11月30日発売の「ROCKIN'ON JAPAN」2月号に掲載され、既に話題になっているが、2nd FULL ALBUM「Galaxy of the Tank-top」の13曲目、アルバムの最後を飾る楽曲は「肩 have a good day -2018 ver.-」だという事が発表された。この楽曲は今年4月にリリースされた4th single「どうぶつえんツアー」に収録されている楽曲で、Music Videoは約130万回再生されている楽曲だが、今回、2nd FULL ALBUM「Galaxy of the Tank-top」に収録される事にあたり、まさかの!日本を代表する名プロデューサー・亀田誠治プロデュースになる事が分かった。
今年の夏、フェスのバックヤードで初対面。実は亀田氏が以前よりヤバイTシャツ屋さんを聴いてくれていた縁もあり初対面にも関わらず意気投合した。後日ヤバイTシャツ屋さんからプロデュースのオファーをした所、亀田氏が快諾し実現。亀田誠治氏からコメントが届いている。「肩幅が広い人のほうが肩幅が狭い人よりも発言に説得力が増す」という事をひたすら歌う内容にも関わらず、亀田誠治プロデュース・壮大なストリングスアレンジに生まれ変わり、何故か泣ける楽曲として2nd FULL ALBUM「Galaxy of the Tank-top」の締めに相応しい作品になっている。
<亀田誠治氏 コメント>
僕とヤバイTシャツ屋さんとの出会いは、確か2017年の春。何気なく見ていたYouTubeで、彼らの「ヤバみ」と「あつまれ!パーティーピーポー」の MVを見たときに一発で虜になりました。そこにあるのは芯のある自由。自分で決めた自由。しかも開かれた自由。ヤバTにはロックバンドにありがちな“バンドサウンドはこうあるべき”という縛りがないのです。自分たちが楽しんでいることを積極的に伝えていく。聴く人は、そんな彼らから痛快な勇気をもらうことでしょう。
そんなYouTubeの中でしか知らなかったヤバT。ぼくが動く彼らにあったのは、17年9月の「風とロック芋煮会」です。なんと野外フェスの合同楽屋で隣のテーブルになったのです。僕は、思い切って声をかけました。「僕はみんなの大ファンです!」「ヤバみ最高!」「あつまれ!パーティーピーポーは、ハリウッドでロケ地巡りまでしたよ!」ストーカーのように語りかける僕に、メンバー若干引き気味だったかもしれません。「君たちのやりたい音楽だけをやり続けるんだよ!」みたいな言葉を残してみんなで写メとってインスタにあげました。これがいい写真。とびきりの笑顔です。
その1週間後、メーカーの方からヤバイTシャツ屋さんのプロデュース依頼が来ました。「幾ら何でも電撃すぎるだろ?」と自分の耳を疑いつつも、正直嬉しかったです。僕らミュージシャンンは、愛するアーティストと愛せる音楽が作れることが一番幸せなのです。リクエストは「カップリング曲をアルバムに収録する際に、ガラリとイメージを変えたリアレンジにしたい。」ということでした。メンバーとスタッフさんの会話の中で「ストリングスとか入れて壮大なアレンジにしたいね、今までのヤバTと全然番う感じ。」「そういうプロデュースって亀田誠治さんなんてどう?絶対得意そう!」というわけで、ちょうどその1週間前にも会っているし、ご縁ありそうということで僕にプロデュースの白羽の矢が立ちました。
送られて来た曲は「肩 have a good day」という彼ららしいひねりの効いたタイトルと、核心をついた歌詞と、とびきり美しいメロディのピュアなミディアムバラード。僕は、大人たちの事情で、この一度完成したアーティスト発信のピュアな世界をいじってしまって良いものだろうか?と心配になり、まず、メンバーに会って、どういう気持ちでリアレンジしたいのかを聞き出しました。そこで、どんな会話が繰り広げられたかここでネタバラシはしません。でも、リアレンジを僕とやりたいということ、全て彼らの思いから始まっていたということ。そして、「愉快なシリアス」と「真摯な笑える」が交差した素晴らしいクリエイティブな時間が始まりました。アレンジ→リハ→バンドのレコーディング→ピアノとストリングスのレコーディング→歌入れ→ミックス全てを一からオーダーメイドして生まれ変わった「肩 have a good day -2018 ver.-」自慢じゃないけど、ヤバイ名曲の誕生です!
◆2nd FULL ALBUM「Galaxy of the Tank-top」
2018年1月10日発売
初回限定盤(CD+DVD) UMCK-9929 ¥3,580(税抜)
通常盤(CDのみ) UMCK-9934 ¥2,580(税抜)
初回プレス分終了後切り替え品番 UMCK-1588 スリーブケース無し
ニュース提供:ユニバーサルシグマ