斉藤和義が2011年に放つ配信企画として、メッセージソング「雨宿り」を6月22日に急遽配信スタートすることが明らかになった。
3月11日に起こった東日本大震災の日、斉藤和義はレコーディングスタジオでの作業中に地震に遭遇した。これまで経験したことのない、激しい揺れと不安。我々の想像を絶する被災地の状況。このことをきっかけに、斉藤和義の中にあった何かが動きはじめ、余震が続く中、レコーディング作業は尚も続けられた。その間、Ustreamを通じてのチャリティ生ライブ配信企画『空に星が綺麗』の実施や、「ずっとウソだった」の動画がネット上に流出するなどさまざまなことを経て、2011年5月初旬にこの楽曲は生まれた。
これは復興支援ソングではなくレクイエムである。ただただストレートなまでの歌詞には斉藤和義の怒りや哀しみが表れている。そして、斉藤和義自らピアノで弾き語っているその様に、グッと耳を傾けずにはいられない。この“鎮魂歌”は、今回の震災で起きた全てのことを決して忘れてはいけないという強いメッセージが込められている。そして、同楽曲は本日より、東北地方6県のラジオ局から随時先行でオンエアされることとなっている。
また、4月にUstreamでの生ライブ配信企画を行っていたが、今楽曲が配信される6月22日(水)より、Ustreamを通じての“斉藤和義チャンネル”が立ち上がることとなった。初回放送では、この「雨宿り」が生ライブ配信として初披露される。そして、今回のUstreamチャンネルは、ライブ演奏のみならず、いろんな映像をお届けする番組になる予定。詳細は斉藤和義オフィシャルサイトに後日アップされる。