レコードメーカーがGReeeeN所属のユニバーサルミュージック合同会社と同じであることからも、「キセキ」を起こした2社がタッグを組み、“グリーンの次にオレンジ”を仕掛けるということで、既に業界内では「ヒットが間違いない!」と大きな話題になっている。
Oranje.は、仙台在住の女性シンガー。今まで活動歴は全く無いが、1本のデモテープをエドワード社に送ったところ、副社長であり音楽プロデューサーの金野誠氏に才能を見い出された。「今まで数万本のデモテープを試聴してきて、男性アーティストしか魅力を感じなかったが、初めて女性アーティストで魅力を感じた出会いでした。デモテープの出だし30秒で確信したのはGReeeeNの時と一緒。」と、デモテープが届いた翌日には契約を交わしたという。その後本格的な楽曲制作を行い、ストック曲は既に100曲以上。
気になるデビュー曲『100万回の「愛してる」』(9月14日着うた(R)配信)は、今年、エドワード社が仕掛けたRakeの『100万回の「I love you」』の女性目線のアンサーソング。既にオリジナル楽曲は100万ダウンロードを突破し、USEN日本記録も更新中(40週連続チャートイン)の、“今年日本で一番聴かれている”名曲。
元々Rakeが女性目線のアンサーソングを完成させていたところに、同郷仙台でOranje.と出会い、珠玉のアンサーソングが完成。オリジナル楽曲の超ロングヒットを受け、Oranje.はこの楽曲でデビューすることとなった。
CD不況が叫ばれる中でも、「エドワード社が送り出すアーティストはヒットが間違いない。(業界関係者)」という。そして、アンサーソングのヒットを数々送り出してきているユニバーサル社が今年一番の大型新人と力を入れるだけあって、大きな期待をせずにはいられない。