ロックバンドBIGMAMAが、10月17日に『Roclassick tour 2019』と題された東名阪ツアーファイナル公演を渋谷CLUB QUATTROで行った。この日のライブは、ロック×クラシックの融合をテーマとしたBIGMAMAの代表的コンセプトアルバム『Roclassick』シリーズを中心に構成された。
ドヴォルザーク『交響曲第9番"新世界より"』の「荒狂曲"シンセカイ"」 、ベートーヴェン『運命』の「虹を食べたアイリス」、パッヘルベル『カノン』の「計算高いシンデレラ」など、数々のクラシック音楽における歴史的フレーズを融合し、ヴァイオリニストを要するバンドBIGMAMAだから出来る巧みなロックアレンジで作り上げられた代表曲を惜しみも無く演奏。
バンドとして類稀な演奏力と絶妙なアレンジセンスで、ロックとクラシックの融合を成しえたBIGMAMAによる21世紀の音楽発明ともいえる「Roclassick」、数世紀前のメロディをロックマナーで現代に蘇らせ、観客を熱狂の渦へと誘う。
美しくそして激しい熱気に満ち溢れた会場に音色が響き渡る中、新たなサウンドが鳴り響いた、10月18日配信発表された新曲「誰が為のレクイエム」だ。ヴェルディの「怒りの日」をモチーフとした重厚なロック旋律、幾重もの音の重なりは荘厳な世界をフロアに創り出す。これまで産み出されたロックとクラシックの融合「Roclassick」、最新にして最高傑作と言える「誰が為のレクイエム」、唯一無二のロックバンドBIGMAMAだからこそ奏でることが出来る音が、そこにあった。
そして、この新たなテーゼ「誰が為のレクイエム」を含む全7曲が天地創造の如く収録されたアルバム、シリーズ最新にして最終章『Roclassick ~the Last~』の12月18日リリースが発表され、「誰が為のレクイエム」の10月18日からの先行配信と、アルバムティザー映像もYouTubeに公開された。
ロックとクラシックの融合という革新性を追求して来たBIGMAMAによる最新発明作品『Roclassick ~the Last~』だが、収録される全体像はベールに包まれ、ただ1曲「誰が為のレクイエム」が、象徴的な存在として我々の目前に現れた。気になるアルバム全貌は、今後の情報解禁に期待しよう。また、先行配信曲も含め、今作のジャケットではイラストレーターの山代エンナさんがアートワークを手掛けている。
今回の東名阪ツアーに続き、アルバムを引っ提げたツアー『Roclassick Tour 2020』や、『Roclassichristmas』『Roclassick Tour 2020 -the Last of the Last-』が、立て続けに発表された。是非こちらもチェックしてみよう。
ニュース提供:ユニバーサルJ