岩木山

しんしんと雪が 津軽は北のはて
しばれる この身を 三味の音(ね)と
歩いて人生 五十年
あぁ…見ててくれたか 岩木山
流した涙は 忘れたが
忘れない…人の心の温かさ
流れて 流れて 生きてきた

故郷のみじかい 春に花薫る
津軽 恋しい 鳥の声
見えぬこの目の 友(つえ)だった
あぁ…見ててくれたか 岩木山
流した涙は 忘れたが
忘れない…三味の音色に励まされ
流れて 流れて 生きてきた
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