灯台

逢いたいひとに 逢えないつらさ
おれには続く 旅がある
船が岸壁 はなれたら
雨も嵐も 波間も越える
夢は果てなく 遠いから
灯台あかり 照らしておくれ

朝日が映える 夕日が燃える
大海原と あの砂丘
人にかつがれ 世の中を
生きるからには 苦労を花に
きっと咲かせて みたいから
灯台あかり 照らしておくれ

海原はるか 乗り越えたとき
まだ見ぬおれに 出会うだろう
一度しかない 人生の
生きた証は 我慢のこころ
おれの旅路の 終わりまで
灯台あかり 照らしておくれ
×