国府宮はだか祭

尾張の空から 天下にひびけと
勇壮絵巻は 追儺の厄まつり
一生一度の 大厄落とし
裸と裸を ぶっつけて
若さを競う これぞ国府宮 はだか祭

ふんどし一本 男をひきしめ
儺追の笹には 祈願の儺追布
清めの水さえ 炎ともえて
境内せましと 飛びちがう
男の火花 これぞ国府宮 はだか祭

今日から新たに 始まる人生
祝ってとびこむ 祭りの神男
大厄払って 明日をめざす
裸と裸の 波間から
希望も芽ぶく これぞ国府宮 はだか祭
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