阿木燿子・宇崎竜童の黄金コンビが幻の楽曲を提供!

 2008年にシングル「DOLL」でデビューした、4人組ガールズバンド“SCANDAL”。2009年第51回輝く!日本レコード大賞新人賞を受賞し、8月にリリースされた2ndアルバム「TEMPTATOPN BOX」がオリコン初登場3位とヒットを記録したのも記憶に新しい彼女たちが、早くも新曲のシングル「スキャンダルなんかブッ飛ばせ」を10月6日にリリースする事が決定した。

 この楽曲は新しくもどこか懐かしさを感じさせる、新世代ガールズバンドの平成歌謡ロックとなっているが、作詞が阿木燿子・作曲が宇崎竜童の手がけたものという事が判明。阿木燿子・宇崎竜童コンビといえば、山口百恵の「プレイバックPart2」「ロックンロール・ウィドウ」といった70年代歌謡ロックの一時代を築いた日本歌謡ロック界の黄金コンビ。そんな2人が今回、新世代ガールズバンドSCANDALに楽曲提供をした。

 SCANDALが「新世代ガールズバンド」と言われる所以には、ダンス&ヴォーカルスクール仕込みの、バンドスタイルにダンスの要素を取り込んだ彼女達独自のパフォーマンスや、キュートなビジュアルとは裏腹の激しいライブパフォーマンス、また、楽曲には、ガレージロックあり、バラードあり、ポップナンバーありとまさに今までにないガールズバンドとして、現代のエンターテイメントを表現しているところにある。

 今回の楽曲提供の経緯には、阿木燿子とSCANDALが「KOSHI-TANTAN」(6月2日リリースシングル「太陽と君が描くSTORY」カップリングナンバー)で共同作詞をした事がきっかけとなる。2ndアルバム「TEMPTATION BOX」後の新曲で「アルバムで幅を広げられた手応えがあったので、次の新曲はSCANDALにしかできない新しい事をやりたいと考えたときに、『KOSHI-TANTAN』制作の時に本当に勉強させていただいた阿木燿子さん、そして、宇崎竜童さんと一緒に楽曲制作をやらせていただきたいと思いました」というSCANDALからのオファーにより、実現。そしてこの楽曲は、「1970年代当時からあった楽曲」という事が宇崎竜童のコメントにより、分かった。

 宇崎竜童は、「この楽曲は、1970年代当時からあった楽曲でした。歌い手を探し続けて眠ったままになっていた曲でしたが、『KOSHI-TANTAN』で阿木燿子と一緒に楽曲制作をしているSCANDALを見ていて、彼女たちの言ってしまうと、『おもしろければ何でもあり』なスタイルを見ていて、彼女達だったらこの曲を現代に見事甦らせてくれ、平成のJ-POP界にうまく当てはめ表現してくれるのでは、と思い今回、30数年にわたり温めていたこの楽曲を彼女達に提供したいと思いました」と語っている。

◆「スキャンダルなんかブッ飛ばせ」single
2010年10月6日発売
初回生産限定盤A:ESCL3542〜3 1,020(税込)
初回生産限定盤B:ESCL3544〜5 1,020(税込)
初回生産限定盤C:ESCL3546〜7 1,020(税込)
初回仕様/通常盤:ESCL3548 525(税込)