君の脊髄が踊る頃に

狂い始めたブリキの蝶は
羽を広げて輪廻を飛び出す

いのちを恥じなさい
神様の言う通りに
いのちを嗅ぎなさい
満月に引き裂いて

2人憐れな蝶々は最低な夜を探したんだろう

“果てまで堕ちて行ける”
僕の世界よ 君が望んだんだろう?
“誰かがまた嘘を吐いてる”
治せぬ傷に飛沫が飛び散った
この世界で

取り残された手負いの山羊は
夢を携え輪廻を悔い出す

いのちをやめなさい
神様の言う通りに
いのちはやめれない
三日月が歌うリコール
「既に夢は死んでいる」

“果てまで堕ちて行ける”
僕の世界よ 君が選んだんだろう?
“誰かがまた嘘を吐いてる”
増えてく傷に飛沫は理由を問う
この世界で

永劫の愛が言う
「僕を失くして」

1人憐れな蜘蛛は自壊と悲鳴を引き摺るんだろう

“未来よ” 果てまで堕ちて行こう
怯えるままにいつかの夢を見よう
世界がまた嘘を吐いても
汚れた夜に暗闇を渡ろう
2人だけで
生きてる理由が壊れても
嘘でも君が血で踊るなら
僕も生きよう その世界で
×