輝ける場所

繰り返す日々は変わり映えなく 苛立ちさえも相変わらずに思えた
去年の今頃何をしていただろう 少しは何か変えれただろうか

過去が増えていく度 未来は減っていくけれど
そのスピードの早さに 追いつけずに焦ってばかりで

駆け抜ける日は 迷いの中で 痛みを抱き 心満たされぬまま
見えなくても 走り続けていく その先にある 本当の願い

新しい服を着る時には汚さないように シワにならないように
だけど それさえ汚れていく 「新しい」はたぶん続かないだろう

幼き日に覚えた 優しさや厳しさのような
人の支えになり 力になる 詩を歌いたい

僕等の前に広がるのは 無限の可能性 それとも無限の迷い
この闇への入り口があるなら きっと出口もそこにある

この世界でたぶん一つだけ 心の中を覗ける「自分」という場所
弱い自分と向き合っていく 疑いながら 信じていく

駆け抜ける日は 迷いの中で 痛みを抱き 心満たされぬまま
求め続け 走り続けていく その先にある 輝ける場所へ
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