Untitle

アラームの音 止めたまま
遅れた朝 まだ目が覚めない
おんなじシャツを選びなおして
鏡にまで嗤われる
仕事へ向かう坂道
街はなにも変わらない
花が咲く音 聴こえるくらい
人の声も 空気のようさ

抱きしめて あたためて
ふれあっていたものはなに
幸せなんて想い出にできない
君だけを愛してた
僕の心はタイトルがない

ポストに届くDMは
君の名前ばかりだね
僕の知らない君もいたこと
今までそう気づかなかった

どんな服 どんな場所
そんな歌 好きだったのか
何度も君に 問いかけてしまうよ
僕たちの心から
生まれた場面は 途切れたまま
抱きしめて あたためて
ふれあっていたものはなに
幸せなんて想い出にできない
君だけを愛してた
僕の心はタイトルがないから
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