知る人ぞ知る歌唄い、“こじらせ女子”ファン急増中!

 最近よく聞く“こじらせ女子”。何かにつけて「どうせ私なんか…」と思ってしまう、“こじらせ女子”が巷には溢れており、多くの共感を呼んだことで、今年の「現代用語の基礎知識選 ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされるなど話題となった。今期、最終回を高視聴率で終えたテレビドラマ「きょうは会社休みます。」も主演・綾瀬はるかがそんな女性を演じ、大いに注目を集めた。そんな、ちょっぴりひねくれた寂しさに慣れた女子たちを救う、ひとりの弾き語りシンガーがいるという。

 藤川翔一というまだまだ無名のシンガーソングライターだ。

 ずぶ濡れの捨て猫みたいな歌唄いだそうだ。まだまだマイナーであり、小さいライブBARなどで活動する彼だが、熱烈な“こじらせ女性”ファンが急増しているという。自分に自信がもてず、甘え下手で、うたぐり深い彼女らが、どんな自分でも激熱で肯定してくれる彼のライブパフォーマンスと、号泣以上の嗚咽に近い涙体験により、いまの彼女たちにとっての“かけがえのない救い”になっているという。

 こんな世知辛い世の中だからこそ、歌を心に還す。そんな希少な歌唄いの藤川翔一という男。今後、心に残るアーティストになりそうだ。