秋桜の風に吹かれて

愛が終わった この町で
生きて行くのは つらいから
秋桜の 風に吹かれて
ひとりの旅に 出るのです
捨てるつもりの 想い出を
詰めた鞄を 道連れに…

どんな花より 私には
こころ和ます 花だから
秋桜の 道を見付けて
あてなく歩く つもりです
みれん涙が こぼれたら
露のしずくの せいにして…

恋の破片で 傷付いた
胸の痛みが 消えるまで
秋桜の 風に吹かれて
私の旅は 続きます
元の笑顔が 戻る日は
きっと時間が かかるけど…
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