BIGMAMAによるロック×クラシックの融合をテーマとした2019年12月18日発売の最新アルバム『Roclassick ~the Last~』のジャケット写真と収録曲、そしてアルバムの中心楽曲となる「誰が為のレクイエム」Music VideoがYouTubeで公開され、アルバムの全貌が徐々に明らかとなっている。
「誰が為のレクイエム」は、クラシックの歴史的代表曲であるヴェルディの『レクイエム「怒りの日」』をモチーフとし、荘厳な幾重もの音の重なりと緻密な旋律が混ざり合ったサウンドアレンジだ。
この重厚で繊細な世界観を、Music Videoでは全編モノクロームの中、正装で佇むBIGMAMAメンバーの演奏に合わせて、無数の音譜が縦横無尽に激しく折り重なる。ロックとクラシックの融合という静と動の両立を、美しく煽情的に表現された映像内容となっている。
公開されたアルバム『Roclassick ~the Last~』の収録曲は、「誰が為のレクイエム」(ヴェルディ『レクイエム「怒りの日」』)「高嶺の花のワルツ」(チャイコフスキー『くるみ割り人形より「花のワルツ」』)「LEMONADE」(モーツァルト『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』)「ワルキューレの非行」(ワーグナー『ワルキューレの騎行』)「TURKEY OUTSIDER」(モーツァルト『トルコ行進曲』)「あなたの声で僕の名を呼んで」(クリスティアン・ペツォールト『メヌエット』)「the Last Song」(ショパン『別れの曲』)。
初回盤には入門用『the Must』盤としてRoclassickのこれまでの代表作7曲がリマスタリングされ収録となる。
誰しもが知っているクラシック音楽の錚々たる名曲達を再構築し、歴史的フレーズをBIGMAMAによって現代のサウンドに甦らせた楽曲ラインナップとなっている。ロックとクラシックの融合で、もはやBIGMAMAの代名詞となったRoclassickシリーズの最終章『Roclassick ~the Last~』の収録曲、原題と比較するだけでも非常に楽しみな内容だ。
また、同時に公開されたジャケットは、イラストレーターの山代エンナさんがアートワークを手掛けており、作品を象徴するキービジュアルとなっている。
今作『Roclassick ~the Last~』を引っ提げて行われるクリスマスライブ「Roclassichristmas」、「Roclassick Tour 2020」、そして恒例の母の日ライブ「Roclassick Tour 2020 -the Last of the Last-」まで、BIGMAMAから目が離せない!
<金井政人(vo,g)コメント>
はて、結局誰のためのレクイエムなのだろう。本当はぶん殴ってやろうかと思ったそこのお前か(殴りません)。人前ではいい格好しながら中身がなくで薄っぺらなあいつか。自分のこと棚に上げてばっかりでもう降ろせなくなってるあの方か。それとも道半ば志半ばで散っていった仲間達か。
とか言っておきながら、結局は不甲斐ない過去の自分か。
ヴェルディの“怒りの日”にのせて、僕のペンは剣よりも強しっていうか今過去最高に切れ味抜群です。何かしらにとどめを刺して決着をつけたいあなたに。
Roclassickこれにて完結。そう胸を張って言い切るために、この曲の存在無くしてあり得なかったと思います。
ニュース提供:ユニバーサルJ