I Don’t Like Mondays. (#アイドラ) の最新曲「YOROI」が2022年6月20日(月)に配信リリースされた。
TVアニメ『ONE PIECE』の主題歌リリース以降、精力的に活動を続ける彼らにとって2022年第4弾配信シングルとなる今作。週末や束の間の休日にはその身にまとった "鎧" を脱いで、好きな音楽・好きな場所・好きな人と過ごす時間を大切にしようという、まさにI Don?t Like Mondays. (=憂鬱な月曜日) のコンセプトを体現した一曲。そしてそんなひと時こそが "未来へと進んでいく糧に" と前向きなメッセージが込められた、踊るミドルチューンだ。
また、ichiraku studioにより手掛けられたジャケットアートワークは、涙ながらに兜をまとい現代社会で生きる葛藤をレトロコミカルに風刺した一枚に仕上がっている。
<メンバー楽曲コメント>
YU (Vo.) :
社会の荒波に揉まれ、現実を色々と受け入れ始める主人公が自分自身と対話しながら、自分の本当にやりたいことや夢に向かって再起するという楽曲です。色んな事に疲れてしまったなという方に、是非お勧めしたい一曲です。割とサラッとした感じで前向きになれるんじゃないかな。僕もそんな時にこの楽曲を聴くと「だよなー」みたいな感じで元気をもらっています。実は言うところ、この詩にたどり着くまでなかなか納得いくものが出来ずに何度も書き直しを繰り返し、あーもー疲れたなーというところで生まれました。僕としては、日本語で多めの韻を踏む感じのサビを作るのは初めての試みでもあり、なかなか悩ましかったのですが、そのぶん楽曲のスピード感が増したように思います。サビ冒頭の「涙が出るのは多分 未来へ向かう好転反応」というのは、作詞の最後の最後で生まれたのですが、今回の詩の中でも特に気に入っているフレーズになりました。ジャケットアートワークとのリンク感も絶妙なので、そのあたりも楽しんでいただけたらと思います。
CHOJI (Gt.) :
サビ頭の "ドレミファソラシド" という大胆なメロディーを使おうと決めたのは良いものの、そこからがなかなか大変でした。コード進行・リズム・アレンジというところで二転三転と苦しんだ記憶があります (笑)。ハウスの打ち込みに合わせてギターアプローチしよう思い "デュセンバーグ" というアメカジっぽいギターでカッティングを録りました。この楽曲は前もって準備というよりかは、割とその場になって思いついたものを心のままに音にしていきました。イントロで聴こえてくる "都会の雑踏" の音が象徴するように、異なる音同士が行き交いながら、時々絶妙に交わったりする瞬間があったり。よく聴くと細かいところまで楽しめる楽曲になったのかなと思います。というわけで軽快に楽しんじゃってください。
KENJI (Ba.) :
今回はいつもと違う環境で作曲をしてみようということで、YUの家に集まってピアノと歌でサビを作ってからアレンジを広げていきました。サビ頭の駆け上がっていくメロディーが個人的には気に入っています。ベースは90年代に英国で誕生した「Garage house」のサブジャンル「2step」あたりを意識して音作りをしました。このポップスな楽曲とどのように整合性を取っていくかを試行錯誤した末に、こだわり抜いて打ち込んだベースなので、楽しんで聴いていただけたら嬉しいです。
SHUKI (Dr.) :
I Don't Like Mondays.らしいアップテンポなポップスに仕上がりました。軽快に感じてもらえるように力を抜いて作りつつ、ドラムとベースはUK garage (2step) というジャンルを取り入れたりという挑戦もしてみました。個人的にはサビの歌のハモリにこだわり、なかなか高度なメロディーラインで作れたと実感しています。演奏するのも楽しみな大人向けの楽曲になったので、LIVEでもどこでも聴いて楽しんでもらえると嬉しいです。
ニュース提供:エイベックス・グループ