プロデューサーはもちろんエンジニアまでの全てを排除したベッドルームレコーディングにより、ほぼインディペンデントな形態で作り上げた2ndフルアルバム「PORTAL」では、Bombay Bicycle Club、Foals、THE DRUMS、Tokyo Police Club、Phoenixなどの海外バンドの影響を色濃く反映させ、その音楽性の幅を大きく広げた作品として高い評価を獲得したGalileo Galilei。
尾崎雄貴(Vo.&Gu.)によると「ワンマンツアーが終わって、今まであまり聴かなかったジャンルの音楽を色々聴いたり、集めたレコードをサンプリングして遊んだり、音楽理論の知識を深めたりしてました。それで次どうしようかなって悩みに悩みぬいた結果、とりあえずシンプルなことをやろうってなって。今まではラップトップ上で組み合わせてデモを作ってたけど、今回は研究期間中のジャムセッションからデモが沢山生まれたから、それを作品にしちゃおうかなって思ってます。レコーディングで録り直す時に変わるかもしれませんが、デモの段階ではギターロック寄りになってます。たぶん前作同様にストーリー性の強い、コンセプチュアルな作品になると思います」とのこと。
昨年の春に地元北海道に拠点を移して自らの方法論を抜本的に再構築し、新たな音楽観と自分達が鳴らすべき音楽の形を発見してきた“Galileo Galilei”が、次にどのような作品を届けてくれるのか期待せずにはいられない。なお、タイトルや発売日などの詳細は、決定次第Galileo Galileiオフィシャルサイトにアップされるとのこと。