アルバム新曲「例えば、」は、直木賞受賞の作家“西加奈子”が作詞!

※実際には歌っていない歌詞も表記しています。
心の中で歌ってみて下さい。

 そんな一風変わった注意書きが歌詞の中に登場するのは、チャットモンチーが5月13日にリリースしたアルバム『共鳴』の9曲目に収録されている「例えば、」という楽曲。この楽曲は、直木賞を受賞した話題の小説家“西加奈子”が作詞を手がけました!ちなみに、チャットモンチーが作詞の提供を受けるのは、今回が初となります。
 
“僕らにまつわるすべてのことは
ひとつも欠けてはいけなかった
絶対にひとつも”

 ギターと歌声だけのシンプルな始まりから、歌の中で“僕らにまつわること”が次々と語られていくにつれ、サウンドもどんどん広がっていきます…。「例えば、」について、音楽サイト『Real Sound』に掲載されているアルバムインタビューで、2人は『10周年のチャットにすごく交わる』『歌詞を見たときに自分たちのことかなって思いましたね。』とコメント。
 
 チャットモンチー自身にも、ドラム・高橋久美子の脱退や橋本絵莉子の出産などいろんな出来事がありましたが、そのどれが欠けてもきっと彼女達は今の場所にいません。同じように、誰の毎日も、忘れることが出来ない記憶や日々の些細なできごとが、少しずつ少しずつ積み重なって地層になっていくものなのでしょう。
 
 「例えば、」の歌詞はそんな、言葉では語り切れない長い<物語>を感じる、“西加奈子”ならではの世界が魅力です…!さて、あなたは大切な誰かとの関係を語るとするなら“例えば”何を挙げますか?