女みれん

呑めば今夜も 度を越すお酒
知っていながら またすがる
分ってよ 分ってよ
女のみれん
路地にこぼれて 灯りにとける
思い直して もういちど
帰って… あなた

あんな男と 強がりながら
指に落した ひとしずく
叱ってよ 叱ってよ
女の弱さ
窓に吐息が 切なくからむ
夢と一緒に もういちど
帰って… あなた

ひとり枕を 抱き寝のお酒
肌も心も 風をひく
信じてよ 信じてよ
女のいちず
百に一つの 望みに生きる
だからお願い もういちど
帰って… あなた
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