去年の夏

海沿いに歩いた日 聞こえたピアノは
とぎれとぎれの微(かす)かなメロディ

叱られて泣き顔の 小さな坊やが
きっと何度も弾いていたの

海はどこまでも 深く青くて
空と交わって 境い目がない
僕と君の糸が 切れた夏

つまずいた空かんで 君は足を切り
痛さ隠して最後の笑顔

砂に寝ころべば 突き刺す日差し
二人別々の明日があった
僕と君の糸が 切れた夏
僕と君の糸が 切れた夏
×