残酷ね 簡単に返すその掌
ありのまま そのままでいいと 言ったのは誰?

残念ね 一度芽を出せばやり直せない
枯れ果てた期待 音もなく 無情に落ちる

どうせあなたもでしょ?
触れた途端 手放すんでしょ?

まるで解けない呪いのように
何度削いでも気付けば
生い立つ棘 また誰かを傷付ける

何を憎んだらいいかなんて
何度聞いても答えを
差してる指 いつもこちら向けられ

嘘つきね 揃いも揃って 誰も彼も
その言葉 信じていたのが あぁ 馬鹿みたい

あればあるで毛嫌い
無いならつまらないと
不満ばかりで

誰だ 個性が大事だなんて
言い出したのは それなら
生い立つ棘 これさえも ねぇ 認めてよ

何を信じればいいかなんて
何度聞いても答えを
差してる指 いつもこちら向けられて

棘のないものなんて
薔薇とは呼べないでしょ?
そうだと言って

まるで解けない呪いのように
何度削いでも気付けば
生い立つ棘 また誰かを傷付ける

でもね それでも願ってしまう
何度見切れど気付けば
握った痛み それさえも愛して...と
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