キトアイラク

喜怒哀楽の 怒をとれば
喜と哀楽に なりにける
そう怒りなんざは
この世から 消えろ

人の心に 咲いてる花を
愛でる人ありゃ 踏む人も
そんな輩(やから)に 怒り拳(こぶし)を
上げて争う 世の中だ

その手 おろせ
そして 抱き合えよ
互いの心に 花が咲くだろう

全ての人に 喜びを
そして時には 哀しみが
でも怒りはするな 呑まれるな
楽があるから 苦しみも
それが人生 対になる
そう憎む心に 咲く花はないさ

怒鳴り声とか 回り回って
いつか自分に 帰るもの
眉間の皺(しわ)も 同じ皺なら
破顔一笑 笑い皺

怒号 怒髪 怒(ど)には
ドスがある
どがついていいのは あの歌だけさ

喜怒哀楽の 怒をとれば
喜と哀楽に なりにける
そう怒りなんざに 用はない
一夜一夜に人見頃
花も嵐の人生だ
さぁすべてその手に 抱きしめて生きろ

その手 おろせ
そして 抱き合えよ
互いの心に 花が咲くだろう

全ての人に 喜びを
そして時には 哀しみが
でも怒りはするな 呑まれるな
楽があるから 苦しみも
それが人生 対になる
そう憎む心に 咲く花は
憎む心に 咲く花は
憎む心に 咲く花は ないさ
×