくて音楽だからこそ越えられたし、ダンスだから越えられた。楽曲の良さを最高レベルに引き出すことができたと思います。今後もっと日本の音楽が国内だけに留まらず海を渡って欲しいし、どんどん高みを目指せる環境になっていくことを願っております。
ニュース提供:A-Sketch