2002年より毎年「GROUNDANGEL」という平和記念活動をしてきた石井は、自身の故郷である北茨城をはじめ、多くの人が被害を受けたことに心を痛め開催を決定。チケットの発売は22日からの短い期間であったにもかかわらず、900人の来場者となった。
少しでも多くの寄付をするために、いつもの豪華絢爛なステージとは異なり、バンドメンバーやステージセットを減らしたシンプルな構成での演奏に加え、即興で今の想いを込めた絵を描くなど、普段は見られないステージとなった。
終演後、自らロビーにて募金を呼びかけると、多数の来場者が募金に協力、総額は2,282,290円。これに加え、入場料金・グッズ販売の収益、追って行われる今回の即興絵画のオークション売上は、すべて被災者支援のために寄付される。
石井は「阪神淡路大震災にて被災した経験もある大阪の皆さんの温かい気持ちがひしひしと伝わり、これからも長い支援を続けていきたい」と強い決意を語った。