青春のヴィジョン

何ひとつ守るべきものは無いと感じる
ひとりの凍えそうな夜には
見知らぬ町の夜景がひろがる
ホテルの開かぬ窓 こわしたくなる
スポットライトに手をかざしながら
ここまで来たけど
夢見たはずの明日は
ただ今日になるだけ
僕はどこへ行こうとしてたんだ
疲れ果てた でもまだ眠れない
もうこれ以上 走れないよ
そう叫びながら −走り続けてる

心の中に描いた僕の人生へのヴィジョン
片手でかばながら今日も
時には道化師 時には優しい男を
演じる まるでゲームのように
悲しみを ふりほどこうと
夜の町 飛び出せば
過ぎた日々 買い戻そうと
さまよう人と すれ違う
僕は何を欲しがってるんだ
手にしたもの 日毎 色あせてく
もうこれ以上 走れないよ
そう叫びながら −走り続けてる
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