この「福笑い」という楽曲は、もともと2010年元旦のラジオ番組にリスナーから届いたメッセージ『世界の共通言語は英語じゃなくて笑顔』に高橋優が心を動かされ、生放送中に作ったという逸話つきの楽曲。ずっと“笑顔”をテーマに歌いたかった高橋にとって「福笑い」は特別な存在となり、デビュー前からライブでは欠かさず披露してきた。
そんな高橋の「福笑い」に込めた熱い想いを受け止めた箭内氏が突然、「英語圏の土地に“福笑い”を歌いに行ったらどうだろう。たとえば様々な人種が集まる」ニューヨークの路上で“世界の共通言語は英語じゃなくて笑顔だと思う”って、ゲリラで。日本語がわからない人たちの前で、歌でどれだけ彼らを笑顔にできるか。歌の力が言葉の壁を越えてそこに何かが生まれるかもしれない。」と提案したのがきっかけで急遽ニューヨーク路上ライブが決定!高橋優にとって初海外、デビュー後初の路上ライブとなる。
そんな初の海外ライブに挑戦する高橋にたくさんのファンから激励メッセージが殺到、急遽、「福笑い」発売日の23日、この曲が生まれたTOKYO FM渋谷スペイン坂スタジオで“壮行会”が行われ、ニューヨークへ持参する“ガンバレ高橋フラッグ”に300人を越えるファンがメッセージを書き込み、高橋にエールを送った。初の海外ライブに向かう高橋に対し箭内氏は「いつも以上に。いつも通りに。強烈なアウェイを味わうもよし、歌う場所は何処も同じと悟るもよし。思い切り。喉をひらいて」と期待を込めた。
ニューヨーク路上ライブに向けた高橋優は「心から笑えることの素晴らしさを再確認出来るものになればいいなと思います。嘘笑いや苦笑いなど色んな種類の笑顔があるけれど、その中でもシンプルに難しいこと抜きにただ腹から笑えているときの幸せを思いながらこの「福笑い」を作りました。歌詞の「理屈ではないところで僕ら通じ合える力を持っている」ということを強く信じて、そこがたとえ言葉の通じない場所だとしても、大声張り上げてこの歌を唄っていこうと思っております」と意気込みを語った。
そして、高橋優デビュー後初のアルバムを4月20日にリリースすることがわかった。アルバムタイトルは『リアルタイム・シンガーソングライター』。プロデューサーの箭内道彦氏が高橋に名づけたキャッチフレーズがタイトルに決定した。またアルバムに先駆け、ライブで涙するファンが続出していた「少年であれ」を先行配信限定シングル着うたとして3月1日から配信スタートさせる。
【高橋優ニューヨーク・ライブスケジュール】
2月26日(土)
12:00(現地時間)〜NEW YORK/SOHO Ustream生中継(日本時間26日深夜2時)
13:00(現地時間)〜NEW YORK/未定
14:00(現地時間)〜NEW YORK/ Battery Park Ustream生中継(日本時間26日深夜4時)
<21:00(現地時間)〜NEW YORK/PIANOS *飛び入りライブ>