このプチツアーは、CDリリースに紐付かないツアーということで、最近の赤い公園ライブ定番曲に加え、通称『黒盤』『白盤』(それぞれメジャーデビュー・ミニアルバム「透明なのか黒なのか」「ランドリーで漂白を」を意味する)からの懐かしい楽曲も演奏され、ファンは久し振りに、もしくは、初めて目撃する初期のナンバーに熱狂した。
アンコールでは、この秋にセカンド・フルアルバムが発売となる予定で、現在レコーディングの日々を送っていることを発表し、その中から1曲、新曲「サイダー」が初披露された。夏らしく爽やかで疾走感がありつつ、赤い公園らしい刹那メロディーがキラリと光るこの曲に、大阪・名古屋の会場共に、その日一番の盛り上がりを見せた。