初のハリウッド主演映画!

 6人組ガールズ・スカ・ロックバンド『オレスカバンド』が、日本人ミュージシャンとして初めて主演を務めるハリウッド長編ミュージカル映画 「Lock and Roll Forever」の撮影が、20日、オレスカバンドの地元・大阪・堺市でクランクアップを迎えた。

 この映画は、ソニー・ミュージック エンターテイメント ジャパンとT&C ピクチャーズの共同製作により、ソルトレークシティ、ロサンゼルス、そしてオレスカバンドの地元である大阪・堺市の3都市で撮影され、日米での公開が予定されている。

 内容は、日本人ガールズバンドが夢を追って訪れたアメリカで巻き起こす珍道中を、ビートルズ主演映画「ア・ハード・デイズ・ナイト」とソフィア・コッポラ監督映画「ロスト・イン・トランスレーション」を合わせた様な感覚で描いた、ミュージカル映画。

 プロデュースを手掛けるのは、ディズニー・チャンネル・オリジナル・ムービー「ハイスクール・ミュージカル」の仕掛け人であり、エミー賞受賞プロデューサー、ビル・ボーデンとバリー・ローゼンブッシュ。脚本は同じく「ハイスクール・ミュージカル」を手がけるピーター・バルソッキーニ、監督はTVドラマ界で名高いクリス・グリズマーが務める。

 出演は、オレスカバンドの他、ルーカス・グラビール、ブラッド・ドゥーリフ、テイラー・ネグロン、アイク・バリンホルツ、野沢直子。

 この映画のサウンドトラックアルバムは、全てオレスカバンドが演奏を担当し、日米音楽業界で活躍する音楽プロデューサー宇都宮カズがミュージックプロデューサーを務めた。

 オレスカバンドは、今年8月、全米最大級パンクロックフェス「WARPED TOUR 2007」の西海岸7都市公演に参加、各地で話題を呼び、大成功を収めた。同時に全米デビューアルバム「ORESKABAND」をリリースし、その後、サウンドトラックアルバムの制作、約4ヶ月に渡るアメリカ滞在生活を経て、映画撮影に入っていた。