レギュラーサポートメンバーとして、キーボードにレミオロメン、YUKI、秦 基博のライブサポート等も務める皆川真人と、くるりの元メンバーで知られる大村達身をサポートギターに迎え、レーベル移籍の追い風にノッて、その勢いと意気込みを感じさせる構成と渾身に直向きさが増した演奏で、超満員の観客は織りなされるメロディーに酔いしれた。
盛り上がりもピーク時にさしかかったライブ終盤、ヴォーカルクボケンジが何かがこれから始まるような匂いを漂わせつつ、「埼玉、初日ですけど、ツイッターですごい発表あります!とかつぶやいた人いるでしょ?」と会場の笑いを誘い、「レコード会社をキューンミュージックへ移籍し、移籍第一弾シングル「クレーター」を8月21日に発売します!」と発表すると大きな歓声が沸いた。
「これまでも自分らしくやってきましたけど、これからも自分らしくやっていきます、そのシングルにタイアップがつきました、なんと!「宇宙兄弟」のオープニングです、自分たちも本当にうれしくて」会場が一番の驚きの歓声があがる。「もともと読んでた大好きなマンガだし、スペーシーな感じがいいなぁって(笑)
曲の感じは、バンドの環境が変わり、バンドをどういう風にしていこうかと迷った時期と宇宙兄弟の内容に心を合わせて書き下ろした新曲です」会場中を新曲への期待感が膨ませ「これってその新曲「クレーター」をやる流れだけど(笑)今日はやらないのがメレンゲのクオリティーです」と観客からはリクエストの嵐の中「俺にはどうしようもない力が発してること分かってよ(笑)」と会場を笑わせた。
新曲「クレーター」はまだ披露はされなかったものの、これまでも作品の中で、宇宙や銀河といった世界との繋がりも強いメレンゲが「宇宙兄弟」をイメージした新曲に彼ら自身、その出来上がりに手応え感じていることが伺えた。