ガイ・イズ・ア・ガイ

私のママが言いました
男はみんな狼よ
だから おもてでは知らぬ人に
お口を聞いてはいけませんよ

言われた通り おとなしく
わき目もふらずに歩いてみた
だけどなんとなく つまらないの
すてきなお方がいないかしら

いつも通りで
ちらり見てみると
うしろにあの人が
そらごらん ついてくる

いつでもママはしかるけれど
不思議に胸がときめくの
だって 無理ですわ私だって
アバンチュールを楽しみたい

ある日の午後のことでした
ひとりでウインド・ショッピング
するとうしろから背の高い
素敵な男が声をかける

“おじょうさん おひまですか?
よければ お茶でも
ほんの5分くらいで
かまわないから つき合って”

せっかくの 恋のチャンス
ムザムザ逃がす手はないわ
だけど あの恐いママの顔が
私の前をチラつくの

いつでもこんな私だけど
いつかは素敵な恋人を
きっと 見つけるわ私だって
夢みる年頃16よ
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