最新アルバムリリース記念、25年ぶりのライブハウスで熱唱!

 6月9日に最新アルバム「予感」をリリースしたばかりの“さだまさし”が、6月14日、アルバムリリースを記念して、東京・原宿のライブハウスにて、150名限定のプレミアムライブイベントを開催した。

 このイベントに参加できたのは、現在、東武百貨店池袋店にて開催されている「さだまさし博覧会2010」(6月15日午後5時まで)にて、CD・グッズを購入した人を対象に行われた「グリーンジャンボさだみくじ」を6月9日〜12までの期間中に引いて、見事「大凶」を引き当てた不幸(?)な150名。「くじに当たってライブに来られるのは当たり前。この際、励ますために運の悪い人を呼んでしまおう!」というさだの思いつきから、今回のイベントは実現した。

 大きな拍手で迎えられたさだは客席を見渡し「不幸な人っていうのはこんなにいるんですね(笑)」とコメント。「『大凶』っていうのは、そこがどん底。後は這い上がるしかないんです。今の日本、政府が救ってくれないから、僕が皆さんを救います!!」と力強く宣言すると、会場からは大きな歓声が巻き起こった。

 この日、ライブの前には、さだ自身が友人を通じて手配したという神主が登場し、ステージ上でお祓いを実施。この日、訪れた人たちは、さだとともに、「禍(わざわい)を転じて福と為す」が実現するよう、祈りを込めていた。

 引き続いて行われたプレミアムライヴでは、実に25年ぶりというライブハウスでのステージに関してさだは、「こんなに緊張することない。25年ぶりですが、ライブハウスは楽しいですね。お客さんの顔がハッキリ見られる距離感がいい」と、満足げな表情を浮かべていた。この日は、名曲「案山子」のほか、ニューアルバムから「静夜思」、「片恋」を含む計4曲を披露。さだの歌声を間近で聴くという滅多にないチャンスに、客席はうっとりと酔いしれていた。

◆「予感」album
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