ツアーファイナルに豪華サプライズゲストが多数出演!!

 Dragon Ashが3月からスタートさせたアルバムツアー“Dragon Ash Tour FREEDOM〜新進シャンソン歌手総出演、新春シャンソンショウ〜”のファイナルを行った。

 19公演のラストを飾るのは、本ツアー5回目の東京でのライブとなる渋谷AX。アルバム「FREEDOM」をリリースして始まったツアー、その追加公演となるこの日のライブではアルバムからの楽曲を中心に、本公演では披露されなかった、ファンにおなじみの楽曲や、ツアー用にリアレンジされたなつかしの曲も披露された。

 すがすがしい初夏の渋谷にTシャツやタンクトップ、手にはDragon Ashのハンドタオルを持った“楽しみたい!!”空気満々の約1500人のオーディエンスが終結、会場が暗転して、アルバム「FREEDOM」の「Intro」でライブはスタート。

 そこからは一気に上げの「Freedom」「Desperado」、Kjのお得意「飛び跳ねろ〜」の掛け声に一気に沸点に到達。そして、最初のゲスト、武田真治が登場。アルバム「INDEPENDIENTE」からの「El Alma」でハイブローのサックスが炸裂する。ここからはマッタリモード、久しぶりに披露された「Glory」、夏にぴったりな「Sunset Beach」「静かな日々の階段を」などゆったりしたグルーブに身をゆだねる。

 そして、一転「Velvet Touch」ではプロモーションビデオにも出演した、フリースタイルサッカーユニットMy-Bが登場、トリッキーなサッカープレイを演奏に合わせて披露した。「繋がりSUNSET」ではオーディエンスの合唱も起こった。

 さらに、みんな本当にまっていたファンとバンドの大切な場所、ライブに対する気持ちを歌った曲「百合の咲く場所で」。ギターからハンドマイクに持ち替えたKjがオーディエンスを煽りまくる。今や新たなバンドのライブアンセムになりつつある「Dear Mosh Pit」。スクリーンに写しだされた歌詞を会場全体で熱唱する。「La Bamba」はお祭り騒ぎだ。

 ここでゲストとして、おなじみともいえる盟友S.B.KからSHIGEOそしてSHUNがステージへ。抜群のマイクパフォーマンスで貫禄を見せた。いよいよ架橋に次は、これでかの「Fantasista」で会場の温度は更にアップ、正に酸欠状態でオーディエンスが踊り狂う。

 そして本日最大のサプライズゲスト、持田香織が登場。やたら男くさかったステージが一気に華やかに…。Kjの希望で実現したフィーチャーリング曲「wipe your eyes」を特別な日のために披露した。

 本編のラストはアルバム同様「運命共同体」。ファンにここで再開することを誓って幕を閉じた。アンコール込みで約2時間。笑顔で踊って、最後は泣けるすばらしいライブだった。